代官山で器や生活雑貨を扱うアレゴリーホームツールズと母体の株式会社アレゴリーにまつわるいろいろをプレス兼水曜日当番が気まぐれに綴る裏業務日誌。

有田から

10月に訪ねた有田にてオーダーした器が到着しました

うっきうきで紹介します

心情的には「うきうき」の更に上をいく
「うっきうき」を使っているあたり
私の高めテンションをお察し頂けたらと

紹介しきれていなかった旅日誌の有田編も絡ませつつ、で

おもむろに風景から

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ここは有田にある泉山磁石場

有田焼の原料になる陶石が採れます

中央付近、土肌がむき出しになっている所が
山を切り崩して陶石を採掘していた跡(現在は休鉱中)

江戸時代初期の1616年(元和2年)
朝鮮人陶工・李参平により発見され
日本で初めての陶磁器が誕生した、という歴史ある場所

有田焼、発祥の地といっても良いのかと

骨董好きにはたまらない、
いわゆる古伊万里、初期伊万里と呼ばれる多くも
ここ泉山の土で作られているそうです

と、お勉強の後に向かったのは
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大日窯さん

創業から50年以上
土から絵付けまでを4人で行う窯元です

工房を見学させて頂いた後
作品を見せてもらうなり、もうため息
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良すぎた
ごく控えめに言っても最高でした

土の色、絵付けのセンス、呉須の色味
初期伊万里に通じるような温かみのある図柄

見れば見るほどにじんわり欲しくなる

ロックオンされ動けなくなる者、一名(私)
やばい、超いい、の2word 連呼の者、一名(店主)

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このお皿は先程見学した泉山の土で作られています

休鉱中で原料が手に入りにくいうえ
成型、焼成時に割れなども生じやすく扱いが難しい土とのこと

ここ有田でも今では
泉山の土を使った焼物は少なくなってきている中

の、敢えてのこの土

私は土の良し悪しを語れるほどの経験はありませんが
それでも、手に持った時に感じた「なんかすごく良いぞ」という感覚だけは強烈に覚えているのです

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ちなみに

右側のもこもことした図柄が描かれているお皿
ひと目見てすっかり心を持っていかれたのですが

Allegoryで扱うのはどう?普段使いの域を出るかな?と
要・検討な雲行きでした

けれども気に入りすぎてこの前から動かず
というか動けず

仕入れないのなら今ここで買おうかと
珍しくうだうだと悩んでいた私


(うだうだ)

チラッ(店主を見る)


(うだうだ)

ちらちらっ(再び、見る)


「・・いきましょう(俺だって本当は欲しい)」

と、店主の男気が光った一枚がこちらになります


独特の淡い色合いは合成の呉須ではなく
天然黄土とコバルトの大日窯自家製調合の呉須を使用したもの

泉山の土がもつ柔らかな白磁に
これまた淡い呉須と赤絵が映える

ちなみに、釉薬も全て天然の素材を用いた自家製

より天然原料にこだわって作られることで
初期伊万里を感じさせるのだそうです

なんともいえない色
実物はこの200倍は素敵なので鼻血注意です


こんなそば猪口も
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年越し蕎麦をこれで頂くとか

想像しただけで粋
粋以外の何者でもない

ある意味ご褒美
大人だけのお愉しみ的な商品かもしれません

なので、入荷もごく少数

作るのに大変な手間と労力がかかる為
一度に沢山作れる数もごくわずかなのです

お正月を迎える前に
今年一年のご褒美に

そんな気持ちでオーダーしてきました

個人的に、これをお店で扱えるというのが既に
私の今年一年のご褒美なんではないかと

そんな気持ちですらあります

最後に工房に飾られたこちらを

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岸田君のお墨付きも添えておきます

裏日誌でもたまにくるりの曲を引用したりしてましたが
思いがけずに有田で遭遇した爪痕に
さずが岸田くん、と勝手に信用を深めたのでした


年の瀬に、良いうつわが入荷しました
魂のこもった仕事を沢山の方に見ていただきたいです

それではまた来週!
プレスかとう

 

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フランスの蚤の市から

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フランスで買い付けてきた古い物

メンテナンスをしつつ準備をしていましたが
少しづつお店に並べています

今回は代官山本店と立川LIMITED店
2店舗にて展開します

こちら、ひと足先にお店に出している立川店の様子
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見に行った店主によると

「超いい感じで並んでた」らしい

店頭の写真をいくつか撮って欲しいと
幸太くん(a.k.a アレゴリー貴重な男手)に頼んだら

思いのほか沢山の画像が来ました
ありがとう幸太くん(業務連絡)

上の2枚だけでしれっと済ますには心が痛むので

コラージュしてみた
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調味料が入っていた缶は
ペン立てやカトラリー入れに

レリーフの細やかなトレーにはアクセサリーを

程度の良いカップソーサーは
深いグリーンが現行品には無い雰囲気かなと

木のフレームは立川の店長からのリクエスト
店長の顔を浮かべながら集めてきました

全ては紹介しきれませんが
続きは店頭にて

お次は本店

今日のTOP画像は
本店で展開する「鳥もの」

看板鳥がインコですからね

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プレイスマットやチョコレート型、ペーパーナイフなど


「鳥・・・鳥はおらんかね・・・」と

ぶつぶつ呟きながらマーケットを回っていたアジア人女性は私です


あとはこんなタイルモザイクの鍋敷きとか

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こういうの一つ混ぜると
食卓が華やかに、且つぐっとこなれた感じになるので

