代官山で器や生活雑貨を扱うアレゴリーホームツールズと母体の株式会社アレゴリーにまつわるいろいろをプレス兼水曜日当番が気まぐれに綴る裏業務日誌。

GOLDENでGREENなWEEK
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明日から5月

店内から見えるお向かいcoccaさんの緑もいよいよ鮮やかです
新緑つながりで、今日は可愛いコンテンツをお知らせ

いつもお世話になっている雑誌「FUDGE」のWEBにて
発芽酵素食マイスターのMegさんが連載している

Happy スプラウトlife」というコンテンツ

発芽酵素という言葉、私はこの企画で始めて知りましたが
確かに最近、酵素ジュースとか発芽玄米とか、何かと耳にするような

その気になる発芽酵素食のレシピにて
4th-marketなどAllegoryのうつわが使われています

http://fudge.jp/clip/

発芽玄米のおいなりさんやブロッコリースプラウトのサラダ

え、特別体に良いとかじゃなくてもフツウに食べたいですけど・・?
というメニューです

しかもかわゆい。さすがFUDGE (写真をお借りしましたE川さん・・)

どこらへんが緑かというと
今月のレシピテーマがブロッコリースプラウトだから

季節の野菜を楽しく(そして美味しく)食べて
結果元気になるのであれば、それはとても素晴らしいことだと思います

健康に良い、ということだけが先行して

見た目はこれだけど、食べたら美味しいから!とか
味はちょっと・・・アレだけど・・体には良いから!というのは
頭で分かっていてもやはりあまり楽しくないですもんね

そういう視点からもとても興味深いコンテンツ
良かったら覘いてみてください

さて、そんなグリーンな5月
もうひとつ嬉しいお知らせがあります

今まで私が店番をしている水曜日
姉妹店のビューローは定休日でした

そのビューローも、晴れて5月からは水曜も営業に!

但し、水曜のビューローは12時〜18時までの時短営業となります
※水曜以外は12時〜20時の通常営業です

閉店時間は少し早いですが、水曜日のビューローも宜しくお願いします

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本店は、夏に向けてガラスも充実してきました

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昨年お問い合わせの多かったカラフェ

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蓋がタンブラーになる優れもの

こんな夏らしいアイテムも続々入荷してきます

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こちらビューロー

オープンの頃と比べて、ぐっと商品量も増えました
棚の上や下、隠れた場所にも面白いものがあるのでじっくりどうぞ

GWの後半、お出かけに迷ったら代官山へどうぞ
今日のごはんに迷ったら、スプラウトをどうぞ

明日からは水曜も2店舗体制にてお待ちしています
良いお休みをー

プレスかとう

アレゴリーつれづれ comments(0) trackbacks(0)
代田橋といえば
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京王線・代田橋駅

駅から徒歩2分とはいえ、知っている人でなければまず入らない細小路
民家の並ぶ一角にこのお店はあります

大きな窓、大きなエントランス
世田谷にこんなゆったりとしたカフェがあるのか・・と正直驚くのではないかと

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お店の名前はCHUBBY(チャビィ)

店内での料理提供にお使い頂いているのがご縁となって
現在4th-marketの企画展を開催中なのです

取材という名のもと店主と先日お邪魔してきました

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元々は倉庫だった場所を改装した店内
大きな窓から入る光と高い天井も手伝って開放感が半端無いです

感動したのはテーブル間の感覚が広いこと
隣を気にせずにくつろげるのは、嬉しい

このゆったりした空間使いにはこだわりがあると
オーナーの高木さんがおっしゃっていました

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伺ったのはちょうど夕暮れ時で
外に残る光とこのランプの灯りとが丁度良く

一人だったら寝てしまいそうな予感がしました

でも寝ませんよ
ちゃんと取材、しましたよ

店内の数箇所に分けて展示をして頂いているのですが
どこも空間を贅沢に使っていてため息

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あと、ライティングが素敵なんです

いつもAllegoryでは明るいライトの下で見ている商品が
スポットライトを浴びているのがちょっと新鮮でした



談笑するオーナーの高木さんと弊社代表
打ち合わせたかのように白いシャツを着ています

コセールのご飯釜やグリルキャセロールなどおなじみの鍋たち
入口のバーカウンターには、鍋を中心にディスプレイ

鍋と言えば・・・

冒頭でも触れましたが
CHUBBYさんではお料理の提供にも4thをお使い頂いています

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厨房前にずらりと並んだナニベの手付き雑炊鍋

この小さな鍋を使った日替わりのメニューもあります

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ローリエやスティルク、フスマなど4th-market定番のプレート達

