代官山で器や生活雑貨を扱うアレゴリーホームツールズと母体の株式会社アレゴリーにまつわるいろいろをプレス兼水曜日当番が気まぐれに綴る裏業務日誌。

うつわ男子 vol.13
 

久々のうつわ男子です

今回登場してくれたのはライターのW氏
枯葉の舞い散る冬のある日に笑顔で登場

のっけからいい笑顔をありがとう

彼は元々、某出版社で編集をしていましたが
最近独立してフリーのエディター&ライターに

そもそもは出版社時代に展示会に来てくれたのがきっかけで
仲良くなりました

でも、実はきちんと会うのこれが2度目
これ書いていて気づきました

・・2度目か!


いい帽子かぶってますな

そんな、実は2度目ましてだったW氏

初めて会った時の印象がなかなか強烈だったので
実はもう結構仲の良い人のような気が、勝手にしています

何が強烈だったか?まず大きな荷物
後にそれがディジュリドゥという楽器だと知るわけですが

編集部の男性が持っているとしたら普通は紙袋とかな訳です
自分とこの雑誌とか、よその展示会回ってきたお土産とか

そうではなくて楽器
YOUなかなか自由だね

いっぺんで気に入りました
この人たぶん面白いほうの人だと

話してみたらやっぱり面白い
馴れ馴れしいというのとは違う、人懐っこさというか

警戒心とかもともと無い方だと自分では思ってますが
にしても、このフラットさは・・

うまく伝わっているかはさておき
そんな飄々とした空気もなかなか強烈な出会いしなでした




W氏:こんな風に撮ってるんすねー?

大体皆が同じことを言います
そうです、こんな風に撮っているのですよ

自然な顔の写真がいいので話しながらパチパチ撮る訳ですが
欲しい絵の為なら何テイクでも厭わない粘り強さを当方持ち合わせております

うつわ男子おもしろいっす、と登場を快諾してくれたものの
なかなかタイミングが合わず登場が延び延びに

二年越し?くらいの忘れた頃に実現

フリーになって時間の余裕が出来たタイミングで
満を持しての登場となったわけで

この日は友人の結婚祝いなどを選んでくれました

ようやく!という不思議な達成感と一体感が漂う店内
でも、何度もいうけどこれが2度目

面白いです



中腰で物色中の男子
けっこう真剣だったので逆にびっくり(何故だ)

先ほど触れましたが氏は音楽以外にも多才でして

絵を、描いているのです

どんな絵?と言われると説明できないんですけど

何の絵?どんな絵?と
ひと言では言えないのが素敵なんだよ、という風な絵です

これを書くにあたり、もう一度絵をよく見てみましたが
余計にわからなくなりました

説明しようなんて10年早かったっす

あれが頭の中にあるんだからどうりで、面白いわけだね
そういう不思議な絵です

そんな絵を描いているW氏



友人への贈り物はこれを選んでくれました
フエゴの鍋

ちょっと個性もあって、土のぬくもりがあって
ああ、ちゃんと選ぶなあと思いました

喜んでもらえているといいです

あとはこれも


ぎやまんの器 3色セット

男子でこれ選ぶ人あんまりいなかったかも
これ、ガラスに見えるけど陶器なんです

「ぎやまん」はガラスの呼び名で
陶器だけどガラスに見えるからそういう名前がついている

良く見ると面白いねっていう割と通好みなうつわ

選ぶものって、やはりその人が出る
おもろいな

そんな感じで



鏡越しにご拝顔

今までのうつわ男子らしからぬアングル
新しいことにも挑戦していかないとね

と、自分に言い聞かす

W氏ありがとうございます
ライターとしてのお仕事依頼も絶賛受付中

てな感じでまた来週!

