代官山で器や生活雑貨を扱うアレゴリーホームツールズと母体の株式会社アレゴリーにまつわるいろいろをプレス兼水曜日当番が気まぐれに綴る裏業務日誌。

さて何でしょう?

目のいい人には見えるはず


豆の袋に貼られたシールに書かれた「丸山珈琲」の文字が



そうです


食器屋だけど、珈琲はじめます

コーヒーカップつながり、というコトで!



先立って行われた超・小規模の試飲会(参加者・店主と私)


淹れてくれたのは、バリスタチャンピオンシップ優勝という、あまりに凄すぎて
珈琲初心者の私(さりげなくカミングアウト)には、正直どの位凄いのか分からない
軽井沢の丸山珈琲で、バリスタトレーナーの肩書きをもつ関口さん

 豆を計る計器 これカッコいいです。 向こうにぼんやり写っているのが関口さん



スマートに豆を計り、ミルで挽いていきます
そして、フレンチプレスできっちり4分




そして幅14cmという極小レジカウンターで珈琲を入れさせる非常に無礼な食器屋
写真がティファールの宣伝風なのは見逃して下さい



この恵まれない環境でも、さすがの美味しさで珈琲を入れて下さいました



店内には幸せな香りが立ち込めて、一瞬ここが何屋か忘れるほど



更にはカップが足りなくなり、遂に湯呑みまで総動員する残念な食器屋



「でも、軽井沢あたりではこういう土モノで珈琲飲む方もいますよ」
と、優しいバリスタはフォローも欠かさない


そもそもこの試飲会、どの豆をお店に置かせて頂くかを決める為のものでしたが
季節のスペシャル、カップオブエクセレンス第一位など、個性のある豆が沢山

悩みに悩んで、決まったのは結局定番の丸山珈琲ブレンド
まずはやはり定番から、ということで


この時期は、グアテマラ・ブラジル・コスタリカの深煎りブレンドだそうです
(季節により配合は変わります)


珈琲好きの店主曰く「深煎りなのに清涼感がある」そう


余談ですが、この日朝から美味しいコーヒーを沢山飲んだ店主は
いつになくご機嫌で「幸せだ〜」を連発


美味しいものは人を幸せにしますね


初心者の私は、もう少し修行を積んでからコメントします



丸山珈琲 今週末から、販売開始です



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ミスカ オープンディッシュで作る 鶏とごろごろ野菜のグリル
鶏とごろごろ野菜のグリル 

思い立ってレシピとか載せてみたりして


先日ブログにコメントをくれたK君が、店に来るなり
「かとうさん、ブログが更新されないので心配してましたよ」と・・


え、してるよ



たまにだけど



どのぐらいハイペースで更新したらいいの?


この時に語っていたささやかな夢が叶う前に、いきなりの催促

なので、勇んで今週は2回更新しようと思います



せっかく調理もできる器を沢山扱っているので

耐熱陶器を使った「簡単すぎるレシピ」も掲載していこうかと



使ったのはこちら



ミスカ オープンディッシュL
  
オーブン・電子レンジで使えます

私が使っているのは黄色で、ちょっと北欧の陶器的な懐かしい色合いの物
グラタンや、魚のパン粉焼きなどにも良いサイズです


年末に向けてホームパーティなども多くなる季節

このグリルは、準備してオーブンに入れておくだけなので
他の料理を作りながら、同時進行で作れるのが便利です

もともとは野外でのキャンプで作っていた程、簡単なので
写真を見ておなかが空いた食いしん坊は是非、お試し下さい


〔用意する物〕 2人分

鶏肉ドラム部分6,7本(一口大に切ったモモ肉などでも可)
じゃがいも中2個(皮ごと大き目の乱切り)
にんにく 3,4かけ(1かけ分をスライスしておく)
パプリカ(無ければキノコとかでも)

ハーブ(ローズマリーやタイム、オレガノなど)
オリーブオイル
塩・胡椒(粗挽きだと更に可)
ハーブソルトやクレイジーソルト(あれば。塩・胡椒の時に混ぜて使う)

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〔作りかた〕

1.塩・胡椒をした鶏肉を器に並べ、スライスしたにんにく・ハーブを散らし
オリーブオイルをたっぷりまわし掛けマリネしておく

ラップをして1時間ほど冷蔵庫で馴染ませる

こんな感じでマリネをします

2.にんにく皮ごと、じゃがいも、その他野菜はジップロック的な密閉袋に入れ、
塩・胡椒とハーブ、オリーブオイルを入れてよく揉んでおく

3.220度に温めておいたオーブンで、1でマリネしておいた鶏肉を25分焼く
この時皮が上に来るように向きを揃え、焼く前に更にオイルをたっぷりかける

4.25分後、焼きあがった鶏肉に2で作っておいた野菜のマリネを加え更に20分焼く

皮に焼き色がついてパリッとしてきたら、完成です

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コツは、オリーブオイルをいちいちたっぷり使うこと


ハーブは何種類かあれば、尚複雑な味になり良いですが
生のローズマリーを使うだけで、じゅうぶん美味しいです


にんにくは、皮ごと入れた方がほくほくした食感になるのでお勧め


お好みで、パルメザンを軽く振ったりレモンを絞って焼いてもいいです






ワインがすすむので酔っぱらいすぎにも、ご注意


商品 時々レシピ comments(2) trackbacks(0)
小さいもの
 


先日パリとロンドンを旅してきたきた友人から頂いたお土産たち




さて、小さいです




どのくらい小さいかというと

「小さい」ではなく「ちっっっさい」と書きたくなるくらい、小さいです







コーヒーミルと比べるとこのくらい


別にミルが大きいんじゃないですからね



中には何が入っているかというと


バルサミコ酢(20歳)



