代官山で器や生活雑貨を扱うアレゴリーホームツールズと母体の株式会社アレゴリーにまつわるいろいろをプレス兼水曜日当番が気まぐれに綴る裏業務日誌。

クレソンとキャベツ、豚肉の常夜鍋
 

木枯らし一号が吹いたそうですね
冬好きには嬉しい季節となって参りました
お店の方も土鍋のラインナップを増やし
着々と冬支度を進めております

今日紹介するのは、以前教えてもらい
おぼろげに覚えていたレシピをなんとなくアレンジしたもの

クレソンとキャベツ、豚ばら肉の常夜鍋です

常夜鍋という響きが何故かとても気にいって
無駄に連呼したくてたまらない

なんかちょっと文学的な響きではないですか?
ちなみに、常夜鍋は「じょうやなべ」とか「じょうよなべ」と読みます

もとはほうれん草と豚肉をあっさりと出汁で煮た鍋のことを指すそうで
毎晩(常夜)食べても飽きない、というのが語源なのだそう

向田邦子さんが愛した鍋であるとウィキペディアにありました

執筆の他に小料理屋「ままや」を営んでいた向田さんが愛した鍋
とか言われると、なんだか益々気になってしまう常夜鍋であります

聞きかじった向田邦子情報はこのくらいにして

これから年末に向けて何かと慌しくなってくる季節に
遅く帰った夜でもあっさり食べられて良いですよ


◆用意するもの◆

*今回は一人用の5合鍋でたっぷり一人前の材料です

クレソン一束 半分の長さに切る
キャベツ6分の一〜5分の一カット 一口大に切る
豚バラ(しゃぶしゃぶ用)150g
焼き豆腐 半丁
ごま 少々

だし汁350cc 

今回は焼きあごの出汁にしましたが
昆布とかつおの合わせ出汁、もしくは市販の白だしなどでも

つけダレ
お好みでポン酢やごまだれなど

◆作りかた◆

鍋の底にキャベツを敷き、焼き豆腐を入れる
            ↓
出汁を注ぎ蓋をして火にかける
            ↓
キャベツに8割火が通った位のところで
豚肉を「しゃぶしゃぶ」としながら入れて行く
            ↓
豚肉が全て入ったら、クレソンを入れて再び蓋をする
            ↓
1〜2分程度火にかけ、クレソンにさっと火が通ったらごまを振って完成

◆ポイント◆

豚肉を煮込み過ぎないよう、キャベツに火が通ってから入れる
クレソンも歯ごたえが残るようにさっと火にかける程度に

全部入れて火にかけるだけ!というのも楽で良いのですが
順序を踏んで作るだけで、キャベツはしっかり味が染み
豚肉はぷるぷると柔らかくクレソンはしゃきしゃき、と
食べる時に色んな食感が混ざってすごく美味しくなります

