こんにちは、水曜当番です
今週も引き続きハムについて
さて、完成間近になってきました(前回参照)
作り方の続きから
休ませていたお鍋から再び
お肉だけを取り出し鍋を火にかける
汁が沸騰したら火を止めてお肉を戻す
あれ、さっき同じことしてなかった?
と思いましたね、当たりです
アゲインです
大塚愛のさくらんぼで言うところの
「もう1回!!」のとこ
うっすらお気づきの方も多いかと存じますが
お肉は一度も火にかけません
沸騰させた汁に入れてじっくり火を通す
その繰り返しで柔らかなハムを目指すと
再び蓋をして待つこと1時間
お肉に串を刺して、ピンク色の汁が出なければOK
好みの厚さでスライスしたら
黒胡椒を振ってどうぞ
余計な味のないシンプルなハムです
でもしっとり柔らかく
しっかり味がついてます
そのまま食べても良し
少し酸味のあるフレンチマスタードと合わせても美味
冷蔵庫で3,4日は保存可能です
少し日が経ってしまったな、と感じたら
スープに入れたりも良いと思います
レシピ教えて貰ったのに
なぜ何度も試行錯誤していたかというと
1)レストランで大量に仕込む量を小鍋1つ分に
2)材料を家庭にある、もしくはどこでも手に入る物だけに
3)圧力鍋で作るものを耐熱陶器での調理に
と色々変えたので
厳密に言うと当初のビストロのレシピとは全く別の物になったのでした
さて、ここでおもむろに
7月に行われた歓送迎会の様子をどうぞ
お花を手にしている2名
→アレゴリーを卒業する人
その2名に挟まれている人
→新しくJoinした矢野さん
Wピースの人
どれでもない人
→かとう
送り出される2名も
最終出勤日まではまだ暫く日があり
新加入の矢野さんに至っては
初出勤より先に歓迎会が開催されるなど
歓送迎会という名のただの飲み会なんじゃないか説
取りあえず歓迎も送別もされない2名
つまり加藤・森久保で皆さんをもてなす
いい具合にシェフっぽいスカーフを巻いた
森久保さんがお肉をサーブ
優しい&可愛い
と思ったら
「(つけ合わせの)インゲンは各自で」
驚愕のツンデレ
インゲンも下さい
お肉切って疲れたのかな?
何にせよアレゴリーには自由な人が多いです
初出勤もまだなので当たり前だけど
全てのスタッフと初対面だった矢野さん(左)
歓迎会とはいえ、なんかごめん
そして長きに渡って
アレゴリーで頑張ってくれた長塚さん(右)
携帯カバーが一緒なんです!!!
と、何とも女子っぽいシンクロを見せる
シンクロ直後から記念撮影に追われる矢野さん
長塚さんとお揃いの携帯カバーが光る
歓迎会なのにごめん
花束贈呈もひとしきり終わり
そろそろデザート頼みましょうか、というタイミング
小林さんから
「ハム」
「ハムがまだです」
やーびっくりした
ハム出てきたこれ
私がこっそり失敗し続けているハムを
なぜ小林さんが知っているのかと思った
んなわけない
メニューからオーダーしていたハムが
まだ出ていなかっただけでした
「でも、ハムって別に時間かからなくない?」
「忘れられてるだけじゃない?」
「てかもうお腹一杯だから忘れてるならそれでよくない?」
等々の会話が飛び交う中
小林さんが店員さんに
「あのー、ハムは」と尋ねている
なんとなく自分に聞かれているような気分になり
「いま作ってる、とかではないんですよね・・?」
と横からつい聞いてしまう私
店員さんには「・・・ではないです」と
しっかり拾って頂きましたが(感謝しかない)
結局、オーダー漏れにつき
その日ハムは誰のお腹にも入らず
撮らせすぎじゃないかな
何にせよ、ようこそアレゴリーへ
そして卒業する二人はお疲れ様でした
と会を閉めようとしていたら
森久保さんはナプキンで巨大な鶴を折っていた
どこまでも自由
どうかそのままでいてください
そして満腹のはずの帰り道
食べそこなったハムについて
まだ盛り上がっている食いしん坊の一行を眺めながら
しばし距離を置いていた
ハムとの関係修復を密かに誓ったのでした
小林さんの押上げが無かったら
お蔵入りになりそうだった自家製ハム
気の長い方はぜひ作ってみてください
歓送迎会ネタ挟んだら無駄に長くなったけど
実際はそこまで面倒ではないです
保存料も添加物も入らないハム
強くて柔らかい、お肉本来の味がしますよ
それではまた
プレスかとう