代官山で器や生活雑貨を扱うアレゴリーホームツールズと母体の株式会社アレゴリーにまつわるいろいろをプレス兼水曜日当番が気まぐれに綴る裏業務日誌。

うつわ女子 vol.6 
 

今週も楽しいうつわの時間がやって参りました

本当は寒いからコール&レスポンスで会場を暖めたかったのですが
いざやろうとするとなかなか勇気要るもので

出だしのバリエーション少ないのが最近コンプレックス
こんにちは、水曜当番です

さてさて
今回のうつわ女子はスタイリストの植村さん

雑誌「天然生活」などのスタイリングをはじめ
最近は着こなしや似合うものに悩める個人の方へ向けて
パーソナルスタイリストとしても活躍されています

この日は撮影で使うカゴを探しにご来店


カゴを早々に決定し、フレディーレックのランドリーコーナーで真剣に物色中


ハンコを触る仕草が可愛らしくて無意味に激写し


うなじに光る星の留め具にキュンとしては激写し・・

だんだん「可愛い彼女を撮りまくるオレ」みたいになった為この辺でやめます


そうだった、うつわうつわ


どうでしょう
天然生活を意識しながら撮りました

さすがスタイリスト「こんな感じ?」「もうちょっと商品見せる?」と
次々と的確にポージングを決めていかれます

自宅用にお茶碗を探しているとのことで
こちらを選んでいただきました


錆巻駒筋 飯椀

外だけでなく、内側にもラインが入っています
ラインが効いていてちょっとモダンな感じ

やっぱり日本食には土物の茶碗がよく合いますよね
見込みはこんな感じです

*中にころんと入っているのはコーヒーメジャーです


植村さんとはお仕事を通じて知り合いましたが

初めてお会いした時からごく自然に話が出来て
なぜかその日のうちに食事の約束をしたという

お互い

「こんなことめったにないですよ〜」

「いやいや、私だってないですよ」

「いやいやいやいや・・・(長いので省略)」と

ダチョウ倶楽部ばりの譲り合いの果てに


これ、もし男女だったら熱愛に発展しかねない温度
抜群の安心感といいますか

たまにありますね、こういうこと
あれ、すごく前から知ってた?みたいな

これはもちろん植村さんの朗らかな人柄に由る所が大きく
私はいつも安心して身をゆだねさせていただいております

さっぱり・ちゃきちゃき・なのに可愛い
これが私の中での植村さん

さっぱりと可愛いが同居する大人の女性って
居るようでなかなかいない、気がします

植村さんが運営するliltin(リルティン)http://liltin.com/
では、お持ちのワードローブを診断してカルテを作ってくれたり
お買い物に同行してプロのアドバイスをしてくれるサービスも

HPに載っている事例を見て、店主が「オレも頼もうかな・・」と
呟いたのを、私は聞き逃しませんでした

スタイリングに迷ったらliltinへ
テーブルセッティングに迷ったらAllegoryヘ

どちらもお待ちしています

明日は水曜日
天気予報は雪ですが元気に店番致します

ではまた!

プレスかとう












うつわな人たち comments(0) trackbacks(0)
箸の話
 

今日は箸の話でも

箸が転げても可笑しい、という諺は
主に10代の娘さんに(のみ)向けられているというのを知り

この気持ち前にも感じたことある・・と思ったら

甲子園を見ていて「もう逆立ちしてもこの子達より大人なんだ」
と気づいた時の切なさに似ていたんでした

大人のセンチメンタルあるある
どうもこんにちは水曜当番です

全然関係ないけど

「当番」と打ったら「陶板」とまず変換される
陶器屋イズムに芯まで染まったこのPCよ

そうそう、箸でしたね

普段使いからおもてなし用、本漆まで
いくつか種類を揃えているのですが

今日はその中からいくつか紹介



積層細四角箸

なかなか長い名前ですね
しかも全部漢字ってどこで息継ぎしたらいいの?

と、ついブレス確認してしまったのは私だけでない筈

名前にも「細」入ってますけど、実際細いです

もう、実は名前も略して「細」だけでいいんじゃないか
と、つい暴力的に意見してしまうくらい、細いんです

多分一番太い部分でも5mmほど



右がおそらく平均サイズの太さの箸です

参考になるような比較対照が無く
いまいち細さを実感できる説得力に欠けますけど


この細さを何とか伝えたいと!

繊細な口当たりを何なら経験していただきたいと!

