代官山で器や生活雑貨を扱うアレゴリーホームツールズと母体の株式会社アレゴリーにまつわるいろいろをプレス兼水曜日当番が気まぐれに綴る裏業務日誌。

お茶の間
 


たまには食器屋らしく、きちんと器の紹介をします


「うつわ男子、読んでるよ!」と声をかけて頂いて嬉しいのですが
このブログのタイトルは「裏日誌」であります

(でも、有り難いことに検索で「うつわ男子」と入れるとトップに表示される事実)


裏日誌らしく、たまには実のある内容にしなくては・・・



この間、お店に小さな女の子が来てくれました


入店時から”とぉーいれぇ〜には〜♪と元気良く「トイレの神様」を歌っていて
ああ・・人気があるというのは本当なんだね、と思い聞いていたのですが



「それはーそれは 綺麗なー」




「おーばあーちゃんがーいるーんやでー」






トイレにいたのおばあちゃんだっけ?

女神様は?



まあいいか

おばあちゃんも綺麗なら、尚良しだ



その子、おばあちゃんと買い物してたんですけどね

きっと大好きなんだろうなぁ



湯呑みの画像貼っておいて、いきなり話が飛んでしまいました


なぜかというと、いちおう理由はあるのです


祖母が、生前お茶の好きな人で
よく淹れてもらいながら、だらだらとお喋りした記憶があるんです


ほうじ茶や番茶など、なんとなく茶系のお茶を飲みながら
黙って私の話に耳を傾ける・・・ということは無くて
孫の私の話はあまり聞かない、自由なおばあちゃんでした

一度、下を向いて話をしていて顔を上げたら
結構遠くで足にマニキュアを塗っていてすごくびっくりした記憶が

同じ血が、きっちりと自分に流れているのは感じています


形見分けで母が貰った急須を、今は私が引き継いでいるので
お茶の時間にはふんわりと祖母を思い出します

そんな訳で、お茶周りの道具を見る=おばあちゃんの思い出
という私の脳内チャートから、今日は湯呑みの紹介に至った、と


強引?いつもですよ


なぜなら店に可愛い湯呑みが沢山あったので・・・・



清山の湯呑み
 
手前と左のカップ ¥2100 奥の湯呑み ¥1890

ねずみ志野でボーダー、というのがなんかいい
手引きなのでひとつひとつ表情が豊かで、手の馴染みも良いです

カップの方は、小鉢として使っても良さそう
わざとバラバラの形や模様で買われて行く方も多いです




人気の錆かいらぎと、4th-marketのコクシリーズ

向かって左は錆かいらぎ湯呑み ¥1280 右は コク丸湯呑み ¥1680

かいらぎはこの記事でも紹介した人気者
画像は灰色で、貫入の中にグレーが入っていますが、他に白もあり
他にもどんぶりや小鉢、7寸の深鉢なども揃っています


コクの丸湯呑みは、和風のカフェオレボウルみたいな感じなので
小鉢として使うも良し、たっぷりミルクを入れてほうじ茶ラテとかもグー
クラフト感のある風合いと、微妙に大きめのサイズ感が良いです


TOPの画像は たてぼり湯呑み

名前の通り、縦に彫った模様がストライプのよう
くびれの無いスッと伸びた形が端正です
大小あるのでご夫婦使いにも


紹介しきれませんが、他にも土物が充実しています
お探しの方は今がいいですよ



湯呑み、ユノミ・・・と連発して
どうしても「You know me?」と言いたくなる自分がこわいよ


それではまた
かとうのつれづれ comments(0) trackbacks(0)
Allegoryの裏側・床工事編
 


オープンからもうすぐ2年


ほぼ All 店主のハンドメイドで出来ているこのお店も
少々メンテナンスが必要になってきました



隙間なく敷き詰めた(つもりの)木の床材が
冷房・暖房による伸縮を繰り返すうちにたわみ


歩く度に「ギシギシ・・・」と軋む床


ついにお客様にまでも「すり足」を強要する緊急事態に




加えて


店主と私も知らず知らず身につけてしまった

「上半身普通の動き、下半身常に逆ムーンウォーク」が


店以外では全く役に立たないことや

最近では、家でも無意識にすり足で歩くに至り




これはイカン、とようやく工事に着手したのであります






「あります」と偉そうに言いましたが、全てはこの方全面協力あってこそ





うつわ男子にも登場したあの人






mさん ( from 代々木上原ARKESTRA!http://www.arkestra.co.jp/

いつもありがとうございます



張替えも考えましたが、沢山のお客様を迎えてきたこの床

始めは明るかった色も、だんだん馴染んで味も出てきたので
このまま生かして、ビスで固定することで解決


これでストレスフリーな床を手に入れることが出来ました

もうグラグラしなーい!(普通ですね)


