先日檸檬を頂きました
無農薬で育てられ、防カビ剤未使用なので丸ごと食べられる瀬戸内レモン
いびつな形で不揃いな姿も、本来の姿だなあと納得するものです
レモンって、果物なのか調味料なのか自分の中で曖昧なポジションに居るのですが、皆さんはどうなんでしょうか
小学校の頃読んだ「智恵子抄」が悲しすぎて、見るとちょっと切なくなったりもします。
まな板にレモンを乗せる度「これを智恵子さんががりりと噛んだのか・・」と勝手にセンチメンタルになったりして。あ、全然どうでもいいですね。
そうそう、レモン
少し前に見た渡辺康啓さんのレモンを使ったレシピが美味しそうで
だいぶ胃袋を刺激されていたのを思い出し
食いしん坊プレスとしては「あれを作るしかないな」と、週末に作りました
皮ごと食べられるレモンがごろごろ
さっぱりとしていて、夏らしいソテーになりました
使ったのは4th-marketのロティ・グリルキャセロール
仕込みからオーブンまで、これだけで作れます
もちろんそのまま食卓へ
レシピが気になる方は発売中のGINZAを見てみて下さい
今回は、レシピではなくてうつわの話です
先日お店に来てくださったお客様から
「日常で使っているところをもっと見たいです!!」
と具体的なリクエストを頂いたので、ある土曜日をなんとなく撮っておきました
この日は友人がワインを持って家に遊びに来たので
色々なものをこしらえていたのですが
そんな時はやはりポテトサラダ、テッパンですね
ここぞとばかりにたくさん作ります
余ったのを翌朝にサンドウィッチに使う為にも
保存はやはりスタックカップで
カップに残りを詰めている時の「明日も食べられる感」の幸せなこと
これはスタックカップを使っている人にしかわからない喜びなのですよ。多分
この日はなんとなく和食器を多めに使っていましたが
最近、お店にも和陶が充実していて何気に物欲を刺激されています
最後に少し紹介・・
このカブがダイナミックに描かれた盛り鉢とか
料理が無くなっていくごとにカブが現れてくる、食卓版「おおきなかぶ」
手に入れたら、やはり一度はカブのお漬物を盛りたい。ベタと言われても
粉引きかぶら盛り鉢¥4200
この辺も面白いな
特にこれ。今最も欲しいなと思っている器
不思議なフォルムでアクセントになりそうだし
黒唐津杓掛大鉢¥4200
新しい器を手に入れたら、また使っているシーンをUPします
季節のもの、旬のものを美味しく取り入れる
それが見た目にも楽しかったら、更に美味しく感じるのではないかと
これから作りたい料理を想像しながらうつわを選ぶのも楽しいと思います
「この食材を食べたいからあれを作ろう」という発想があるように
「これに盛りたいから、あれを作ろう」というのもまた、素敵なことですから
日差しを浴びた野菜や果物が美味しくなる季節
楽しい料理のお供に、楽しいうつわもどうぞ
それではまた来週!
今週も、水曜日は本店にてお待ちしております
プレスかとう