実際に毎日使っていることで、経年変化や鍋の火跡の付き方
チップ(欠けてしまうこと)した時の様子など、良い所も悪い所も

オーナーをはじめ、スタッフの皆さんがよく知っています

その上で今回のような展示を企画していただくというのは
とても重みがある事だし、誇らしいことでもあります

今回はお店で普段使用している物だけでなく
なかなか見ごたえのあるバリエーションで展示しています

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つたない取材を終えて頂いた、ぶどう酢ソーダ

「本日のチーズ」の看板を見て、夜に取材に来なかった事を痛烈に後悔・・
ワインも充実していました

カフェやランチだけでなく、しっかりディナーも

この空間に美味しいごはんとお酒があったら
いつまでも居たくなるに違いない

店主がよく「近所に欲しい」と熱望している理由が分かった気がします

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お酒を我慢した代わりに、いちごのロールケーキ
パティシエが作るスウィーツも色々あります

足らないものが、見当たらないな
私はそう思いました

お話を伺った高木さんの

”カフェの引き出しは食事と飲み物だけじゃないと思う
空間とそこで流れる時間、お客様、そこから派生するコミュニティーが大切”

という言葉が全てだなあ、と

効率を考えたら、あんなにゆったりした座席配置はきっとしないし
4th-marketの器は業務用として使うには高いものも多い

でも、敢えてそれを選んできた「スタイル」のようなものが支持されて
きっとお店が愛されているんだろうな

この日、僅か一時間ほどの滞在でしたが

のんびりと食事をしているカップル
スーツ姿のサラリーマン

一気に混む事はないのだけれど絶えずお客様がいて

平日の夕方に
何度も言うけど、知らない人は多分ここには来ない

めまぐるしくカフェが出来て消えていくこの時代に
8年間この場所でお店が続いている空気を感じ取るには充分な時間でした

こんな素敵なお店での展示
ぜひ見ていただきたいです

Allegoryで見るのとはまた違う表情の器たちと
使い込まれたうつわで頂くお食事で

また違う魅力が伝われば良いな、と思います

会期は5/6(月)まで
よかったら足を運んでみて下さいね

CHUBBY HP
http://www.chubby.bz/

ちなみに笹塚にある姉妹店の「茶日」でも4thのうつわをお使い頂いています

もひとつ最後にプチ情報

「CHUBBY」という名前の由来を伺ったら
ぽっちゃり、と言う意味だと教えていただきました

なんて可愛い・・・・

最近太ったね、と言われたら傷つくけど
最近ちょっとチャビィだね、と言われればそうでもない

そんなの気にせず、たくさん食べて下さいね
とおっしゃる高木さんが眩しかったです

高木さん、スタッフの皆様ありがとうございました
またゆっくり、伺いたいと思います

それではまた来週
そして今週も水曜日は元気に店番します

プレスかとう


さすらいのうつわ屋・旅に出る comments(2) trackbacks(0)
My Favorite Khaki
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最近になって気付いたことがあります
どうもカーキが好きだと、わたくし

今週は倒置法からこんにちは
水曜当番です

カーキのお話

シンク横に洗った食器を一時置くスタンドがあるのですが
気付けばそこにカーキの食器ばかり並んでいる

想像するに

使う→洗う→乾かす→乾いた傍から使う、という
一人暮らしの洗濯物ループのごとく同じ器を使っているという事で

思えば毎日の朝ごはんに使う器が
どうやらほぼほぼカーキで固定になっていると気付きました

メンツでいうとこのあたり

どうにもカーキ・カーキ・カーキ

自分が身につける物にはそれほどないんですよね

クローゼットを覘いても軍パンとかが少々
かばんの中はというと黒ばかりだし

でも部屋を見渡して納得

ラグの代わりに敷いているカンタもカーキ、ソファーもカーキ
育てている植物も手伝ってなんともカーキなのでした

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ちょっとジャングルみたいですが一応、人が暮らしています


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鍵を置いておくトレーもカーキ

今まで自分の気持ちに気付かなかっただけで
けっこう好きみたい

こんなに近くに居たのに・・と
また夏の日の1993歌い出しそうです

しつこい?自分でもちょっと思う

好きなのは認めるとして
理由はなんだろうか、と思うことしばし

ふと思い出したのが幼少の頃の記憶

小学生の私が花をプレゼントしようとして
母親に「色は何色が好き?」と聞いた時のこと


母「ビリジアン(即答)」


私「ほ、他には・・(そんな色の花は無い)」


母「うーんじゃあモスグリーンかな」


私「 できれば緑系以外で・・」


母「・・・・」
 


「・・・・・」



「・・・・・・無いかな〜」


結局花ではなく鉢植えを贈ったという

ビリジアンて絵の具でしか使ってるの聞いたことない色だよ?