このまま、手を入れながら付き合っていきたいです




残る問題は

未だにすり足の抜けない残念な従業員達



習慣て怖いなぁ



それではまた来週

アレゴリーつれづれ comments(0) trackbacks(0)
うつわ男子 vol.3
 

新年最初のうつわ男子は

アレゴリーから駒沢通り方向に坂を下ること30秒
HELVETICA HAIR のマツダ先生です 

同じ歳なのですが
なんとなくいつも「先生」とか「先輩」と呼んでいます

私が居ない時に来ると
連絡メモに「マツダ先生来ました」とかフツウに書かれており
今では店ぐるみで「先輩・先生」と呼ばせて頂いております

何せウルトラご近所さんなので、空いた時間にふらっと来てくれたり
私は私で、予約もせずに「髪切りたい」と突撃して玉砕したりしています
(良い子はきちんと予約しましょう)


私の知る限りで、一番シャツの似合う人です 


話をしていると、衣食住どれに対してもきちんとこだわりを感じるのですが
そのどれもが、程よくゆるいというか、力が入っていない所が更に素晴らしい

いつも色々と参考にさせて貰っていますが
特に、先輩の美味しい物情報に関しては絶大な信頼を寄せています


手に取っているのは陶器の片手鍋

土のぬくもりを感じる、使い勝手の良い器です

以前もお友達への贈り物にと選んでくれました
もちろん耐熱 直火・電子レンジ・オーブンで使えます

持ち手が付いているので、オープンの出し入れなども楽
深さがあるのでスープやカレーなど汁物にも使いやすいです



ご本人も非常にかっちいいので、是非顔も載せたい所ですがぐっと我慢・・・
うつわを大事に扱ってくれるその大きな手に感謝です


ヘルベチカがまだ中目黒に店を構えていた頃から
髪を切ってもらっていたのですが


その後ヘルベチカが代官山に移転
         ↓
アレゴリーが代官山にOPEN
         ↓    
職場がご近所に
         ↓
マツダ先輩引越し
         ↓
私も先輩の近所へ引越し
         ↓
自宅もご近所に(というか前の家も近かった)

と、なかなかご縁があるのでした
(年表にしたら完全に私が後を追っているかのようだ)


ちなみに、出身も近いです



そんなマツダ先輩が居るお店
http://www.helvetica-hair.com/


先日めでたく10周年!を迎えられたそうです
おめでとうございます

すごいな、10年

本当におめでとうございます



と、ここまで「いつも髪を切ってもらっている」感を出しておいて
非常に言いにくいのですが


無精者の私は、実はそれほどマメに美容室へ行きません


がーん


いや、オブラートに包んでみましたが実際は

明日撮影できれいにしないといけない、とか
よっぽどのことがないと腰が重いのです

むしろ「そろそろ行かないと叱られそうだな」
位にならないと行かないでいたりします


でも別の人だったら多分もっと行かないはず(女としてどうなの?)
とにかく先輩がいてくれて良かったです


可愛くなりたい彼女や、素敵になりたい男子の皆さんは
切ってもらうと良いですよ

マツダ先輩ありがとうございました
うつわな人たち comments(2) trackbacks(0)
2011
 


新しい1年が始まりました
本年もAllegory共々よろしくお願い致します

このブログを読んで頂いている方々、その優しさで
今年もたまに、のぞいてやって下さい

私は元旦からジョギングという元気一杯なお正月でした
冬生まれ北国育ちという寒さに強めのマインドが、最も輝く季節です

できるだけきちんと走って体力をつけること
ささやかですが、今年の目標のひとつにします


古い例えですが

人生ハハハ(8×8=64)と笑ってシクシク(4×9=36)泣いて
足すと(64+36=100)ちょうど100になる のだそうです

毎日は泣いたり笑ったりだけど、人生を100とすると
笑っている事の方が多いよ、ということなのかな、と思います


今年も泣いたり笑ったり、どうか忙しくて楽しい年になりますように

ハハハと笑って、今年もよろしくお願いいたします





写真は、部長をモチーフに焼いたパイ

え、部長を喰う=自分が部長に・・的な?
下克上的な?・・


頑張ります!













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