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スタック鍋乗せても良い感じ

本店の店長からのリクエストだった
シュガーポットも素敵なのがありました

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綺麗なクリスタルに銀の蓋
スプーンも付属して程度も良好です

状態からすると倍ぐらいの値段で出しても良いかな・・と
思わないでもないですが、ちゃんとアレゴリー価格にて


あとは恒例の「小さいシリーズ」
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小さいナイフ、小さいベル、小さいガラスのカップ・・

特にベルの小ささよ

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ライターが超巨大なのではありません
ベルはかとうの中指の関節一つ分くらいです

でもちゃんといい音鳴る


小さすぎて店の中で行方不明にならないだろうか
それだけが心配

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朝の7時頃から並ぶマーケット

眩しい朝日とキリっと冷たい空気の中で掘り出し物を探します

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こんなに沢山あっても

状態、デザイン、価格
全てのバランスが取れた物はそう多くないのです

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ガイドブックに載っているようなマーケットではなく
ここはローカルな人の集まる場所なので
見渡す限り日本人は私だけ

「よくこんなとこ来たね・・」と言われながら買い付けは進む

疲れた時はパンです
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街角のパン屋のクロワッサン
もはや神がかって美味しい

歩き回って疲れた身体に染み渡るバターと小麦の底力よ

そして何気なく買い物に来たムッシュー

ボーダーのバスクシャツにデニム、手にはカゴ
これでバゲット買いに来るなんて

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ほ、ほんとうに居るのね
妄想の中のパリジャンは居るのね

と、心の中で静かに歓喜したのでした

地味に細々と続いている海外買い付けシリーズ
続けているのには意味があります

商品名を入れたらネットで大概の物が手に入る時代
もちろん便利で私も大いに恩恵を受けているのですが

決して分かりやすい場所でもないこのお店に
わざわざ足を運んで下さる方に、ネットで探せない何かを、と

新しい物と古い物を組み合わせる自由を
味わってもらえたらな、と

遠い地で、誰かの手の中で
大切に使われてきた物が海を渡り東京へ

時間を経てきた物だけが持つ独特の空気

使い込まれた形跡、擦れや傷
それを補って余りある佇まい

蚤の市でお気に入りを探す喜びを
少しでも味わって頂けたらこれ幸い

どうか良い出会いがありますように


それではまた来週!

プレスかとう













 

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ディープ !!波佐見/後編

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引き続き、波佐見

先週は「案山子の写真が多すぎます」と
店主に叱られ(あれでも省いたのに)

波佐見は長崎県なのに、
なぜか佐賀県を連呼し御指摘を受けるなど(修正済)

わかって頂きたいのは全て
ディープな波佐見を少しでも伝えたい気持ちゆえ

今日は真面目に書きます
いえ前回も超真面目に書いてました

そんなわけで、いざ後編

少し前から展開している一輪挿しのシリーズ
こちらも波佐見焼
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Beaker + Frasco
で、ビカスコ

釉薬のグラデーションの美しさと
実験器具のようなフォルムの面白さ

あと名前つけた方のセンスにリスペクト

このビカスコを作っている窯元さんへもお邪魔しました
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奥のほうに見えるのが、まだ本焼成前のビカスコ
これに釉薬を掛けて焼くと製品になります

型を作る人、生地を作る人、釉薬をかける人
ひとつ一輪挿しにはたくさんの手がかかっていて

お店で扱う商品が、どんな場所でどんな風に
どんな方々の手によって作られているか
これが知りたくて、いつも産地へ向かっています

アレゴリーで扱う商品は

いつもの暮らしに馴染み、無理なく買えるお値段で
というのがモットーなので

良いけど、ちょっと高いなァ・・という物は
けっこうシビアな目線で不採用になります

これいいじゃん!
値段もいいじゃん!!

超いいじゃん!!

とならないと、なかなか店頭にたどり着かない

オープンして7年ですが
その辺は頑固に変らない気がします

その代り、扱うと決めた商品については
できるだけ理解を深めてしっかり売っていきたい

ゆえの出張、旅日誌なのであります

真面目か

たまにはまじめに書かないと
てな感じで

小さく、家族で運営されているような窯元から
大きな工場を持つ窯元まで

それぞれの特性や得意分野を聞きながら回ること4社


並ぶ道具に惹きつけられたり
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広大な工場にときめいたりしながら
時間は過ぎていきます


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窯元を回りながら、気になる商品のチェックも欠かさず

出して頂いたコーヒーのうつわが気になって
その場でオーダーを

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向うから撮影しているのは
先週も登場の小柳さん

色々な配色があるマグのシリーズも
これからお店に並ぶ予定です

この他にも買い付けや別注の相談もしてミッション終了

小柳さんのご好意で、やきものの里へ
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古代から現代までの色々な窯12基が再現された公園
うつわマニアにはたまらない(かもしれない)場所です

見晴らし良い高台に広がるジブリのような世界に
思わず写真を撮る弊社代表

旅日誌に誰に頼まれるでもなく付いてくる集合写真
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広大な風景を背中に、、、と引きすぎました
そして肝心な時にいつもピンの甘い私の愛機GR

左に写っているのが、この日まるっと我々を案内してくれた
小柳さん。男前を写しきれなかった自分の腕前に歯軋り。

日も暮れて来た所で、そろそろ波佐見編はフィナーレに


・・と見せかけて本日のデイープ波佐見


先週紹介した冊子「ディープ!!波佐見町」
もちろん出発前に熟読して行った訳ですが


面白すぎる

FACEBOOKでつながらなくてもだいたい知り合い

これもしかして「悪そうなやつはだいたい友達」
を超えるパンチラインなのではないかと

そしてこれ

小柳さんも


「ほんとに至るとこに落ちてますよ」

「あと雨が降ると出土します」

出土!!