そう、今まさにこれを読んでいる貴方にです


例えるならお箸の革命だよ、と

いっそ鍬でも渡してくれたら私も立ち上がるよ、と


・・ごめんなさい、全然着地地点が見えなくなってしまいました


話を戻します

しかもこんな細いボディにして
なかなかタフにできている

まず、食洗機OK

木なのに?
YES、木なのに

樺材に樹脂を高圧浸透させているので
見た目もテクスチャーもしっかり木なのに水を吸収しない

結果、耐久性がぐんと上がり
使用に伴う毛羽立ちや褪色、変色もしにくい

木なのに樹脂に守られたハイブリッドお箸
ちなみに国産です


お次!



艶々ですね

本物の輝きってこういうこと?

キレイな夫婦箸
ご結婚のお祝いに選ばれることも多いです

お祝い事に箸を贈るのは個人的にもお勧め

軽くてかさばらないし、もし既に揃えていたとしても
邪魔にならずしまっておけると思うので


                                             
一膳2200円

本漆でこの値段は我ながらだいぶ良心的ではないかと思われます
しかも越前漆器で御馴染み、信頼の福井県産

お祝い以外にも、目上の方にちょっと何か贈りたいとか
逆にお祝い返し的なサムシングにも

べっ甲は性別や年齢にあまり関係なく好まれ
また似合ってしまうマルチなお方です

丹念に塗り重ねられたこのぽってり感は
機会があれば是非お店で手にとって見られたし、と



あ、箸を新調したら箸置きもどうぞどうぞ
今回紹介しきれなかった箸達もまた機会を見て

外はまだ寒いですが、春は意外と近くまで来ている(らしい)
新しい生活に向けて、いやちょっとした気分転換にも


見慣れたお茶碗でも、箸が変わるとご飯の味まで変わるもの

何気なく使っていた箸も
こだわって選べばご飯が更に美味しくなるとかならないとか

うつわも良いけどお箸もね
という訳で皆さんまた来週

プレスかとう






商品 時々レシピ comments(0) trackbacks(0)
有り難い
 


先日店番をしていたら
「かとうさんですか?」と声をかけて頂きました

聞けば

裏日誌を読んでいただいているお客様が、
以前にこのブログで記事にした、結晶釉の器
友人への誕生日プレゼントにと購入頂き
プレゼントを渡す際ショップカードの裏に
ブログのURLを書いて一緒に渡して下さったとのことでした


「贈り物を開けて単純に、キレイだな〜♪と思ったけれど
その後ブログを読んで詳しく知ると更に愛着が沸きました!」と


わざわざ、それを伝えに
わざわざ、水曜日に

(・・・ざわざわ)
これは加藤の心が震える音

ありがたくて、ありがたすぎて


思わず硬直しました

本当に嬉しいと人間て固まるんですね
「わーい」とかじゃなく

更に

「ラッピングが可愛くて、捨てないで畳んであるんです」と
重ねて嬉しいお言葉が


このラッピングは私もちょっと思い入れがあります

Allegoryのギフトラッピングは有料・無料と2種類あって
有料をお選び頂いた際は上の画像のように風呂敷で包みます

お店がオープンして間もない頃
店主とギフト包装について考えていて

出来ればお客様を待たせずに包めて
開けた後に使えるようなものは無いだろうか?と

悩んだ末に落ち着いたのがこの形

何かちょっとした物を包むとか、野菜入れの中に敷くとか
汚れたキッチンを拭くのでもいい

もしも、手に渡った後に何か役に立てばこれ幸い
そんな風に思っています

最初は大・中・小の三種類しか無かった風呂敷は
今はサイズ違いで5種類

最近こんな袋状の形も加わりました


ちなみに、この風呂敷達は横浜某所にて一枚づつ手縫いされています

この場を借りて、いつもこれを縫っていただいているIさん
ありがとうございます


ありがとう、の語源ともなっている「有り難い」は
「有ることが難しい」という意味で

有り得ないこと、滅多にないことだから
「ありがとう」なのだと聞きました

沢山あるSHOPの中から
Allegoryでギフトを選んでいただけたのも有り難い

贈り手から貰い手のキャッチボールの中に
僭越ながらこのブログが少しでも役に立ったなら、これも有り難い

そしてわざわざお礼にいらして頂けるとは

もはや「有り難い」以上の例えが出てこない
自らのボキャブラリー不足をうらむばかり

これからも「有り難い」瞬間に出逢えるべく
お客様にも「有り難い」を伝えられるように

背筋がぴーん、と伸びた2月の始まりでした

Kさま、もし見て入らしたら
有難う御座いました!