でも確かに小さな頃家で使っていたテレビを乗せる台とか
不思議なグリーン(今思うとカーキ)だったな、とか

小学生には渋すぎる(まさにビリジアン色の)コーデュロイパンツ履いてたな、とか

今思えば母親も植物や花が好きだったのでそれもあるのでしょう


完全に血筋でした

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ちなみに、カーキのお皿にかぼちゃサラダを乗せると
かぼちゃ然としていて可愛い、とグッとくるの私だけでしょうか

このコントラスト、好きなんですよね

カーキ×イエローってなかなか良いのではないかと
目玉焼きが乗っているのも好きです

そんな訳で理由も解明し(これ大切、感情にはだいたい理由があると私は思います)

これからはカーキ好きを自認することにします

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今日のおまけ

スギさんが新しい植物を届けてくれたので、多肉も充実してます
植物も、広い意味でカーキと呼んでも差し支えないのではないかと

カーキのうつわがもっと欲しいなと気持ちが熱を帯びる春
またご紹介しますね

今週の水曜は良いお天気だとか
晴れの代官山でお待ちしています

それではまた来週!&水曜日に

プレスかとう

商品 時々レシピ comments(0) trackbacks(0)
FOR F からの砂時計に関する考察

 

All About による大人の為のウェブマガジン「FOR F」の使えるインテリア雑貨10という記事にて、アレゴリーとビューローの商品をご紹介いただいております

トップの写真はその企画内の写真をお借りしました

なんかいつもの写真と違うな、迫力あるな、、と思った方、正解
プロのカメラマンさんが撮るとこんなに素敵になるのです

詳しくはこちらのWEBで
http://forf.allabout.co.jp/



掲載頂いた中からいくつか紹介していきます
ここからは写真、いつもの加藤クオリティに戻りますよ

例えば、このワイヤーバスケット
綺麗な表紙の雑誌を入れて「見せる収納」

いいんです、洋書の後ろにたとえ漫画が入っていようと
見せ本を前面に!というアドバイスに素直に従いましょう

ラタンのバスケットと違って、中が見えるし通気性もいい
野菜とか果物の保管にも良いのかな、というのが個人的見解



かとうが持つとこのサイズ

トレンチコートを着ているのは、大好きなジェーンバーキンを意識しての事ではなくたまたまです

わりかし大きめなので、とりあえずボックスにもどうぞ



最後のページで静かに佇んでいた砂時計

3分計れます
つうか3分以外計れません

考えようによってはとても贅沢な装置とも言える
だって、使い道は「3分を計る」だけだもの

2分30秒とか4分とかは専門外なんでよそ行って頂戴、という若干の上から目線

でも、3分なら計りまっせ、という職人ぽい感じ

紅茶を頼んだ時一緒に砂時計がやってきて
「全部砂が落ちたらどうぞ」って言われたら無駄に優雅な気分になる

道具にも通じるこの「専門」な感じ、なんか惹かれる・・・
なんでなのかしら

ちなみに手のひらサイズです

この∞(無限大)的なフォルムも愛される理由なんだろうか

色々な角度から砂時計が愛される理由を探ってみるものの核心に触れず
とりあえず店主に聞いてみる


私「どうして砂時計って無くならないんだと思う?」

店主「え、無くなってるでしょ」

私「・・・(絶句)置いてるでしょう?店に」

店主「ああ、絶滅してないってことか」



「それはね」




「地球儀が無くならないのと一緒です」






「ノスタルジーです



ノスタルジー

また随分とふんわりした・・


その後「いや違うな、ひと目で分かる視認性だな。アナログ時計と同じ〜云々」といつもの店主らしい回答を頂いたのですが、今回はノスタルジーを採用で

決定します!砂時計の愛される理由・ノスタルジー(社内規定)


なんか思いの他砂時計で膨らんでしまいました



気を取り直して
こんなタイルとかも紹介されています

本店のほうからもいくつかご紹介されているので・・
と書いているこの瞬間、後方より声が


「わかった!」


「電源がいらないからだ!!!」


店主、まだ砂時計を想っていたようです

確かに。電池要らない


ノスタルジーとエコフレンドリーを擁する砂時計あなどるべからず
そんな砂時計はビューローにて絶賛展開中


店主「無人島に流されても3分計れるんだぜ、しかもずっと!」


無人島に行ったら、もう時間とかどうでもいいような気がしますけど
何かひとつ持っていく選択肢に砂時計が入る確率どれだけよ?

