代官山で器や生活雑貨を扱うアレゴリーホームツールズと母体の株式会社アレゴリーにまつわるいろいろをプレス兼水曜日当番が気まぐれに綴る裏業務日誌。

続・花と暮らす
 

先週の水曜日
あまりに天気が良かったので、店に来る前に花を買いました

以前書いたエントリー(参照・花と暮らす)でも触れましたが
やはり、相変わらず花が好きであります

この季節だと、アジサイや芍薬
大ぶりな花をどんっと生けると、夏だなあと思います



最近、大きなガラスの瓶が色々入りました

もうこういう器は、ごわっと色んな種類を入れるだけでいい
何種類も色々、出来れば沢山の色が入ってると楽しくなります

もしくは、インパクトあるやつを数本だけ



こういう大ぶりな花瓶をドアストッパーにするとか

来客の時、テーブルに飾るのはもちろん良いのですが
入り口にこういうのがあると、さりげなく歓迎の気持ちが伝わる気がします

リビングにも、小さな一輪挿しを沢山置きたい



鏡の前に置くと花が二倍になるマジック!
洗面台とかでも応用できます

あとは、使っていない籠に花瓶ごとイン
もちろん使ってる籠でも可



日々の忙しさにかまけて無くしがちな
自分の中の乙女心を思い出せます

あと、ホーローの洗面器に「とりあえず」放っておいたのが
けっこう気に入って、そのままリビングに置いていたりもします



意外と良いんです
高い所に良く合う

花を買うときは、特に何に生けるかを考えず
取りあえず好きな花を好きなように買うのがいいです

家に帰って水揚げしながら
どの器に生けようかな、とあれこれやるのが嬉しいし
入れた花器をもってどこに置くか部屋をうろちょろするのも楽しい

気分が良いから花を買う
気分を上げたいから、花を買う

どっちも同じくらいあります

特別な花器が無くても大丈夫


こういう道具に生けても、やはり花は美しい

今回はいわゆる「花器」チックでないものに生けてみましたが
日常にうまく溶け込んで、過度に主張しないのが良い感じ

あまり仰々しくなく、わざとらしくなく
流れるように花と暮らしたいな、と思います

ではではまた来週!

プレスかとう










かとうのつれづれ comments(2) trackbacks(0)
長い眠り
 

これを書いている今日は5月22日
昨日は金環日食でした

見れた方はどのくらいいるんだろう
私はニュースや周囲がUPした写真で満足した人です

サングラスを何個もかけると眼鏡が無くても見えるよ!と
朝1で友人から届いた真実味の薄い情報に踊らされて
ほんの一瞬、家の中のサングラス集めたりはしましたけど

さて、そんなめったに見れない天体現象の裏で
Allegoryには長い眠りから覚めた商品達が並んでおります

ちょっと例えが大袈裟じゃね?と思った方
大丈夫。書いている自分でもちゃんと大袈裟と思ってる

でも一応TOP画像は日食イメージしてるから
そういう気持ちでもう一度見てみてください


ほら

ちょっと太陽っぽく見えなくもないでしょ


でも蓋をずらして日食っぽくしたのはボツにしたよ?

さてこじつけはこのくらいにして


どん



古いガラスが入荷しています


店主が青森にて掘り起こしてきた、いわゆるデッドストック
おそらく1970年代前後のモノではないかと推測されます

この琥珀色のガラスには割とファンが多くて
集めてる方も結構いらっしゃいますね

ガラスなのに暖かみを感じるからなのかな
個人的に、夏だけでなく冬にも合うなと思います



蓋付のキャニスター ¥1680

食品保存容器として、お漬物とか入れるのは勿論
おやつをいれても良いサイズ

この小さめのサイズが可愛い

あとはちょっとレトロガーリーなこれ



ピンクガラスのオーバルプレート ¥1680

ハートのモチーフがこれでもか!と並んでいる愛にあふれたプレート
フルーツとかケーキをのせるのに良さそう



広がる影もハート・ハート・ハート

愛が止まりません



同じピンクガラスで、ミニプレートも ¥840

ピンクと言っても淡い色で
大人っぽいので甘くなりすぎない感じ

これはアイスだな。あと水ようかん


てな訳で



デッドストックって最近よく耳にするけど
ようは少しの間眠ってた在庫な訳です

今見てもいいなと思う色や形だけれど
当時はなんとなく隅にやられていて

めぐりめぐって代官山のうつわ屋が
たまたま青森の食器屋の倉庫でまた出会ったと

なのでUSEDではないんですが
なんとなく埃かぶってたり、保管によって曇ってたり

だけど誰かが使っていた訳ではないから
古いものに抵抗のある方にもおすすめ

今は技術が進歩して簡単にアンティーク「風」が作れるし
もちろん強度とか価格とかのメリットもあって良いのだけれど

このガラスが経過した「時間」だけは再現できないわけで

もしかしたら自分の生まれる前から倉庫で眠っていたガラスで
珈琲を飲むなんてなかなか粋なんではないかと思ったり

古いものも、新しいものも
それぞれに楽しみがあって良さもある

今はその中からどちらも自由に選べるいい時代ですね

デッドストックフロム青森はどれも少量の入荷です
気になったら是非手にとって見てください

それではまた!

