代官山で器や生活雑貨を扱うアレゴリーホームツールズと母体の株式会社アレゴリーにまつわるいろいろをプレス兼水曜日当番が気まぐれに綴る裏業務日誌。

代官山の小窓から

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タイトルは「世界の車窓から」にリスペクトを込めて

今週もビューローからです
先日店番をしていて気になったものをSNAP風にお届け

加藤の独断と偏愛に満ちているのは、どうぞご愛嬌で

ダイジェストに、ざざざっといきます
R0016590.JPGえー、だいぶグッときたりハッとしたりした定規 
左)¥1050 右)¥1155

アメリカの老舗WESTCOTT社製

センチとインチ、両方が表記されていたりとか
エッジには金属が入り、いつまでもまっすぐな線が引けるとか
色はバーガンディ、素材はマホガニー、とか

正直、好みすぎました

どストライクこれはやばい

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次はレトロな時計 ¥3990

ぱたぱたぱた・・・とめくれるタイプのあれです
でも本当にめくれるんではなく、液晶でその動きを表現
しかもこのアナログ風貌にして電波時計っていうハイブリッド

朝が苦手な方、このくらいPOPな時計だと起きるの楽しくなるのでは

私は相変わらず家に時計が無いのですが

タイムイズマネー、ってな訳でお次


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POP繋がりで、こんなカラフルなペン

木軸で、油性、0.5mmとくれば、あのペン 
違いは丸い軸なのと、この陽気さでしょうか

ブラジル的、サンバ的なカラーリング

ちなみに、かとうが高校時代部活で着ていたジャージは
Topperのブラジルバージョンでした

今思うに東北の高校生が大胆にもサッカーの聖地
ブラジルカラーを選んでしまう純粋さ

眩しいなあ
まっすぐで、素晴らしかったな

(遠い目)

はい、ノスタルジックをスルーして次
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ペーパーバッグ ¥61

ドイツのお肉屋さんやパン屋さんで実際に使われている紙袋
サイズや模様も様々で見ているだけで楽しい

だって今この瞬間、遥か遠くドイツの地で
この袋に入ったパンを抱えた人が歩いているかもしれない(いないかもしれない)

いやーん、素敵くない?

おっと、ロマンチックもスルーしてはい次

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寄って寄って撮ったけどピンボケ

どうしてもピンが子羊に合うのは
私がおひつじ座であることと無関係ではない筈

指先に乗る程の小ささのミニチュアアニマル

これなら猫の額ほどのスペースでも myサファリパークが作れます
ペット飼えない、部屋も狭い、という東京砂漠に風穴を、開けるの・・か?

ちょっとドラマチック狙ったけど、パンチ足りないすね
はい最後

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ぶ、部長・・?

商品説明に「お部屋に飾ったら癒されそう」とありましたが・・

上司が常に部屋に居るのはちょっと窮屈なので個人的には遠慮したい所
上下関係のないどなたかいかがでしょうか

このちょっと荘厳な表情、なかなか良いんです
なかなかに叙情的、なかなかにポエティック

今週はそろそろこの辺で

ビューローには色んなファンタスティックが詰まっております
本店にいらした際には、ぜひ足を延ばして見て頂けたら

よろしくどうぞ

私は今週も水曜は本店にて
チョップスティックやアロマティックと共にお待ちしております

プレスかとう












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TOUCH CLASSIC


今日は久々ビューローから

ナイスプロダクツフロムセンダイ
そんなご紹介を

仙台、いわずもがな愛する故郷

仙台出身て聞いたらなんかほっとけない
仙台出身て聞いたら取り敢えず握手


いや、なんなら抱擁

そんな仙台
どんな仙台だよ

さて

玉虫塗り、ご存知でしょうか
何気に宮城県の伝統工芸品だったりします

http://www.pref.miyagi.jp/soshiki/shinsan/16tamamusi.html
(宮城県HPより)