じわじわ来る



本当に普通にハマ(底の部分)などが落ちているのでした

大げさでなく、DEEP波佐見

堪能しつつ、良い出会いもありつつ
実り多い出張となりました

実は、この後には翌日のリアル有田編がまた続くのですが
これにて一旦完結

入荷している波佐見焼はおかげさまで好評につき

本店だけでなく、川崎店と立川店でも展開しておりますので
そちらもよろしくどうぞ

それではまた来週!

プレスかとう

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ディープ !!波佐見/前編

佐賀空港を出るとそこには広大な平野

見渡す限りの空と田園風景に車を走らせ
店主と波佐見・有田に出張へ

波佐見焼

長崎県波佐見町が発祥の磁器

アレゴリーでもオープンから
こつこつ展開していましたが、最近特に人気が高め

ひと足先に入荷した波佐見焼のうつわ達も早速人気な様で

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特徴的な形のプレート
丸型は無く全て長方形なのが男前

中間色+白と黒
表情のある釉薬

こういうスモーキーなトーン
今まであまり扱っていなかったかも

取っ手のない湯のみのようなマグは
アレゴリーの別注で作っていただきました

ふふふ、別注ですの

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マグカップから取っ手だけを外したもの

例えると、お寿司屋さんでお茶飲むような寸胴のあれ
でも寿司ネタが書いてないやつ・・

以前からそんなのを置きたかったのですが
なかなかこれぞ!が無く

通常付いている取っ手を外して頂くことで
ようやく理想的な「あのマグ」発売と相成りました

私はグレーを
カーキのようにも見える渋い色
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そりゃ勿論シリーズで揃える


気に入った物はきちんとラインで使ってみる派

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朝食に抜群

湯呑的なマグも非常に調子良し
スタッキング出来るのもまた愛し

かとうの自腹でドン、はさておき
話を波佐見へ戻します

何やら素敵なスペースにて店主が打ち合わせを

背中は今回波佐見を案内してくれた
アイユーの小柳さん

築100年を経過している建物を生かした
ショールームのロフトにて何やら楽しそうな密談が

こちらの詳細はまた追って

さて旅日誌といえばのB級グルメ的昼食
今回は私が密かに(そして勝手に)食べる気満々だったこちら

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トルコライス
もちろんお皿は波佐見焼

ご飯の面積がかとうの顔くらい
炭水化物+肉の逞しいプレート食

気になる方はこちらどうぞトルコライスwiki 

おなかも満たされた一行、いざ工場へ・・
の様子は来週の後編でご紹介するとして

噂のディープな波佐見について少々

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車を走らせていると目に飛び込んで来る案山子(かかし)


コメッシ...


「かかしフェスティバルがあるんですよー」

さらり説明してくれる小柳さん


かかしフェスティバル・・・

シュール

シュールしかない

かかしに遭遇する度
そっと車の速度を落としてくれる小柳さん

優しさしかない
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これ夜に一人で見たら悲鳴上げるやつ

もちろん案山子
DEEP

そして連れられて行ったのは、棚田
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美しや

おぉー・・と感嘆の声を上げて眺める我々に


小柳さんが一言
「次の棚田サミットはここで開催なんですよ」


棚田・・サミット・・
コンテンツが豊富すぎる波佐見町

これでした http://www.yukidaruma.or.jp/tanada/


ふと目線を落とすと
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ここにも案山子を確認

抜かりなし

DEEPなループです

だってこんな冊子作ってるんだもん

旅のガイドブックの一歩内側をゆく・・って

これを波佐見町が発行してるあたり深い
デイープ名乗るだけある

控えめに言っても超面白いです

どう面白いかは来週詳しく
どうしても中身が気になる方は、少量ですがお店にご用意しています

デイープ波佐見・前編はこの辺で
また来週!