上に押された数字が年代を表していて、これは20年モノということだそうです




可愛いすぎる・・・


これがパリのエスプリというやつ?


とにかく胸を打ち抜かれました





そしてお店に来たら、ここにも小さいものが!


古い真鍮の小さなランプ(左上のほう)  

かさの直径約10cm



こんなちいさなランプはじめて見ました




耐熱の小さいカップと硝子の小さじ

カップの直径は約5cm、スプーンは全長7.5cm



このスプーンは赤ちゃんが持っても「小さい」とわかります




他にも、探したら小さいものたくさんありました


そもそも、お店自体が小さ・・
これ以上言うと店主に叱られるので想像して下さい



それではまた



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重なる耐熱陶器・スタック鍋三段活用
 


4th-market のスタック鍋  今日も元気に重なってます



この鍋らしからぬ佇まい


「鍋には取っ手が付いているもの」

という固定概念を覆すそのルックス


初めて見たときは、ちょっとした衝撃でした(大げさですね。でも本当)

大き目の保存容器のような、やや男らしい佇まいが大好きです



お店でたまに 「え、ぬか床・・?」というヒソヒソ話を耳にしますが


違います ちゃんと鍋ですよ


直火で何かを煮込んだり、レンジでチンしたりもできます

言わずもがな、オーブンでも使えます


上にのっているのは蓋ですが、鍋敷きになったり、取り皿になったりと、かなり便利

3段と言わず、何段でも活用できてしまいそう


もちろん、蓋の部分だけふつうにお皿として使うのも全然ありです

ピタとか、オルノとか、ベージュなら仲間も沢山いるんです



温めたお鍋を置くときにはこうして受け皿に

 
全くピントが合っていませんね

早くおでんが食べたくて、焦ってシャッター押したからです



さておき

我が家でも、今年の初おでんにスタック鍋が大活躍でした



朝に大きな寸胴で作り置いたおでんを、食べる分だけよそって温める

家族によって食事時間が違う時、何度も鍋ごと温めなくて済むのが嬉しい


お蕎麦屋さんで、カレーうどんのカレーを小さい雪平に移して温めますよね

あんな感じです



耐熱陶器は保温性が高いので、中のおでんが冷めにくく

ふつうのお皿と比べて、最後まで温かく食べられるのもいい


これから寒くなるので、出番も増えそうです




暑苦しく語りましたが、少しはこの鍋のよさが伝わったでしょうか


もう少し続けようかな?いやそろそろ終わりにします



正直なところ、毎日使う訳ではないし

無くてすごく困るわけではない


ただ、例えば冷えたものを温めなおす時


例えば、料理をしながら盛り付ける器を考える時


ひと手間かける気持ちの余裕みたいなものは

なくてはならないもの、だと思います



さてこの取っ手のないお鍋をどう使いこなそうか


アイディアはまだまだありそうです


いいのが思いついたら、また記事にします








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うつわ男子 vol.1
 


完全に世の中の流れに乗っかったタイトルすみません


お店に遊びに来てくれる人たちを巻き込んで、こんなのはじめてみました。

もちろん、うつわ女子やうつわ子供なども予定しています(求む出演者。特に子供)


記念すべき最初のうつわ男子は、バッグデザイナーのW氏

一緒にお仕事をしたのが縁で、以来お世話になっています

偶然、近所で来季の展示会中だった所を遊びに来て下さいました



いい感じのコンディションのLevis  2nd 越しに見えるは、かいらぎの器



衣食住全てにさすがの審美眼をお持ちなので、いつも勉強になります

高台(うつわの台の部分)から見るあたり、やはりさすが!




今回、 目利きのおめがねに適ったのはこちら


かいらぎの小どんぶり ¥1890


「梅花皮」と書いてかいらぎと読む。日本語って美しいですね



土と釉薬の収縮率を変えることで、大胆な貫入を入れているのが特徴で

経年変化というよりは、デザインとしての貫入を楽しむ器です

所々に見える鉄錆びが効いていて、質感がややワイルドだからでしょうか

お店でも、センスの良い男性が手に取る事が多いです


小ぶりの丼として、小鉢として、ちょっとお夜食にうどんとかも

口の部分が内側にくるんと入っているので、卵かけごはんも最高なんです



W氏、お忙しい中ありがとうございました


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