プレスかとう

商品 時々レシピ comments(0) trackbacks(0)
こんなふうに出来ています
 

さて

間もなく三周年を迎えようとしております我らAllegory HomeTools

あちらこちらでうっすら告知しておりますが・・
もうすぐ新しいお店が出来ます

徒歩一分、走れば27秒くらいの場所です

お店を出す理由は諸説ありますが、今の店が元々小さいのに加え
外販のサンプルが増えてきて保管の限界を超えつつあるから、だとか

海外のモノ、古いモノを更に充実させたいからだとか

物件見に行ってひと目で気に入ったからだとか

店主が昔から好きな文房具をもっと増やしたいからだとか

ざっくり言うと全部当たり
この色々な願いを叶えるために決断しました

ついては、これから一緒に働いてくれる方を大きく募集中
これを読んで「面白そうだな」と思ってしまった人

悪いようにはしないので是非履歴書をどうぞ

いきなりですがこれから全スタッフの図入り解説をします



おなじみ弊社代表

全権握る偉い人です
青森県出身、故郷と小動物をこよなく愛するコワモテだけど優しい系

店舗業務に加えて、小売店さま向けの卸売り担当も兼務
良いものがあると聞けば、東へ西へ買い付けに参ります



コバヤシ様

彼女は、個人でもシュシュやアクセのオンラインSHOPを運営し
AllegoryのオンラインSHOPやカタログ製作も手がけるWEBマスターでもあります

おっとりしていてふんわりやんわり癒されます
優しそうに見えて、本当に優しいホンモノ系



ムラカミさま

最近は、バイイングや陳列、店内レイアウトまでテリトリー広げ中
コピー&ペーストの要領でサクサク仕事覚える脅威のニュージェネレーション

可愛い見た目にそぐわず天然チャキチャキ元居酒屋系


・・・・・

ここまで書いてきて、私の写真が無いことに気づきましたけど

しょうがないよね?写真全部私が撮ってるんだもの
自撮りとか苦手の昭和生まれだもの

だから画像無いけど最後にわたくしカトウ
Allegoryのプレス兼水曜日当番です

加藤界は重鎮が沢山いらっしゃって、中でもやはり
「加藤茶」さん「加藤登紀子」さんあたりが2トップかと

お二方には遠く及ばないのですが、せめて激戦区の加藤界
20番手ぐらいになれないかな、と静かに野望を抱くロストジェネレーション

あ、写真あったや


集合写真撮ったんでした

店主でもコバヤシでもムラカミでも無いのが私です
まだお会いした事の無い方はじめまして

先日このブログの写真を撮るために店に来たら
久しぶりに全員揃ってまして

奇跡!

集合写真撮ろう!と初めて4人揃って撮りました
4人が揃うのはたぶん昨年末の忘年会ぶりです

特に、私と村上さんはシフトの関係でほとんど会いませんが

私が前々回のブログをUPした日に
「ちょうどTSUTAYAでマザーウォーター借りたんですよー!」
という報告を受けるに至り、強固なシンクロニシティを感じずにはいられません

と、現在のアレゴリーは、こんな感じで構成されています

ここで新しい風を吹かせるもよし、そっと寄り添うもよし
起爆剤になって、色々吹き飛ばすもよし

どうぞ素敵な出会いがありますように
沢山のご応募お待ちしております

詳しくはこちらから→求人詳細

ちなみに、この集合写真のシャッターを押すために
お昼ごはん中に無理をお願いしたお向かいcoccaのM様

ありがとうございました



coccaさんは緑で包まれた素敵なお店なので
店番中に眺めることで視力の回復も期待できる、というのが福利厚生の一つです

改めて、ご応募お待ちしております

ではまた来週!

プレスかとう
アレゴリーつれづれ comments(0) trackbacks(0)
うつわ男子 vol.12  必殺兼業人


久しぶりのうつわ男子です

今回登場して頂くS氏は
いつものうつわ男子とは一味違います

何を隠そうこのお方
ここ最近めっきり検索数急上昇中(当社比)
ホームパーティ男子、その人であります

すごいね
兼業だからね

どんだけ友人に店のコンテンツ背負わせてるんだと
そろそろ本気で突っ込まれそうだけどここは持ち前の鈍感力で乗り切ってみる

だって、料理が好きで(しかもそれが美味しくて)
器にもこだわるような男子、身近にそんなにたくさん居ないもの

※もしまだ私に発掘されていない該当者は速やかに名乗り出てください

さて、そんなうつわ男子
早速愛用していただいているうつわを紹介してくれます

この写真はこの日のブログから→ホームパーティ男子 sideB



ここで使っていたペレンのプレート





着てきたTシャツとまさかの色合わせ



これがこうで




こうで





こう






Tシャツの柄からしてもう、只者でない感が満載でしょ
S氏は気鋭のデザイン事務所で働くスゴ腕プロデューサーです

手がけた仕事を挙げてしまうと
普段このブログに出てこないようなBIGネームばかり

急に場違いな会社名とか出てきて消化不良を起こすといけないので
詳細は伏せますが、テレビやWEBで誰もが一度は目にしたことのある
あんなコンテンツやこんなプロジェクトも手がけてたりします