プレスかとう

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硝子を学びに・前編

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「ガラスはね、流動体なんですよ」


こんな会話で始まったアレゴリーの硝子見学

久しぶりの旅はショートトリップ
というか都内。not 旅

これまでも、陶器やタオル、金属にコーヒーなど
お店で扱う様々な素材や製品について学ぶ為
各方面へ出かけて来た私ですが、硝子はお初

知ってそうで知らない、知らなそうで勿論知らない
DEEPな硝子の世界へいざ行かん

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今度新しく取り扱いが始まる美しい多面体のグラス

こちらを手掛ける吉沼硝子さんにお願いして
硝子を学びに江戸川区へ

ご挨拶も早々に、のっけから「流動体」

一見すると固体のようであるが
硝子という状態は実はものすごくゆっくりと
でも確実に動いて(変化して)いるらしい、というお話

初耳。いえ、初耳というより
そういう認識をしていませんでした
固形と思いますよね、なんとなく

あと、その話になった途端に
店主が「そうそう、流動体なんすよね!!」
と急に前のめりになり、それにも軽く驚く私
ナショナルジオグラフィック的探究心半端無い

隠しきれない少年の心を持つ弊社代表を横目に
ガラスの勉強は続きます

少年の心、そしてガラスとくれば
私の脳内BGMはこれ一択、KinkiKidsで「硝子の少年」

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はい、これは制作過程で出たガラスの破片

再び溶炉で溶かし「種」と呼ばれる状態になりリサイクルされます

確かに高熱で溶かして形作るのだから
流動体と言われれば納得がいく

ずっと同じように見えるガラスのコップも
実は目に見えないところで少しづつ変化しているということ

「暫く使わないでいるとガラスのコップが曇ることがあるでしょう?」

と言われて激しく納得

あれは経年によって、ガラス原料の中のソーダが表出して起きる現象なのだそうです

ただし、目に見えて形が変わるというような事はなく
100年、1000年という時間をかけてほんの少し、変化するという程度

人類であるところの私たちには到底目にすることが出来そうにない、遥かなお話なのでした

さてこの日、9月に入ったとはいえ残暑の残るある金曜日
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ここは職人の皆さんが所狭しと仕事するガラス工場

1400℃の溶炉の周りは
一言で表すと「暑」そのままです

燃料は24時間燃え続け、夜の間はガラスを溶かすため
更に1500℃まで温度が上がります

その火の加減をする「蒔入れ」という存在を知り
なんだか痺れる

温度管理にも職人技が光るのかと、私のメモには興奮気味な「マキイレ!」との記載が

吹いて形作ったり、切り子に模様を入れる以外にも
様々な人が関わってガラスが作られている

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腰をかがめて溶炉の中から種を取り出す人
それを受け取って、吹く人

それぞれに担当があり、分業制で黙々と制作されていきます

私はこの日、初めてガラスを吹くところを見たのですが
想像していたよりも実にそっと繊細な按配で皆さん硝子を吹くのでした

、、、と

書いていたら見学した日の興奮がどんどん蘇ってきてしまい
自分でも引く程の長文に・・

いつも記事をアップしている水曜日を超えて
日付が変わってしまいました

という訳で、硝子を学ぶ・前編はここまで
後編につづく

それではまた来週!
プレスかとう

 

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Coming Soon・・・
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先週の水曜当番をお休みし、行ってきました愛媛県

写真は松山空港にそびえていた砥部焼きのタワー
(の、ようなもの)

松山といえば砥部焼、そしてアレゴリーではテッパン人気の
タオルの産地、今治があるのです

今回の旅は、欲張ってその両方の産地めぐりや
工場見学、窯元訪問をしようというもの

弊社代表(兼 全日程運転手)
弊社プレス(兼 ずっと助手席に乗ってる人)

上記2名にて行ってまいりました

初日はまず、空港から車を走らせることおよそ1時間半

タオルと言えばMade in Imabari の今治へ

ここでは、タオルの糸の段階からの製造工程や
精錬、染色の様子までみっちり見学

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工場入口の巨大な糸巻きを前に1枚

後姿からして既に
「なーるーほーどー!」な気配を出している弊社代表(右)

と、この日付っきりで案内してくださった近藤さん(左)

タオルに関しては
また日を改めてじっくりご紹介する予定です

理由は2つ

ここで過ごした時間が濃密過ぎて、
ちょっとまだまとめきれないのがひとつ

今お店で展開している商品内容を改めて見直し
新規投入を検討しているタオルを絶賛お試し中なのが、もうひとつ

上記が整い次第、ブログでご紹介したいと思います

ちなみにアレゴリーで扱っているタオルは
2015年1月現在、全て今治産ですYo

今治タオルに関しては、過去のエントリー
タオルをめぐる冒険 でも書いているのでどうぞ

そんなタオルとみっちり向き合った初日を終えて
2日目、砥部焼の産地である砥部町へ

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砥部焼伝統産業会館

なんとなく、なんとなーくですが
こういう公営の資料館的な場所って正直、結構退屈だったりしませんか

ふーん、ってさくっと一周して終了、的な

この伝統産業会館はちょっと違う

砥部焼きの歴史にはじまり全窯元の代表作の展示や
さらには砥部焼にとどまらず、全国各地の焼き物を実に分かりやすく解説まで

スタッフを連れて研修に来たい・・とつぶやく店主
同感です。ほんとうにわかりやすいんだもの

こんなに充実した展示で大人300円
CPの高さたるや!!

砥部町に行かれたら是非、是非に

店主も私もすっかり虜になってしまった ヴィンテージの砥部焼

「伊予ボウル」という名前も含めて
かなり心を持っていかれたお品がこちらになります

正直欲しい、集めたい・・
でも手を出したら危険な予感しかないのでぐっと我慢

こんな骨董も混ぜたテーブルスタイリングが似合う大人を目指したい

で、砥部焼って何なのよ、という方はこちらを
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久しぶりの加藤の足元パトロール
松山出張はアディダスのスタンスミスでございました

いや砥部焼でしたね。上記に補足すると

約230年の歴史を持ち、昭和51年に国の伝統的工芸品に、
平成17年に愛媛県の無形文化財に指定された歴史ある焼き物なのです

ざっくりいうと、白地に青(呉須と言います)で
手描きの図案で描かれたもの





こんなのが代表的

お隣の香川県、いやうどん県でブレイク中の
讃岐うどんのどんぶりも砥部焼が多いそうです

そんな砥部焼の伝統を受継ぎつつ
新しい作風で作陶されている窯元さんへ

はい、ここから今日のハイライト

ばん!
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ばばん!!