さておき、3分計りたい方はビューローにどうぞ

無人島に流される予定がある方もない方も、どうぞ

話が逸れまくりましたが「FOR F」
美しい写真とスタイリングにうっとりです

ぜひご覧ください

それではまた来週!
プレスかとう

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うつわ男子vol.14
 

本日のうつわ男子はK君
全く伏せ名になっていないのですがひとまずK君とします

知り合った頃はカフェやフットサル場の運営をしていたのですが、ここ数年は走ること、とりわけ山野を駆け巡るトレイルランニングに魅せられ更には「好き」が高じてトレランのSHOPをオープンすることになりました

この日は東京タワーの階段を12往復という
知らない人から見ると実に変態的なトレーニングをした後に登場

ちなみに彼は3月にメキシコのコッパーキャニオンという所で行われた
50マイルのトレイルレースにも参戦してました

そんな走るK君

例えば男性に何か贈り物をする時やスポーツやアウトドアの買い物に迷ったら、まず彼に伺いをたてます

(対する私はK君主催のイベントの受付や会計、真夜中の着付け係など主には親戚のおばちゃんのような立ち位置にいます)

さておき、質問にはだいたい的確なアドバイスが返ってくるし、想像する以上の知識と情報量でもって答えてくれる

彼の人柄と感性を、私はとても信頼しています


なのでどんなものを手に取るのか撮影しながら興味深々

果たしてお気に召すものはあるのだろうか

うーん


そうねー



黙々と手にとっていくのを追いかけてみる



手に取ったのは彫込細十草の飯碗

ああよく似合うと思いました
力強くて繊細さもあってとてもかっこいい碗です

これは個人的にも好きで
私も友人の贈り物にしたりしています



次に小さなはさみ
小さいけどすごく切れる

鳥のデザインのがお気に召した様子
これいいじゃんと切れ味を確かめ中

そうなんだよ、このはさみすごく良いんだよ




ノルウェー から来たワセリンのリップクリーム




寒い北欧の人たちが使っているなら・・という強力かつ単純な説得力

無香料・無添加・420円 言うこと無いよ

しかも、いい香り
私はこういう商品を総じて「ずるい商品」と呼んでいます

なんかずるいでしょ



手に持っているのは羽子板ではなくて卸し金です

なぜかこの日撮影した多くの写真は光がまわってしまって神々しい感じに

ちなみにK君、昔は渡辺謙に似てるとか言われていたのですが
最近はちょっと悪いメキシコ人とか神様とか武士とかに似ている

髪をほどくとジーザス感がぐっと増すので
聖★おにいさんの実写版があれば迷わずに推薦したい

だからなの?射してるのは後光じゃないよね?
という思いを払拭しきれないままこれを書いています

ちなみに手にしていた卸し金はこれ


見えにくいところにあったのによく見つけたなー

穴の開いたやついいけど
この端正な佇まいも捨てがたいんですよ

じっくり店内見るのはこの日初めての筈なのに、黙々と良品をピックアップしていくのが怖いくらいでした

彼が淡々と選んでいったものはどれも
価格と見た目とスペックのバランスが特に優れているものばかり

もちろんお世辞とかではないです

上手い表現が思いつかないけど、勘がいいってこういう人なんだろう
本人は何気なく選んでいってるんですけどね


横顔ばかりだったので、正面ちらり

時計を見ているのはこの後インターネットラジオの収録があったからです。オープンに向けて忙しいところありがとう

うつわ男子いいじゃん、出るよ出るよと言ってくれていたものの
なかなかタイミングが合わずにいたので実現して嬉しい

そんなK君の新しいお店は岩本町にあります


先週少しだけ手伝いに行きました

コンパクトでミニマルで、でも暖かみがあって
人との距離が縮まりそうなコミュニティ感も

OPENが楽しみです



RUN BOYS! RUN GIRLS!
https://ja-jp.facebook.com/RunBoysRunGirls


走りたくなったらこちらにどうぞ
走りつかれたらアレゴリーへどうぞ

K君ありがとう。オープンもおめでとう!

最後にもうひとつ告知です

代田橋にあるカフェCHUBBYさんにて、4th-marketの企画展が始まります
お近くの方はぜひ!とても素敵な空間です

私も期間中お邪魔できたらレポートしますね

それでは今週も水曜日に!

プレス加藤
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