つけだれはあわよくば、すだちや柚子・かぼすなど
柑橘系の薬味をぎゅっと絞ったポン酢が抜群に合います

我が家には頂き物のすだちポン酢があったのですが
あれがあればいくらでも食べられる気がしました


今回使ったお鍋はこちら



4th−marketのコセール5合鍋

以前に、土鍋でご飯を炊くという記事でも使用していたものです

ひとり暮らしで今年初めて鍋を買う、という方には迷わずお勧めするこの鍋
ごはんもおかゆも、鍋もうどんもラーメンも。これひとつで事足ります

家族の食事の時間が別々になる、という場合にも
食べる分だけ、食べる時に使えます

たっぷり野菜が食べられて、身体も温まる鍋料理
また美味しい物があったらご紹介します


最後に告知を・・・

先日ブログにちらっと書きました
「このブログが一周年だよめでたいな」的企画ですが

11月2日・16日・23日(祝)・30日の
4日間の水曜日
*9日は水曜ですがかとう留守です

レジで「ブログ見てます・・」と勇気を出して言っていただけると
ささやかな贈り物をご用意しました

水曜日に代官山へ来る機会があれば是非に
かとうがドキドキしつつお待ちしておりますので

それではまた来週


かとう

商品 時々レシピ comments(0) trackbacks(0)
気づけば一周年


気が付けばこのブログを始めて 一年
うっかりしていたら華麗にスルーしておりました

いつも拙い文章を読んで頂きありがとうございます

始めた時に当面の夢は
「ブログ読んでます」とお店で言われること、と定めました

おかげさまで、ささやかな夢は半年程で叶えることが出来まして
迎えた二年目は書籍化を狙っております

嘘です

でも一応タイトルだけは決めてあるんですけど
「Allegoryの水曜日」

ご覧になっている編集者さま
発掘されていないブロガーはここですよ

という訳で

細々と、でも一年間休まずに週一更新したことを
自分で密かにお祝いして

11月の水曜日は、読者感謝祭(仮題)
をささやかに計画しています

詳細は後日改めて。あくまでささやかに開催、なので
万が一、内容が肩たたき券とかでも怒っては駄目です

あしからず

そんな訳で、代官山のお店をご存知の方、オンラインSHOPで知った方
いろんな方にお読み頂いているこのブログ

今日は、お店に居てよく聞かれる質問をいくつかまとめてみました

意外と知らないあんなこと、聞いてみたかったこんなこと
勝手にQ&A方式でご紹介します


Q お店はいつからありますか?
A 2009年の5月からです

Q 扱っている商品はどこの物が多いですか?
A 器は国内の物が多いですが、良いものは国にこだわらず仕入れます
  古い雑貨はフランスから飛んできます

Q たまに「卸商材のアウトレット」という表記を見かけますが何ですか?
A アレゴリーは、レストランやカフェなどの業務用食器なども手がけているので
  そのサンプルなどを定期的に放出しています

Q 店主の帽子の中はどうなっていますか?
A 現在は短めのようです。たまにモヒカンだったりコーンロウだったりします

Q 水曜日は定休日じゃないんですか・・?
A もともと定休日でしたが、そこを利用して商品を貸し出したりしているうちに
  今のスタイルになりました。年末年始などを除き、ほぼ無休です

Q かとうさんは水曜日以外は何してるんですか?
A フリーでプレスの仕事をしています

Q 入り口にいるインコは何ですか?
A セキセイインコのソメスケです。役職は部長

Q インコなのにツイッターやってるって本当ですか?
A 
本当です。アカウントは@somesuke_algr

Q 中の人が居るんじゃないですか?
A 公式には居ないことになっています 

Q 店主とかとうさんは夫婦ですか?
A 良く聞かれますが違います

Q じゃあ恋人ですか?
A 違います

Q じゃあ何なんですか?
A 
10年越しの友人です
  戦友というか、盟友というかそんなようなものです

 
少しはAllegoryのことをわかっていただけたでしょうか?

最後の質問は、お客様・お取引先問わず本当に良く聞かれるので
良い機会にふんわりと公表してみました

これからも少しづつお店の楽しい事をお伝えできるよう頑張ります
2年目の裏日誌もどうぞよろしくお願いします













かとうのつれづれ comments(4) trackbacks(0)
晴れの日には洗濯を
 

洗濯好きですか?

晴れた日に朝からがしがし洗濯機を回して
干した洗濯物が夕方に乾いていたりすると
かかか、完璧!と自分で自分を褒めちぎってしまう

物干しの許容量や洗濯バサミの数を考慮しつつ
え、もう一回まわせる?と心の中で葛藤したりする

はい、洗濯私は好きです

洗濯が好きな人はたぶんもっと好きになる
嫌いな人でもちょっとやる気が上がる


今日はそんなランドリーアイテムのご紹介



Freddy Leck sein Wasch salon

フレディーレックはドイツのベルリンに実在するコインランドリー

オーナー・フレディさんの

「洗濯」は服を洗って清潔する行為なのに、
コインランドリーに清潔で心地よい場所がない
洗濯機、インテリアなどにもこだわったコインランドリーを!

という思いから出来たランドリーサロンで、カフェも併設しています

http://www.freddy-leck-sein-waschsalon.de/


こういうの日本にもあったらいいのに
ドイツに行ったら絶対行く!と予定も無いのに固く誓いました


洗剤やランドリーバスケットなど、洗濯機まわりの必需品だけでなく
Tシャツやトートなどアイテムはとても豊富

上の画像にある、ランドリーバスケットや洗濯板にハンガーなど
Allegoryでもフルアイテムではないですが、色々揃っています


中でもこれが可愛すぎました



BAG?