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ばばばばん!!!!

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って、最後のはなんか普通でした・・


逆光につつまれる代表
「俺のシャツのシワが目立たないよう撮ってよ」

なかなか難しい注文をつけます

無理でしたシワ写ってたごめん・・

日々うつわに囲まれて仕事をしている筈の我々も
「欲しー!欲しー!!」とはしゃいだ品々

がつんと、がつんとオーダーして参りました
早ければ2月中には入荷が始まるかと

こちらもお店に並んだ段階で改めてご紹介しますね

乞うご期待、カミングスーーーーン

新年一発目の旅日誌
なんだかダイジェストみたいな内容になりました

そして、会社のHPでも告知していますが
今年も始まりました、ecute品川!

品川に続き今年の春は、
ecute立川(再び!)池袋パルコ、福岡と限定SHOPが続きます

今回買い付けた商品も勿論限定ショップにも並びます
沢山の方に見て頂けますように!

さて最後に個人的なお知らせ

来週の水曜28日は出張の為、加藤はお店番をお休みします
先週に引き続き、不在がちな1月ですがお許しを・・

お店は通常通り絶賛営業しております
品川へ代官山へ、是非お立ち寄りを

留守の代わりに、わくわくするような何かを探してきますのでお楽しみに!

それではまた、再来週に
プレスかとう
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まだまだ続くよ旅日誌/新潟・怒涛の物欲 完結編
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この一月ほど続けて書いてきた旅日誌

まだ書くの?
答えはYES、まだ書きます
予定では本日大団円を迎えるそうで

さて、我々が市内に滞在したこの日、スタッフの方曰く

「今年一番の寒気が来ています」とのこと
「昨日まで温かかったんですけどね・・」とも

青森+宮城の東北コンビ、寒波を連れて新潟へ
心配は御無用、寒さへの耐性は相当高いと自負しています

という訳でTOPの写真はホテルから見えた万代の橋
曇り空と橋と外灯と、なんとなく昨年訪れたロンドンを思い出したのでした


からのいきなりヒッコリーさんの2F全貌

企画展をしたり、作り手の方のワークショップをやったり
多目的なスペースになっているそうで

ここでは主に

アレゴリーもここに出張SHOPなんかやりたいねぇ・・と
胸がわくわくしどうしよう、なお話をしたり(全く未定ですが)

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おもむろに集合写真を撮ったりしました

私だけ表情が硬いのは
タイマーをセットしたのち、走って参加している為

陽の当たる気持ちの良い空間でした
いつかここにまた来たいな、と思いつつ再び1F へ


店主、何か仕事用の撮影をしているのかな・・と思いきや

「いや、可愛いから嫁に写メを・・」
完全にプライベートモード

NO!!まだ仕事!!
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店主サンプルを説明

そうです、そうそう

色々なオリジナルアイテムを手がけているヒッコリーさんに
アレゴリーから提案できそうなサンプルを運んできていたのでした

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そうそう、その調子です店主

やべぇ、浮かれて仕事忘れるとこだった・・と
小さく呟いたのを私はちゃんと聞いていました

お店に入った瞬間から
油断すると個人的なお買い物モードに入りかけた我々

互いに牽制しつつ、かろうじて
「これは出張である」という薄い緊張感を保っていました

でもこの打ち合わせを無事に終えて晴れて解禁
この後ようやくお買い物タイムへ

中でも一番悩んだのが、新潟の加茂で作られている
オーガニックコットンのカットソーブランドG.F.G.S

無地や色々な配色のボーダー
襟元もクルーネック、ボートネック、Vネックなど

どれもいいでしょそうでしょう・・と静かにでも確実に訴えかけてくる
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悩んだ末、店主は左のネイビーのボートネック
私は右のグレーのクルーネックに落ち着く

久しぶりにあんなに悩みました
そのくらいどれも魅力的だったのです

ちなみに横にある小さな雑誌は
こちらのブランドが発行しているZINE
こういうインディペントな発行物が大好きな私
興奮、そしてもちろん即購入(バックナンバー含む)

その後も、スタッフのお土産に
家族のお土産に自分のお土産に・・

なんぼほど買うねん!と
身に覚えの無い関西弁で己に突っ込みたい買いっぷり
 
店を去る時の店主
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手元アップ




買うよねー
珍しく店主も色々お買い物してました

普段小売業に関わっているので
正直なかなかここまでお買い物を楽しむ!という事が少ない我々

でもここにはデザインの良いもの
そして新潟ならではの面白いものが絶妙にMIXされて置かれていて

とても純粋に「お買い物を楽しむ」ことができました
 
ヒッコリーさんの提案する「日常を楽しむ」を
少し体験できた気分です

はい、しつこいけど再び
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そんなヒッコリーさんは今年で設立(結成?)13周年

祝!