この伝統工芸を、より身近に味わい楽しむというコンセプトで作られている
TOUCH CLASSIC  (タッチクラシック) Bureauにいくつか入荷しました

これは万年筆

よく見ると光の当たり具合で微妙に変化する玉虫色を感じられる・・筈

ディレクション手掛けているのがこのうつわ男子の友人なのもご縁となり
取り扱いをさせていただく運びとなった訳ですが

恥ずかしながら、私も今回改めてその技法とか詳しく知った次第
故郷にも知らないことって沢山あるものです

公式サイトによると

彫り、塗り、研ぎ、蒔き
それを何度もくり返し、約17の工程を経て
玉虫の羽根のような独特の風合いが生み出されます、と


公式サイトがとてもかっこよくて美しいです
http://touchclassic.jp/


ちなみにこのロゴマーク

六角形は東北六県を表し
宮城の位置する右下に小さな玉をあしらっている

視覚で思いを届けるデザイナーって、つくづく尊い職業だと改めて

なお、東北六県まで出てきちゃうとなると
青森出身の弊社代表も黙っちゃいないよ、ってな訳で

Allegory 完全、完璧リコメンド
ちなみに、公式サイトに載っている商品どれも取り寄せ可能です

玉虫塗りのスケボーデッキチェア、店主も私も実は狙っています

あと、個人的に心を掴まれたのはこれ


BOOKMARK

しおり、ですね



七夕の短冊を模した形に、銀粉を蒔いて絵付けしてあるそうで

短冊・・たたた確かに!
こういう発想、きゅんとしちゃいます

仙台っ子なら一度はお願い事を書いたことがある短冊


小さな頃は「織姫と彦星が無事に逢えますように」なんて純粋に願った短冊

大人になり「ぜんぶうまく行きますように」と丸投げするようになった短冊


大人ってなんだろ


ともあれ、シックでグラフィカルな模様で可愛いのです



見えますかね
シルバーの部分がちょっと立体的

柄のバリエーションも豊富なのでちょっとした贈り物にも
ベースはどれも黒で、かっこいい感じなので男性にもいいかな



本が好きな男性なんかに贈ったら抜群に喜ばれるんじゃないでしょうか



仙台ってざっくり、牛タン・笹かま・萩の月、みたいなところ正直否めない

いや、メディアテーク(文化施設)とか伊坂幸太郎とかクドカンとかね
キャッチーなヒト・モノあるけれど

語りだしたらもっともっとあるけれど
そこに、これからは玉虫塗りを

まずはじっくり勉強していって
自分も日常で使ってみて

この場所で、きちんと伝えられるようになりたいな、と思いました

実家にある玉虫塗りのお盆や書箱、とりあえず次の帰省で改めて見直すか


TOUCH CLASSIC お見知りおきを
Bureauで、見れます

それではまた来週
今週も水曜日は代官山で、お待ちしています

プレスかとう





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魅惑のラペ/連鎖/rensa
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そもそもは立派な人参を頂いたのがはじまり