そうです
PEGBAGという名前の小さなトート

名前の通り、PEG(洗濯ばさみ)を入れるBAGです

小さくて可愛いだけでなくちょっとした所に引っ掛けておけて
なかなか理に適っているのです

どのくらい小さいかというと



かとうがBAGとして使うには少々バランスがよろしくない位の小ささ
伝わりますでしょうか

洗濯ばさみ以外にも、ネットを入れたりこまごました物の収納にも


ちなみに私がドラえもんみたいな格好なのは狙った訳ではないので


ランドリーネット

網目が細かくてきちんと衣類を守ってくれます
パッケージも業務用っぽくて素敵

全てを紹介できていないのですが

例えば洗濯ばさみなら
つまみやすいようにピンチが指の形にくぼんでいたり
洗濯物に後が残りにくいいように作られていたり

いちいち洗濯への愛情が感じられるんです

フレディさんは

前向きなココロとライフスタイルが作られるような
モノ、コトをランドリーシーンから

というのをモットーにしているそうです

毎日続く日々のルーチンも
ひとつひとつに小さな楽しみがあれば
生活全体も楽しくなるんじゃないか

楽しくなればいいな、と思います




今週のおまけ





以前ブログにコメントを頂いて私がこっそり喜びのダンスを踊った
大好きなお客様が水曜日に遊びに来て下さいました

お仕事が水曜休みということもあって
ご来店いただくと自動的に店には私が居る、という状況なのですが

いつもブログの内容きちんと覚えて下さっていて
載ってましたね、とかコレ気になってたんですよー、と
手に取ってくださるのが嬉しいったら

もう、これからのブログはお2人の為だけに書きます!

いや、逆に迷惑かもしれないのでやっぱ止めます!

でも、そのくらい嬉しいんです本当に
書いていて良かった、と思わぬご褒美を頂いた気分です

ついでに待望の、
ワックスペーパー部への入部希望(仮)も頂いてしまいました

近々、うつわ女子にも出るとか出ないとか

いつもありがとうございます
これからもAllegoryを(ついでに私も)よろしくお願い致します

商品 時々レシピ comments(2) trackbacks(0)
トースト刑事



今日のタイトルからスケバン刑事を連想したそこの貴方

たぶん同年代です
間違いない


あぶない刑事を連想した貴方

私はユージ派でした 
白状します


で、トースト刑事は何をするのか

犯人と書いてホシと読むようなハードボイルドはそこにあるのか


答えは否

トースト刑事の仕事は、主に
私が先週食べたトーストをひたすら見張るというものです


それだけ?

それだけ


いま地味っって思った人怒らないから手を挙げて

毎日トーストを撮影していた自分も充分に自覚はしているのですよ


でもいいの

これも全て金網つじの焼き網で焼いたパンの美味しさを世に広める為
(金網つじに関してはこれこれこれなど過去の記事をどうぞ)

だって本当に美味しく焼けるんだもの




◆月曜日

レーズンパン+シュガーバター

皿 4th-market スティルクプレート クリーム色




◆火曜日

山型イギリスパン+鎌倉ハム+マスタード

皿 4th-market スティルクプレート カーキ




◆水曜日 

6枚切り食パン+ざく切りマーマレード

皿 4th-market スティルクプレート ライン


◆木曜日 食べてない

◆金曜日(TOP画像)

6枚切り食パン+ピーナツバター

皿 4th-market スティルクプレート 水色

※土曜と日曜は刑事お休み


以上


こんな感じでですね
毎日食べても飽きない訳です


ほんとトーストばかりですいません
サブリミナル効果、狙ってないと言ったら嘘になります


あ、ちなみに連日しれっと写っている木のバターナイフ



えらい良いです

何種類かありますが、私が一番好きなのはこの真っ直ぐのもの
バターでもジャムでもクリームでも、上手く塗れます

多分380円渡されて
「これでとびきり素敵なプレゼントを買いなさい」と言われたら
迷わずコレを買うであろう380円の逸品です

パンのお供にどうぞ

今日もまた1人
店へ取材にいらしたフォトグラファーさんがパン焼き網をお買い上げ

有り難うございます

広がる焼き網の輪でいつかタモさんに挑戦したい10月の夕暮れ


それではまた来週!

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