プレスかとう



















うつわな人たち comments(0) trackbacks(0)
チーズが1つあったなら
 

去年の今頃はどんな内容のブログだったかな?と振り返ってみたら
ホームパーティ男子なんかを書いてました

ホームパーティ男子と言えば、お馴染みのS氏
昨日ついに近所でばったり遭遇しました。ええ、スッピン眼鏡にて

家が近いというのは便利であり時に凶器でもある
日曜の爽やかな昼下がりに失礼しました・・公開お詫び

さてチーズ

チーズがひとつあったなら、ということで
今日はカマンベールチーズを丸ごと使ってワインがすすむおつまみなど

<用意するもの>

カマンベールチーズ1つ
パイ生地(冷凍のものなら2枚程度)
はちみつ 適量
バター 少々

耐熱陶器(今回はスタック鍋で作りました)

あとはいつもの「簡単だけど美味しい物を食べたい」
という熱意少々

さて手順に入ります


パイ生地は15分くらい常温で柔らかくし
二枚を合わせて麺棒などで伸ばし一枚の正方形にします



軽くバターを塗った耐熱陶器にそっと敷きます

赤ちゃんを湯船に入れるような気分で



カマンベールにまんべんなく蜂蜜を塗ります
見えないですがちゃんと底にも塗ってください

夏になんとなく出ている部分にだけ日焼け止めを塗ったけど
帰ってきたらうっすらシャツの下も日焼けしちゃってた・・
みたいなのとはあんまり関係ないけど、蜂蜜はちゃんと塗ってください



ざっくり、ランダムに包みます
チーズがきちんと隠れれば、どんな包み方でも良いです

中心に向かってひだを寄せて肉まん風もよし
きっちりキャラメル型もよし

私は試行錯誤の結果、ざっくりした形の方が
仕上がりが好みだったのでこれで落ち着いています
決して大雑把なO型だからでは

ここで200℃に余熱したいたオーブンで約20分


待ちます

レンジの写真は今回もありません


焼きあがるとこんな感じです

更に「我輩はパイである」みたいなのがお好みでしたら
焼く前に生地に卵黄を塗ると良いかと

熱々にナイフを入れるとチーズがたらり

お好みで更に蜂蜜を入れます
これがかの有名な追いハチミツ


チーズにパイ生地、ハチミツと
もはや後ろめたいくらいハイカロリー

でもどうかここは思い切ってドウゾ

ここで少々蜂蜜を我慢するくらいでは
長い人生何も変わらない筈

多分そうな筈・・(自分に言い聞かせています)

後は、お好みで黒胡椒をガリガリと挽いたりして
ワインのお供に

甘いのに、何故か胡椒とも合うし
ハムやピクルスなどの塩っけのある物と一緒に食べてもいい

あと、これはお酒を飲まない人やお子様も食べられるので
おやつ感覚でも



スタック鍋の丸さを何かに生かせないかな、と常々思っていて
冷蔵庫に静かに鎮座するカマンベールチーズを見て思い立ち

そういえば昨年末、LA CEPAの Iさんより
「クリスマスプレゼントに・・」と頂いたハチミツがあったな、と

Iさん、ハチミツのおかげでまた食いしん坊になりました

片手間に準備して、オーブンに入れておくだけなので本当に簡単
熱々を、ささやかな罪悪感と共に頂くのはとても幸せな時間です

何かが「丸ごと」入っているのって
それだけで気分も上がるような気がするんですよね

チーズが1つあったなら

ぜひどうぞ

今週も水曜日は本店にてお待ちしています
それではまた来週!




商品 時々レシピ comments(2) trackbacks(0)
雑貨の季節

2月 どこまでも寒いです

どこまでも寒いなか、どこまでも暖かい布団に包まっていたい
という気持ちと日々戦っております

でも大丈夫

これ読んだら出かけたくなります
たぶんなります

OZマガジンの雑貨特集2013、出ましたっ

アレゴリーはエリア別の特集・恵比寿編にて

ばばんと!
ありがとうございます

弊社4番バッターの4th-market ポワレフライパンなど
お馴染みの商品たちをご紹介して頂いています

う・・・嬉しい


この特集は、数ある雑貨特集のなかでも特別楽しみにしているもの
以前の特集時に掲載して頂いた号も、何度読み返したことか

私がオズマガジンを好きな理由のひとつに
編集長の古川さんが巻頭に寄せているコラム?メッセージ?があります

今回もとても素敵でしたので
一文だけ引用

「なにかを選ぶということは、なにかを選ばないということで
その繰り返しで、あなたがあなたになっていく」

ぐっと来ます。キュンとします。
拙者もそう思います。とっても思います

食べることは生きること、という言葉とも重なるのですが
物を買うという行為も、やはり自分の人生に大なり小なり食い込んでくるわけです

世の中は断捨利ブームで
物を減らしてシンプルに暮らす、というスタンスは私も賛成ですが

それとは別次元で、気持ちのときめく物との出会いもまた素晴らしい訳で
誰かのそんなきっかけになりたくて、店主はこのお店を運営しています(筈です)

