代官山で器や生活雑貨を扱うアレゴリーホームツールズと母体の株式会社アレゴリーにまつわるいろいろをプレス兼水曜日当番が気まぐれに綴る裏業務日誌。

緑々


良いお天気ですね
どこもかしこも緑がきれい

店に来る時に通る目黒川も桜が終わって緑全開

まぶしい位に緑々していたので収めて来ました




お向かいのcoccaさん
今日も生い茂っています

いつもカウンターから眺めてうっとり
借景とはこの事

アンサリーの「のびろのびろだいすきな木」
という歌をついつい口ずさんでしまいます

 
あんまり見てるので目も良くなりそう




店内にいるオリーブの木

実はOPENと同時にお店に来て今2歳

「室内でオリーブって育つの?」という我々の心配をよそに
元気に過ごしている様子

一応値札のついた商品なのですが、愛着の湧いてしまった店主が
こっそり売り渋っているのではないかとかいう噂も




Allegoryで扱っている植物は、グリーンのスペシャリストでありながら
ミュージシャンでもあるSUGEEさんの手によるもの

これは古いモールドに寄せ植えした多肉植物
古い道具や器に植え付けした物はOPEN時からとても人気です


ちなみに、どんな物が入荷するかは
SUGEEさんが納品に来るまで誰にもわからない

たまにびっくりする位小さな容器に植えられた植物が入荷するのですが
(例えば直径3cmほどのほら貝とか)このシリーズは隠れファンが沢山います


これから夏に向けて、グリーン関連の商品やガーデニングモノなども
増えてくるのでお楽しみに


タイトルの「緑々」は「とても緑である」という意でたまに使いますが
ex「緑々しい」など

「あおあお」というニュアンスで読んでいただけたら幸いです


今日からGWですね

Allegoryは休まず営業
4日の水曜は私もお店に立ちます


みなさま良いお休みを!




かとうのつれづれ comments(0) trackbacks(0)
会津から
 

会津から木のいろいろが届きました


伝統的な挽きもの技術を生かした美しいフォルムが特徴

木でこのシュッとしたフォルム
陶器っぽいですよね


色を重ねる工程でこんな模様にしていたり


プリント?と見まごう仕上がり



こちら、もともと店主が自宅でアイスクリームを食べる用に使っていた物


「やっぱり美味いんだよ」
と、アイス番長が申しておりましたので使い心地は確かだと思います


木の良さは軽さと手触り
それに加えてこのフォルムね

普段は道具としての機能性を重視して商品を選んでいますが
珍しく店主が「感性で」選んだ一品



次はこちら


天然木の小さな盛り器

お客様にちょっとだけおつまみを出す、とか
何種類かの塩を並べてちょっとオツに天ぷら食べたり、とか
ピアス置き場にしたり、とか




サイズこのくらい
直径約6.5cm



裏には何か漢字が・・・・



桜・栓・欅・楓

木の名前が書いてありました






しつこく言ってますが日本語って素晴らしいな


木目にそれぞれ個性があって、違いがあるのが面白い
紹介しきれていないプレートとかもあるのでまた機会を見て紹介します


今週のおまけ



先日店に来たら郵便が
静岡に住む友人からでした

入っていたのはガーゼのハンカチ
趣のある草花と「あ」という文字が描かれています

どうやら浜松の秋野不矩美術館という所で展示されていた
宮脇綾子さんというアプリケ作家の方の作品でした

40歳からアップリケをはじめた宮脇さんは
布の端切れの多様な色や模様、織りの質感を生かして、
野菜や果物、草花、魚、動物など身近な世界のすばらしさを
自らの創意により作品としました、そうです(受け売り)

wikipedia情報では「徹子の部屋」に出演したという情報も
個人的にぐっときます


でも更にぐっと来たのは
ハンカチと一緒に入っていた葉書に書かれていた


この「あ」には

アップリケの「あ」
あやこの「あ」
新しい発見をした驚きの「あ」

である、というのを知り胸が熱くなりました

という友人のことば

まず私はその手紙で既に胸が熱くなる始末

宮脇さんの感性
それを受け取る友人の感性

どちらも素晴らしく気高いです


あ、は挨拶の「あ」
あ、はありがとうの「あ」

さすが平仮名のはじまりだけある


いやらしいの覚悟でいうけど
アレゴリーの「あ」でもあります

このブログにも新しい発見の「あ」があるといいな
ありますように
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うつわ女子 vol.3



久しぶりのうつわ女子です


いきなりかご見てるけど気にせずに


今回のお客様は、新しい妻と書いて新妻・YPKさん
友人の中で一番新しい妻なので、最近ずっと新妻と呼ばせていただいています

YPKさんとは以前、一緒に仕事をさせて頂いていたのですが
テキパキテキパキとフットワーク軽く仕事をこなす、とてもできる方
厳しさの中に優しさのある、本当の意味で優しいひと