小さなお店の後輩アレゴリーからすると
それはもうとても偉大なことだと尊敬につぐ尊敬な訳で
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この年表にはヒッコリーさんのこれまでの歩みが記されているのですが

面白いのは、○×年△月 誰それが加入
同じく ○×年△月 誰それが卒業
と、バンドメンバーみたいに書かれていたこと

この感覚にちょっとだけアレゴリーも親近感を覚えつつ
スタッフがそれぞれ、お店の仕事以外にも創作活動などしている点も共通点があったりして

読むとこのお店をますます好きになってしまう年表マジック!

アレゴリーもいつかこんな年表作れるように
明日も頑張ろうと誓うのでした

13周年本当におめでとうございます

この後、小出さんに連れられてランチ
東京にもお店がある「LIFE」の新潟店へ
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かっこよいスピーカーが個人的に気になって仕方がないこのソファにて、引き続き色々なお話を


朝に「イタリアン」を食べてきたというのに(前回参照)
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再びトマトソースをオーダーしてしまうなど
(普段それほどトマト味のものを食べないのになぜ)

実際の所、かなり長時間にわたって滞在してしまい
迷惑だったのでは・・という杞憂は残るものの

・お取り扱い頂いているアレゴリーの製品が
どんな風に展開されているか見る

・オリジナルの製品で今後
どんな展開ができるかを提案させて頂く

・裏日誌用に写真を撮影する(主に私)

という大筋の目的以外の部分・・

年表や「日常を楽しむ」に表れる
ヒッコリーさんの哲学みたいなもの

お店が商店街で醸し出す空気

お買い物が純粋に「楽しい」ということ

様々な部分で感銘を受け
お店を後にしたのでした

ヒッコリー03トラベラーズの皆さん
ありがとうございました
また伺います。必ず!

さて、旅日誌・新潟編もそろそろおしまい
最後のあれです。かとうの新潟散歩
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新潟へ来たら北書店

http://kitashoten.blogspot.jp/

旅先で本を買ったら重いのに・・
でも読み返すたびに「あー○×で買ったんだな」と

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帰りのお供はもちろん
新潟コシヒカリの新米で握ったおにぎりと
雪国緑茶

美味しくてパッケージもいかしたこのお茶
村上市の富士美園という会社のものだそうです

合間合間に私の食いしん坊が顔を出しながら
旅日誌へお付き合いありがとうございました

こうして外に出て、色々なものを見て学び、知り
それをお店に持ち帰り伝えることが
きっとこれから、じわりじわりと効いてくる

そう願ってまた、来年も旅に出ようと思います
新年早々はあの土地へ・・お楽しみに!

そんなこんなで、世の中はもうすぐクリスマス
来週から駆け足でギフトとかギフトとかギフトか
・・やります!いや書きます

それではまた来週!
プレスかとう
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まだまだ続くよ旅日誌/新潟・怒涛の物欲編 vol.1
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セキカワさんに別れを告げ、我々が向かうは新潟市内
今回の旅の二つ目の目的・ヒッコリートラベラーズさんへ

ヒッコリーさんとは何か
詳しくは公式サイトで見ていただくとして

http://www.h03tr.com/

ああ、インターネットって便利だな・・

だってヒッコリーさんについて私が説明しようとしたら
少なくてもこのブログ3回分くらいかかる

でも、URLを貼るとあら不思議

一行!
便利・・・(しつこいですね)

なので、今日は私の見たまま聞いたまま
一行では紹介しきれない面白さを伝えたいと思います。全力で

ちなみに、最初の写真はお店の横顔

酒屋さんだった場所をリノベーションしたので
当時の看板を横に残したそうです

もうここから既に我々のテンションアップ

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こちらが正面入口

ここ上古町商店街にあるSHOPで
アレゴリーの扱っている商品を販売して頂いたり

ヒッコリーさんが受けたデザインのお仕事で
例えばうつわに関する物の製作をさせて頂いたり

アレゴリーが代官山にオープンした頃からお付き合いが続いています

そんなヒッコリーさん

HPには「日常を楽しむのが仕事です」と書いてある

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SHOPの入口のランプも、下から見上げるとそう書いてある

どうやらほんとうにそうらしい

確かに、関わるスタッフの方が皆さんそれぞれ
デザイナーだったりイラストレーターだったり
プロダクトや空間デザインを手がけていたり

オーガニックなスキンケアの
ブランディングをされているかと思えば
アットホームなウエディングの引出物をデザインしていたりする


おもむろにメンバー紹介
左から順に、代表・迫さん、弊社代表、デザイナー小出さん

出てくるお話がどれも興味深くてもう・・

ヒッコリーさんの成り立ち
地方でのコミュニティ、物づくり、情報の発信

地域に根付いた活動と在り方

ほー
ほー!

えぇー!!
面白い・・・

ほぼこの4ワードのループ
我々のボキャブラリーの少なさよ.....