この日、実は同じ会社で働くO君も一緒に来店してまして


将来有望な二人を両端に見切る、という
大胆にして贅沢な構図で写真撮ってみる

と、構図の失敗をごまかしてみる

二人が働く事務所は全部でメンバーが4名なので
「うちの会社の半数がブログに登場したことになります」
と言われて一瞬、自分が何かすごい偉業を成し遂げたような
錯覚したけど全然気のせいでした


S氏の手にかかると

お皿を紹介したつもりが、ちょっとフリスビーに見えて
遊びに行きたくなってしまったりします

ちなみに、テレビ局風にプロデューサーを「P」と略して
○×P、と呼んでみたくなるのですが

S氏の場合、略すと「SP」となり
堤真一が拳銃構えてしまいそうになるから却下

話逸れましたが
こういうPOPな色の食器を、男性はどんどん使って頂きたい

インテリアに拘る男子は沢山いるけれど
うつわにまで気を配っている人となると、ぐっと少ない気がして

然るべき器に盛られることで、料理は何倍も魅力的に見えますから
これ、かなり本気の話です


さて、別れ際にS氏のオールドスクールなVANSを紹介した所で

好きなタイプは蒼井優さんであることや

付箋の沢山ついた「東京★千円でべろべろに酔える店」
略してせんべろが本棚に潜んでいること

これまた偶然、出身は私と同じ仙台である件など
知ってる限りの情報をここに開示して

もひとつおまけに

先日アレゴリー周りの飲み会で
眠ったS氏の額に店主が「肉」と書き込む
昭和生まれらしい辱めを受けたという秘蔵ネタも解禁して

そんなS氏をもっと知りたい、というアレゴリー婚活部の女子の為に
ちょっとだけ

http://vkcdesign.com/

プライベートで手がけるデザインユニット
HPがカッコいいです

S氏、いつもありがとうございます
またホームパーティにて

それではまた来週!

引き続き、スタッフ絶賛募集中です
自薦・他薦問わず
http://news.allegory-hts.shop-pro.jp/?eid=428937
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加藤・小林・村上
 

タイトルに並んでいるのは弊社女子スタッフの苗字ですが
今日紹介するのは木村さん

新しいスタッフではなく新しい商品の木村さん
創業明治43年「木村硝子店」のグラスです

一言・もうとにもかくにも薄いです

触った瞬間「ガラスのハートってこれくらい繊細かな」
と、勝手に見当つけてしまうくらい薄い

木村硝子店のHPに書いてあった
「飲み物をそのままもっているような感覚」というのが本当に的確



一般的なグラス(右)と比べてみる

右のグラスも決して厚みがある方ではないけれど
左のグラスはかなりふちの線が細いのが分かる筈

これが入荷してきた時、頭の中で

(ビールだよねこれビールだよねビール飲んだら美味しいに決まってる)
という脳内アナウンスが流れました





美味しいよ


美味しいに決まってるじゃん




この泡の幅が思うようにならなくて

おかしいなー、もう少しなんだけどなー、と
ぐいぐい飲んでいたらだいぶ酔っ払いましたけど

最終的に自分的ベストはこれ




ビールはこういう薄いグラスで飲めば飲むほど美味しい気がする

だんだん、グラス愛にビール愛も絡んできて面倒な感じになってきたけど
この鋭い口当たりがキンと冷えたビールをナイスアシスト

木村硝子のグラスはもともとホテルやレストラン、バーなどの業務用として
多く使われているので、これがあると自宅で簡単にバー気分になれます

あ、もちろんお水飲んでもオレンジジュース飲んでも美味しいですから



サイズも色々

かなり絶妙な、かつ細やかな展開なので
きっと欲しいのがあるのではないかと




ビールばっかりでごめんなさいね

だって美味しいんだよ
飲んでみて欲しいんだよ
その為なら何だってするよ

最後のは嘘だよ

ちなみに「マザーウォーター」という映画で小林聡美さんが
ウイスキーだけを出すBarの店主を演じているのですが
そこで使われていたグラスも木村硝子のもの

どうりでウイスキーが美味しそうに美味しそうに、見える訳だ

知らずに見ていたのですが
これってすごい説得力

このグラスでお酒を飲みながらも一度観ようかな

さて世の中は絶賛GW
明日の水曜は店番します

あ、最後に告知を

歩いてすぐの場所にもうひとつ新しいお店ができます!
つきましては一緒にお仕事してくれる方を募集中
http://news.allegory-hts.shop-pro.jp/?day=20120424

木村さんでも高橋さんでも佐藤さんでもウェルカム
新しいお店についてはまたおいおい

それではまた来週!

かとう


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