ここ数年で着々と野菜の美味しさに目覚め
小さな頃は苦手だった人参もめっぽう好物に

人の味覚って変わるものだなあと

ちょうど料理人と会う機会があったので
美味しいラペの作り方を問うてみる

忘れないように携帯メモを取りながら話を聞き
後で見返してみたらこれ

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なんなんだろうこの幼稚すぎるメモは

まあとにかくコツは「塩で死ぬほど揉む」ことである

付け加えると、ピーラーなどで均一に削ぐのではなく
荒めにギザギザした感じにするのが良いと

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ここは素直にチーズグレーターを使って荒々しく削る

よそ見をして人差し指までグレートしそうになること数回
皆さんも気をつけてください

そして工程2・塩で死ぬほど揉む

「そろそろかい?」と物言わぬ人参に問いかけながら
ひたすら揉み続けること約15分

水分が出て、人参と同じ色のジュースが溜まってきたら工程・3

サラダ油とワインビネガーを入れて更に、揉む
アクセントになるエシャロットのみじん切りも加えて更に、揉む

もうね、ひたすら揉むのですね要は
つまりはラペとは揉みの美学であると

反省しました。今までの自分を
いや、今までの自分のラペを

きんぴらと同じ扱いで細切りにした人参を
オイルとビネガーで和えたものがラペだと思っていたら大間違いでした

そして料理人から追い討ちのように言われた
「その状態で2日くらい寝かすとどんどん美味しくなるから」

ふ、2日
そんなに・・・

でも、やってみる

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1日目

左上に写っているのは店主が誕生日にくれた粒マスタードです

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2日目

ヨーグルトの主張が強めですが気にせず

確かに日を追うごとに味が染みてきている
色も心なしか濃くなってきているような

もはや料理ではなく、実験に近いな

そして迎えた3日目

最終的に味見をしてみるものの、どうもぼんやした味
決め手に欠けるというのかパンチが足りないというのか

そこで再び料理人登場
「オイルとビネガーが足りないですね」

教訓・味付けはややしっかりめに

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無事に味を調えられていざ食卓へ
人生初の3日もの・ラペ

寝かせたぶん確かに濃厚な味
夜の光で無駄にドラマチックに写っている

そりゃもう白ワイン→ラペの無限ループです

もちろんのこりはコレに入れて翌朝のお楽しみに

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アスパラの緑、トマトの赤、ニンジンの橙
夏は野菜がいっそう鮮やかで美味しい

元気のいい人参を手に入れたらぜひ作ってみて下さい

ちなみにこの人参、友人とご飯を食べに行ったrensaというお店で頂きました
日本橋・大伝馬町というところにあります

http://www.rensa-nihonbashi.com/

南風食堂の三原寛子さんがフードディレクションをされていて
産地直送の野菜が隣で売られていたりします

頂いたご飯はどれも懐かしくて、でもアクセントがあって
滋味に満ちていました

たべることは、つながること

Rensaという名前も、連鎖からきているそう
食物連鎖、連鎖反応、人の繋がり

大伝馬町といえば、すぐ近くにこのうつわ男子のお店もあります
覗いたら平日の夜なのに賑わっているのがすごい

馴染みのなかった場所にこうしてひとつ、またひとつ
また行こうと思うお店ができていくのはとても嬉しいこと

これもひとつの連鎖、みたいな
いえ、言ってみたかっただけ的な

さておき 

体の喜ぶごはんを欲したらrensaへ
よい人参を手に入れたら魅惑のラペを
お暇ならアレゴリーへどうぞ

今週も水曜は元気に店番します

それではまた来週
プレスかとう


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LES SOLDES
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夏のセール、始まりました


しかし暑い
そして最近当たり前のように降るゲリラ豪雨


こんなに毎日振るならゲリラじゃないし
もうスコールって呼べばいいじゃない

今も滝のように流れる雨を眺め、毒づきながらこれを書いています


気を取り直して
恒例の「セール品から勝手にリコメンド」今年も行きます


たまにはBureauから

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みんな大好き香りモノ

店内左奥のこのコーナーより



最近ルームフレグランス界でも市民権を得てきた


「あの、なんか棒ささってるいい香りのやつ」


アロマディフューザー(これが本名)
こちらもセールになっておりました

玄関とか寝室とか
置いちゃえばいいんじゃないでしょうか

他にも、店内のあちこちにありますので
ぐるりとどうぞ

写真が少ないのは出し惜しみではなく
もちろん怠慢でもなく

来てのお楽しみ、的なやつです


お次、本店

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いいグラスあります

400円

日本製

いつ買うの?

いまで・・(自粛)

いや、これほんとかわいいのです

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全体の波打った質感と、潔い飲み口の金線

細長いサイズはお水でもビールでもビールでも・・
万能な感じ

これ今回の私的ヒットです
水グラスでいいのって、けっこうないんだもの

他にも、普段なかなか手の出ない大皿とか
カラフルな取り皿とか

店内にも早い者勝ちなオーガニックコットンタオルや
和陶、雑貨など

こちらもじっくりドーゾ

代官山に来たらどうかお立ち寄りを
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結果、とまれのインパクト大になってしまったこの写真をおまけに


こんなのもあるよ、と
黒縁のリム皿

これもけっこう好き

今週水曜ははこんなセール品と共に店番です
それではまた来週!