ではまた来週
プレスかとうでした



















アレゴリーつれづれ comments(0) trackbacks(0)
お知らせなど
 

ささやかなお知らせ

なんとなく「金曜ぐらい」にUPしていたこのブログ
来週から「月曜あたり」の更新になります

特に更新日を決めていたわけではないのですが
なんとなく金曜日に更新される感が定着しており

諸事情で金曜中のUPがままならない時は
「何かあった?」と心配されて嬉しハズカシ

なので、もしなんとなく金曜の夜に覗いて下さっていた
画面の前の貴方、そう貴方

来週からは月曜にお会い致しましょう

てな訳でプチ引越しのお知らせ

ちなみに、MOVEはこれを並べました

アルファベットはんこ

サイズ感がばらばらで、並び順がアバウトです
Mが所定の位置に入らないこのゆるさ

お知らせついでに近況でも



アレゴリーの床を直してくれたりうつわ男子に出てくれたりと
お世話になってばかりで頭のあがらない牧野氏率いるARKESTRA

先日2周年を迎えてお祝いの会があったので遊びに行きました



有志によるライブあり



赤ちゃんがすっぽり隠れそうな寸胴で振舞われるクラムチャウダーあり



絶品トリッパありの
楽しくて美味しくて、温かい空間

沢山の人がお祝いに駆けつけていて
お店が愛されていることがじんじん伝わってくる時間

集まってくる人がお店を作るのだな、と改めて感じた夜でした

この日、決算棚卸しにて泣く泣く欠席した店主と私でお祝いにこんなモノ



SHOPカードを模したクッキー
富ヶ谷のSAC about cookies さんで作ってもらいました

ARKESTRA2周年本当におめでとうございます
これからも宜しくお願いします〜

ではまた月曜に!

プレスかとう
かとうのつれづれ comments(0) trackbacks(0)
ホームパーティ男子 vol.1


料理ができる男は美しい

先日、近所で開催されたホームパーティ
うつわ男子にも近く登場予定の友人が腕を振るってくれました

この会は何度かAllegory にも器を買いに来てくれたS氏が主催

・・・ということは



こうなります

食器が4th-marketオールスターズ

四日市の皆様
代官山に運ばれて来た器達はこんな風に使われています

ああ、出世してTVに映っちゃった息子の「母さん見てる?」気分
出世もしてないしTVにも出てないけど

写っている料理はパテ以外全てS氏メイド
女子の目、この時点でほぼハート♡

食べている最中にさらりと席を立ち

「ちょっと、カブ焼いてきます」と言われた時は
うっすら後光が射して見えました


これが焼かれたカブonチーズ
ペレンの青いプレートにのせられています

ちなみに、この日私の仕事はバゲットを買って行くこと
そして切る事、以上



ローリエのボウルにこんもり盛られたバゲットも
お料理と酒に並行し恐ろしいスピードで消費されていきます

ちなみパンが盛られているのはこのボウル


ちょっと宣伝挟んだりして

そうしているうち、この日の真打ち
ねぎま鍋が登場



奥のほうにディレクター的に映りこんでいるのがS氏です
うつわ男子の登場をお楽しみに

それにしても

ねぎま鍋、生まれて初めて食べました
簡単に言うと葱と鮪のお鍋です

しみじみ美味しくて感動
マグロがお鍋にこんなにも合うとは

こういうシンプルな鍋のバリエーションを私も増やしたい

そしてこの鍋
コアな4thファンなら取っ手に見覚えがある筈



コセールの8号 でした!

可愛いのにシュッとしてて人気のお鍋
この日も「可愛い〜」とちやほやされていました(自慢)

この後は満腹感と酔いで写真が全く無いのですが

駄目押しに「それでは〆に炭水化物を・・・」と
ジャガイモのガレットを焼いていたS氏の背中

しっかり皆の目に焼きついております
ガレットだけに。うん

S氏ありがとうございます

今回は「買えるブルータス」ならぬ「買えるAllegory」
意識してみました

食べることに忙しく写真がいまいちでしたので
次回もう少し綺麗に撮りたいな

という訳で、S氏
次回の開催を楽しみにしています

ではまた来週!
プレスかとう

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