ちなみに店内のあちこちに見覚えのある商品が

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半磁のジャムヘラ
近くにはきちんと地場産のジャムが並んでいる

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スティルクのカップ
わたくし横に並んでいる小窓付き袋、購入しました

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ローリエのうつわ+燕三条産のツール
こういう陳列グッときちゃって仕方がないです

とにかくね、自分でも引くくらい写真撮りましたよね
そして選びきれなくて先月の自分を恨む(いまココ)

そして古い民家を改装したSHOPには2階があるのです

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この階段を上ったその先は

興味を引いたところでまた来週!
次回につづきます

あ、階段上部、左上にすかさず弊社代表の姿を確認したそこの貴方・・

偉いです。あと視力良好です。

では最後に本日のおまけ

かとうの新潟散歩
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新潟に行ったらどこにいくべき?
と数名の新潟マスターに聞いたところ

バスセンターにある「みかづき」のイタリアン
B級グルメ的な感じでいくといいよ、と言われまして

ちなみに、イタリアンというのは
イタリア風の食事のことではなく

「イタリアン」という名前のナポリタンのような麺のことを指します

紛らわしいのでもう一度言います

ナポリタンみたいだけど「イタリアン」という名前の麺です

実に紛らわしい
書いていてナポリタンだかイタリアンだかわからなくなります
(実際、この文の下のほうは全て最初「ナポリタン」と書いていた)
 
みかづき公式HPより http://mikazuki-go.com/about.html


太めの焼きそばのような麺にトマトソースがかかったこれが
プレーンな「イタリアン」
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他にも季節限定「きのこづくしのイタリアン」や

ホワイトソースの(もはやトマトソースでないならイタリアンではないのでは・・という疑問の残る)「ホワイトイタリアン」などのメニューがあります

初心者の私はもちろんプレーンを

あっさりした焼きそばに
甘めのトマトソースがかかっているのですが、普通においしい

子供の頃から食べていたら「懐かしい味」として
ふと食べたくなるような味、かもしれないです

かとうの時間外業務でした
それでは、また来週!

珍しく店主の物欲が炸裂したヒッコリーさんでのその後、vol2へ続きます

プレスかとう
 
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新潟・金属加工を学ぶ旅 〜興奮・情熱の燕三条・後編〜
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引き続きの旅日誌
興奮の燕三条編・後編です

「洋食器と金物の町★燕三条駅」
駅にあったスタンプがどうもゆる可愛い

さて一行、今度はメッキ加工の工場さんへ

メッキ、とカタカナで書いていますが本当は漢字で「鍍」と書きます

「滅金(めっきん)」に由来する和製英語という説も
ウィキペディアでも「めっき」とひらがな表記

そんな「めっき」の加工を直に見るのは店主も私も初めて

鍍(めっき)

酸化しやすい金属(例えば鉄や錫)を、
酸化しにくい金属(金・銀・銅な)で覆い保護したりすること

高級感や質感を出すために、金属上のみならず、
プラスチック上にも金やクロムなどでめっきしたりもする

比喩的にも使われますね
実力以上に見せていたものがそうでは無かった、というような意味で

恥ずかしながら私、見学をする前は
どろりとした物体が何かを包み込むような
実に原始的な作業を勝手に想像していました

チョコレートフォンデュみたいな感じなのかな・・と

そんな幼稚な想像をしていたことは
見学中に口が裂けても言えなかったので今ここでカムアウト

実際のめっきは、金属の溶けた水溶液に浸漬して
更にそこに電気を通し化学反応を起こすことで加工します

ゆらゆらとゆれる溶液のプールや
加工前、小さな埃も残らない様に洗う為の洗浄機

思っていたよりも、ずっと科学的なアプローチ
久しぶりに感じる「目から鱗」感

さてお気づきでしょうか
ここまで一枚も写真が無いことに

決して、ぼんやりして写真を撮り忘れていた訳ではないのですよ

めっき手法や加工の順番などは企業秘密が多いので写真撮影はNGなのです


なので、カメラを封印してひたすらお話を聞く

薬品を扱うので緊張感が漂いつつも
初めて見るめっき加工に大興奮

店主は勿論、私以上に興奮
質問が止まりません
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銀メッキ加工した後のポット

わがままを言って、最後に一枚だけ写真を撮らせて頂きました

ツヤツヤ!

今まで漠然と(しかもかなり間違ったイメージで)
想像していためっき加工

正しい加工法や順序を知った事で
見方が随分と変わってきました

工程を知ることで
どの位の時間をかけてどの位の作業が出来るのか、がわかる

作業装置を知ることで
どのくらいのサイズまで加工できるのか、がわかる

店頭で販売する商材の知識としてだけでなく
飲食店さんへの提案も多いアレゴリーにとって、この学びは大きい

今回の旅、一番の収穫ではないかと

お忙しい中見学させて頂いた工場の皆さんに
この場を借りて御礼を。ありがとうございました!

その後はセキカワさんの案内で燕三条地場産センターへ

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名前の通り地場産業の商品がたくさんあります

有名なところだと、柳宗理のケトルやボウル
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これらもメイドイン燕三条

面白いところだと、こちら

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さて何でしょう

これは、昨年の伊勢神宮の式年遷宮で使われた釘などのパーツ

燕三条で作られたものが使用されたそうです
色々あって面白いな!