プレスかとう
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Beautiful

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やっぱ、青いお皿っていいよねぇ
美しいっ

つぶやきからこんにちは、水曜当番です

以前もさらりとお伝えした
FUDGE WEBにて連載中のHappyスプラウトLife

毎週、着々と更新されております

発芽酵素食マイスターのMegちゃんの作るレシピ
6月のテーマはひよこ豆

裏話をすると

これは撮影の前にMegちゃんがメニューを考え
メニューに会いそうなうつわを事前に選んでもらっています

もちろん簡単にメニュー名くらいは聞いているのですが

だから、webにアップされるまで
どれがどう使われたかは知らないんですね



ふむふむ

こーなるのね、と答えあわせをするように
毎回アップされている様子を見るのが密かな楽しみ

フムスが顔になってたりして面白い
顔を作っているのもちゃんとブロッコリー(スプラウト)なところに勝手に男気を感じる

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こーいうのとかも

普段自分がブログ用に撮影するのとはまた違うアングル
ソーサーにケーキをのせるのいいな、と純粋に色々気づくことが沢山あります




このファラフェルサンドにいたっては
たまたま確認したのが深夜だったのに、どうしてもどうしても食べたくなり


食べたい
  ↓
どうしてもどうしても、食べたい
  ↓
家にひよこ豆ない
  ↓
あっても戻すのに一日くらいかかるじゃん
  ↓
もう、コンビニでコロッケとか買って挟んじゃえば?(心の声) 
  ↓
いや、そういうんじゃない


脳内葛藤の末、結局寝たという


私だけの思い出でごめんなさいね
そのくらい美味しそうな写真だと言いたいのです

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一番好きなのはTOPに使ったこの写真
見るだけで元気になる

料理から溢れる活力が、ものすごい伝わってくるというのか

食べて元気になる、というコンセプトがこれほど体現されているのって
単純にすごいなと思うのです

7月のメニューは麺だそうな
夏になると食べたくなる冷たい麺のレシピ!楽しみです


最後におまけ

というか、衝撃的だったのでお裾分け


先日J-WAVEを聞いていたら
ふと耳に入ってきたパーソナリティーの方の声


「・・インコの味って、、どんな味ですかね・・?」





!?



味?



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口に飛び込んできた時の香りって普通に書かれても


もうかれこれ4年部長と仕事してますけど
口の中に飛び込まれた経験は未だ無し


アイスは3種類あって

・セキセイインコアイス

「セキセイインコを握りしめながら、その匂いをかぎつつバニラアイスを食べたときのような感じ」
→アワ、ヒエ、キビなどをパフ状にしたものが入っているそう。

・ぶんちょ仕立てのフィンチアイス

「口の中に文鳥を突っ込んだときの胸の羽根の触感に似た感じ」
→中にマシュマロを入れることによって文鳥の羽の感触を再現したそう。

・オカメインコアイス

「口を開けて寝ていたときに顔の上をオカメインコが走って足が口の中にちょうど入ったような感じ」
→ヒマワリの種やカボチャの種など、大きめの種を入れて再現したそうです。


・・・・

やばい、ひとつも経験がない
文鳥とオカメインコは店にいないのでまあいいとして

「セキセイインコを握りしめながら、その匂いをかぎつつバニラアイスを食べたときのような感じ」

これだけは経験しなければならないのではと
広報担当として

ただ、握り締めながらアイスを食べるって書くほど簡単ではない気が
しかも匂いもかぎつつとなると

歯磨きしながらストレッチするとか
音楽かけながら仕事するとか

今までの「ながら」の常識を覆してると思いました


色んな意味で衝撃、そして興味深かったです

気になる方は、元記事をどうぞ
http://www.j-wave.co.jp/blog/news/2013/06/post-448.html


さて、衝撃のお裾分けの後には大事なお知らせ

今週末 7/6 (土)〜
アレゴリーホームツールズ本店と、姉妹店アレゴリービューローは

夏のSALEをスタートします!


週末は両店舗に遊びにいらしてください
奮ってどうぞ

それではまた来週

どうしても、部長を握り締めながらバニラアイスを食べてみたい方は
個人的に店主に相談してみて下さい

プレスかとう

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