裏日誌を読んでいただいている皆様に
折入ってご報告があります
というか
タイトルが全てなんですが
ついに土鍋を
土鍋を購入致しました
4th‐market 籠鍋(かごなべ)の黒
持ち手のないカゴのような形
だから籠鍋
これデザインだけでなく
ぐるりとふち全体が持ち手になっていて
どの方向からでも掴みやすいのです
買い替えを構想すること5年
遡るとこの時すでに
「今年は土鍋を買い替える」と宣言している
2013年11月でした
冬季オリンピックでいうとソチより前ですね
季節はめぐり
間もなく平昌が始まるというタイミングで
ようやく心を決めました
オリンピック全くのこじつけですが
(ただ平昌と言いたかった)
さていったい
何をそんなに悩んでいたのか
理由は2つ
1、シーズンになると
店内の土鍋がどうしても品薄になりがちで
入荷する傍から売れていくのを眺めつつ
つい買いそびれて春が4回も来ていた
2、買い替えますと断言した直後
10代の頃から持っていた土鍋を処分したものの
自分的ツートップがあれば大体こと足りていた
これに尽きる
本当に足りていたのです
ではなぜ今になって買ったのかというと
これも理由は2つ
1、ごはんを炊いていたご飯釜が寿命を迎えた
2、冬が終わる前に大きな鍋でせり鍋をしたかった
なければ無いで間に合っていたものの
ごはんを「食べたい」
せり鍋を大きな鍋で「食べたい」
私の食べたい欲が
5年の沈黙をあっさりと破り
ついぞ購入と相成ったのでした
あれこれ考えた末
買うなら籠鍋の黒と心に決めてはいたものの
昨年入荷してきた新色の赤銅が
なかなか魅力的な肌でして
錆びた銅のみたいな
赤みのあるブラウン
この茶色が
これまで鍋という鍋を
頑なに黒で揃えてきた私の心を
ゆさゆさと揺さぶったのでした
自分の中にも揺れる乙女心が存在したのを確認
(結局やはり黒にした)
さっそく目止め処理をして
いざ、せり鍋
せり鍋とは根っこをよく洗ったせりを
丸ごと入れて味わう仙台の郷土料理
お肉は鶏だったり鴨だったりですが
我が家は一度フライパンで焼き付けた鴨肉を入れています
(自分的に)美味しく頂いた後で
初せり鍋を体験した人に感想を求めたところ
「せり以外は美味しかった」と一言
オーマイガ
それただの鴨鍋ですね
あの根っこが甘くて美味しいんだけどと思いつつ
せりが思いのほか万人受けしない事実を受け入れるなど
そんな訳で始まりました私の籠鍋ライフ
簡単レシピなども考えたいなと思っております
話変わって
今日はバレンタインデー
お店に来たら
昨日出勤していた矢野さんからギフトが
天使かな
天使なのかな?と
美味しく頂戴しました
しかも
なんか似てるし
あげる方ばかりに気を取られていましたが
うっかり頂くと嬉しいものですね
皆さまもどうぞハッピーなバレンタインを
それではまた来週!
プレスかとう