私が1人うきうきと金物探索している横で男子2人が何やら商談


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来年納品のカトラリーに関する商談をしているみたいです

背景に紅葉も写りなかなか良い感じ

地場産パトロールは続きます

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見覚えのある方も多いはず
藤子・F・不二雄先生的カトラリー

小さい頃にデパートのレストランなんかで使われていたあれです

だいぶ小さな頃から身近にあったのですね
燕三条メイドに更なる親近感

代官山店でも、槌目のカトラリーや工房アイザワのアイテム
セキカワさんの手がける計量カップやスプーンなど

今までも金物アイテムにチカラを入れて来ましたが
今回の旅を通じてより身近に、そして理解を深めることが出来ました

お腹いっぱいに金属加工を学び、地場産グッズを散策した我々
燕三条を後に、新潟市内へと向かいます

最後にセルフタイマーを使い記念撮影

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真ん中がこの日、案内をしてくれた関川さん
私もようやく写真に登場

燕三条の皆さん、お世話になりました
また来ますね!

さて、情熱の燕三条編から新潟市内へ
新潟の美味しいもの、そしてふいに炸裂した我々のお買い物魂・・

来週からは、新潟・怒涛の物欲編をお送りします

写真が多すぎて、そして全て見せた過ぎて
うまくまとめられる気が全然しません

まだまだ続く旅日誌、懲りずにお付き合い下さい

それではまた来週!

今月からわたくし、オープンから15時までは本店
その後16時〜ビューローにおります

プレスかとう
 
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新潟・金属加工を学ぶ旅 〜興奮・情熱の燕三条・前編〜
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先週水曜、店番をスタッフにお願いして一路新潟へ
画像は、燕三条駅に到着した弊社代表

2人旅の宿命である
「カメラを持たない方の写真ばかりがある」の法則通り
店主の写真多めでお送りします

今回は窯元ではなく、金属の加工などを学ぶ為の旅

燕三条は日本一の金物産地とも言われ
沢山の加工所・工場があるのです

うつわ屋、なぜ金物を・・?

本店に並んでいるカトラリーや計量スプーン、銅のカップ
チーズカッターやパン切りナイフなど

実はキッチンツールに欠かせない金属

どんな風に加工され、製品になるのかを知る
その過程で関わっている職人さん達を知る

大まかにいうと今回の旅の趣旨はそんなところです

旅を終えてのカメラロール216枚・・

膨大な量の写真を、
叶うなら全て見せてしつこく説明したいですが
心を鬼にして選抜しました

今週から暫く続く旅日誌

年内完結をを目標に書いていこうと思います
それでははじまり!

今回、燕三条を案内して頂く関川鋼販のセキカワさん
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早速車に乗せて頂き、のどかな道を行きます

車の中でも金物の話
店主が嬉しそうです

到着、工場の前に佇む2人
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早速中へ

職人さんの背中
規則的なリズムで「絞り」と呼ばれる工程の作業中

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常に危険と隣り合わせ
緊張感を保ちながら仕事は進みます


なんだろう、見覚えのある感じ
タッパーの容器の部分だそうです

太めのふちが残っていますが、これから端を丸めて
触った時に危なくないように加工されます

大きな機械にセットして「ドン!」
一瞬で淵が丸く!!!

重いものでは何トンという加重をかけて加工するそうで

皆さんリズミカルに作業を進めているようでいて
やはりとても緊張感がある仕事なのだと

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ちなみに、セキカワさんが手がけているツールは

この日、二本目のブログで静奈さんが紹介している
計量カップや計量スプーンなどもそうです

計量カップの目盛りを入れる技術を説明されながら
興奮して嬉しそうな弊社代表
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ここがこうなって、あーなって
・・・・ほぉー!!!!(歓喜)

掻い摘んで書くとそんな会話中です
ぶれているのは私もやや興奮気味の為

加工の過程を知ることで
「できるかもしれないカスタム」
「たぶんちょっと難しいカスタム」
ぼんやり見えてきます

これがすごく大きい

じゃあ、もしかしてこんな事も出来る?
こういう時はどうなるの?

小学生ばりに質問をします
的確に返答してくれるセキカワさん

面白いこと、人がやってないことをしたい!
という情熱が溢れる熱い方です

その後、さらに次の工場へ
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美しい「絞り」と「磨き」の技術で作られた
純銅のアイスコーヒーカップ

アイスコーヒーは、冷たければ冷たいほど
その香りを楽しめると言われています
このカップはまさにその極み

小さなキズも許されない、細やかな手作業
手袋をはめて指紋すらつかない様に

見学中、息を呑み若干の酸欠になりつつ
工場を出る時には

店主
「これだけの集中力と注意で作って、この価格なんて安すぎるよ!!」

と、もはや怒りにも似たつぶやき

因みに一客、5700円。美しい箱入りです。

実はわたくし、新潟に行く前にこのカップを実際に使っていました

確かに冷たいものを正しく冷たく保ち
フォルムも美しい、アイスコーヒーも実に美味しく飲める

ただ、安くはないなーと思っていました

例えば手挽きのカップなら、
同じ値段でもそれ程高くは感じないかもしれない、とも

でも、実際に
職人さんが息を止めるレベルの緊張感で磨いている様子を見て反省

日用品であり、工芸品

使いながら日々職人の手仕事を感じられるカップ
この価格は適正であると実感した2014・冬

本店に並んでいますので、是非手にとって見てください

最後にダメ押し、もう一軒
メッキ加工の工程を見学させて頂くのですが・・

さすがにボリューム満点
書いていて何より自分がお腹いっぱい

読んでいる皆様はさぞ満腹のことかと思いますので
今週はこの辺で

興奮の燕三条編、来週に続く・・
それではまた来週!

プレスかとう


 
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