でも素顔はフクロウの大好きなかわいい人
世界中のふくろうグッズが彼女の元へ集まってきているとかいないとか

そのうち肩に乗せるんじゃないかとほんのり期待してます




女の人が好きなもの

美味しいもの・甘いもの・美しいもの・そしてカゴ


男性諸君、いくつ持っていても女性はカゴが欲しいんです


どれにしよーかなーと歌いながら選んでいますね



こんぐらい買うー


さすが買い物番長
いいかご選びます



ちなみに最近の店頭はこんな感じ

大混雑



カゴは入ったそばから売れていき、特にストックなどはないので
この位山のようにある時と、全然無い時とがあります

随時入荷はしているのですがどれに出会えるかは時の運


ちなみに今は「これは売り物じゃないんですか?」とよく尋ねられている
店内のお買い物カゴにもなっているアラログシリーズ



コチラをはじめいくつか入荷しています



入れるものも決まっていないのについカゴを買ってしまう貴方

これ以上カゴを増やしてはいけないと家人に言われてモヤモヤしている貴方

カゴをしまう為の大きなカゴを探している貴方も



店先がモコっとしていたら探し時かも





これはYPKさんから頂いたお土産


これを持って「あっかーりを点っけまーしょぼーんぼーりにー」と
元気よく歌いながら店に入ってきました


そのパフォーマンスにも感動しましたが
箱を開けて更に胸がきゅんとしました


ご馳走様です。いつもありがとう
いつまでも無邪気で可愛い大人でいて下さいね



うつわな人たち comments(4) trackbacks(0)
続・金網つじ


先日UPした金網つじのエントリー
思いがけずたくさんの反響を頂きました

お買い求め頂いた皆様ありがとうございます

「ブログを見て買いに来ました」と言われた日には
カウンターの中で小躍りしたいのを必死で我慢しました

「網、網!」と買いに来てくれた友人・知人の皆様も
この場をおかりして御礼申し上げます


そして地味にニュース

好評につき、オンラインSHOPでもお取り扱いを開始しました
わー(歓声)


非常に狭い範囲ではありますが
「一家に一台、金網つじ」現象をうけ

アレゴリープレスのひと改め

アレゴリー網のひと

ここは改めて、上手な使い方、お手入れ方法などを
書かなくてはなるまい、と鼻息も荒く

更に、ブログを読んで頂いた金網つじの辻さんからも
使い方のアドバイス頂いたので併せてご紹介します


さて早速

こちらが基本の手つき焼き網・小




約16cm四方に持ち手のついた金網に、ぴったりのサイズのセラミックの台がセット
食パン一枚がきっちり載るサイズです


まず、下のセラミックをコンロの五徳に乗せて中火で20秒ほど加熱
セラミックが温まり、赤くなってきたらOKです

後は網に食材を載せてセラミックに乗せるだけ

*個人的にカリっと強めに焼き色をつけるのが好きで
やや長めに加熱して使用していますが、普通に使う場合は20秒で大丈夫だそうです

遠赤外線の効果で中の水分を保ったまま焼き上げてくれるので
パンを焼いた時なども外はパリッと中はふんわり焼きあがります

他にも、干物や野菜、油揚げや海苔、お餅など、水分が少ない物が適していて
とろ火〜中火で加減を見ながら焼いていくと失敗が少ないです



ちなみに、キャベツは洗った後軽く水気を拭いてから焼くといいです


旬の野菜は味も濃くてしっかりしているので、さっと焼いて
軽くオリーブオイルを回し掛け、粗塩をふっただけでご馳走になります



バルサミコ酢があればちゃちゃっと振ったり
これをおつまみに白ワインを1本空けてしまった人を私は知っています


こんな感じで、基本の使い方とコツさえ掴んでしまえば
いろいろな料理に応用できるのが楽しい


最後にお手入れについて

金網は水洗い出来ますので、焦げ付いたなと感じたら
ぬるま湯につけて置き、中性洗剤で洗えます

セラミックは洗えないので、軽く汚れやパンくずを払う程度で
何かをこぼしてしまったりしたら、軽く濡らしたキッチンペーパーで拭います

毎日使ってセラミックの寿命は8ヶ月、週に3,4回の使用なら1年は使える計算です

セラミックが剥がれてきたら交換のタイミング
交換用のセラミックは、小で840円・大で1575円と経済的

もちろんアレゴリーでも取り扱いしています



この写真は、実際に京都の工房での作業風景
つじさんが撮られたHPの画像をお借りしたものです


長く京金網を手掛けている職人さんが丹念に手編みしている様子や
機械編みの網もひとつひとつ手で加工をして製品に仕上げるこだわり


私がこの金網を気に入ったのは
使いやすさは言わずもがな、歴史も伝統もあるのに
きちんと現代の暮らしに馴染む商品になっているところ


調理道具は、大前提として便利であるというのはもちろんですが
こうして気持ちを込めて丁寧に作られた「魂」のようなものが
料理をおいしく豊かなものにしてくれるのだと思います

商品 時々レシピ comments(0) trackbacks(0)
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