ネットにも沢山の情報があって速さや手軽さでは叶わないけれど
お茶を飲みながらページをめくるこの感覚は、ネットでは味わえない

何度も読み返して、自分の「えらぶもの」を探して貰えたら、と思います

そしてお次
そうです

今日は満腹二本立て

※大好きな目黒シネマのキャッチコピー
「いつも腹ペコ二本立て」へのリスペクトを込めています

おしゃれなママ雑誌nina's(二ナーズ)のうつわ特集



掲載されているのは新作・ノーチェの6.5吋プレート
印刷の関係で少し色が浅く映っていますが、実物はもう少し濃いです


実物はこんな感じ

新作ながらこのシリーズ、なかなかの人気

これはなんと、お店にもご来店頂いているスタイリストの白男川さんが
4thのうつわを推薦して下さったのです

白男川さんは、会社員時代に何度かお仕事をさせていただいた事が
あったのですが、もう何年もお会いする機会が無く

たまたま水曜に店番をしていたら偶然お店に立ち寄られて、嬉しい再会
4thのうつわを使っていらっしゃると伺って更に嬉しい、と

それぞれの働く環境やライフスタイルが変わっても
こうして器がきっかけで再びご縁があることに、感謝です

白男川さん、ありがとうございます


寒い夜は、暖かい珈琲片手に雑誌でもめくって

どこまでも出かけられそうな気分になっても
そこはどうか恵比寿止まりで。えへ

エブリデイエビスニシにてお待ちしております
私はもちろん水曜日に

それではまた来週!
プレスかとう




メディアとか comments(0) trackbacks(0)
かいらぎ家族

2月になりました
今年もあと11ヶ月か・・・

と書いていたら
後ろで店主が同じようなことをつぶやいていました

無駄にシンクロしてしまったところで今週もよろしくお願いします

今日の裏日誌は、最近充実している和陶など
中でも抜群の安定感を誇る人気者、かいらぎにフォーカス

かいらぎと言えば
http://ura-allegory.jugem.jp/?eid=5

記念すべき?初代うつわ男子にも登場していた古参者

お店がオープンした当初から根強い人気のあるシリーズです
いつの間にか仲間が増えて、ちょっとした大家族に



大ぶりな7寸の深鉢とか 



湯のみとか

今「YOU KNOW ME?」と脳内変換された方
うちの父と同じ回路です


おうどんがコレに入って出てきたら完全に嬉しい5寸の丼ぶりとか

飯碗も、大・中・小と充実。他にもリム皿などがあります
どうですかこの大家族っぷり

現代の悩ましき少子化に一石を投じるか?
いや多分投じないけれど

いやでも、正直な話
水曜日だけでも本当に沢山のお客様が

「これ好きなんです・・」とカムアウト
愛されてるなぁ・・と感じる商品のひとつです

かくいう私もかいらぎアディクト
過去のエントリーでも小出しにプッシュはして参りました

http://ura-allegory.jugem.jp/?day=20121230

http://ura-allegory.jugem.jp/?day=20120918

1つづつ、しかも忘れた頃に買い足す・・というスタンスで
我が家のコレクションは現在、小丼、リム皿、飯碗、の3点



オープンしたての頃に購入して以来、長らく愛用している小丼
何を一番盛り付けているか、と自問してみたところ

スライスたまねぎon 鰹節山ほどput ポン酢、という
料理と呼べば失礼に当たりかねない代物であることが判明しました

これに盛るとなんだかものすごい美味しそうに見えるんですもの
お鍋の時の箸休めにすごくいいんだもの



新たまねぎ!嗚呼なんて美味しいんですか・・

・・・いつもの如くだいぶ脱線したところで。
かいらぎからだいぶ遠くに来てしまいましたが



かいらぎだけでなく、店主渾身のうつわは他にも
奥にある和陶コーナーにて、ぜひ

日本古来からの色が多いからか
やはり和食を盛るには和ものだな、と最近改めて

菜の花、筍、春の山菜など
これから旬の食材も、よく映えそう

移ろう季節を、うつわと楽しめればと思います

今週の水曜は雪とのうわさ・・
春よこい、雪よ降るな・・と願いつつ

それではまた来週!

プレスかとう

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