かれこれ3年くらい前から
私の携帯のTo Doリストには「ツナを作る」とありました
とあるレストラン自家製のツナが美味しく
あまりに「うまい、うまい」と連呼していたら
シェフが作り方を教えてくれまして
これスタック鍋で作ったらいいなと目論んだものの
なんとなく気分がツナじゃなかったり
ツナの気分になったらまぐろが高かったり
なかなかツナとの歩幅が合わず
出だしからここまでの10行の間に
ツナって5回も書いている。ツナ密度高し。
そうして持ち越しに持ち越した2015年初夏
近所のオオゼキの日曜市で
まぐろ柵が特価になったのを機にようやく着手しました
◆材料◆
スタック鍋で作りやすい分量
まぐろ 2柵
ローリエ2枚
にんにく2かけ
オリーブオイル2カップ
岩塩 適量
全部2。レシピ見る必要もない分量
一応スタック鍋用にしてあるんですが
◆作り方◆
まぐろは両面に塩を振り
常温で15分〜20分寝かせる
塩はざっくり一掴みして
高めの位置からまんべんなく振ること
寝かせたら、水分が出ているので
キッチンタオルで丁寧におさえます
良い子の皆さんにはTHEのクッキングペーパーを推奨
使い勝手良し、パッケージ良し
丁寧にまぐろの水分をおさえたら
スタック鍋にまぐろ、ローリエ、にんにくを並べ
オリーブオイルを注ぎます
にんにくは潰さず
大きければ半分に切るくらいでごろごろと
フタをせずに、中火で10分くらい火にかけます
ふつふつ・・としてきたら弱火にして更に10分ほど
火が入って白っぽくなってきたらひっくり返したり
自然に身もほぐれたりしますが流れに身をまかせつつ
この段階になると
「おぉ私の知っているツナだ・・」と思うはず
あとは火を止めて、蓋をしてしばし放置
荒熱がとれた頃にはじんわりと火が通って完成
もう?
もうです。もう出来た。
一応ですね、3回試作してみた中のこれがベスト
味付けは下ごしらえの塩のみ
あとはにんにくとローリエがいい仕事する。まじで。
熱々をそのまま食べて良し、サラダに添えてよし
旨味の詰まったオイルもグリルした野菜にかけたり
もちろんバゲットを浸しても
ちなみに沢山のグリーンとゆで卵、このツナで作る
ニース風サラダは格別に美味しいのでおススメ
2柵分あるので、1柵分はそのまま
もう1柵分は保存としてWECKに
冷蔵庫で1週間くらいは持ちます
持ち寄りのご飯会なんかの手土産にも
ほぐさないとけっこうな食べ応えなので
夜中に腹ペコの人が家に来ても
グリルした野菜と出すだけで、なんとなくおつまみ
少し余らせておいた分は朝のお楽しみ
スタック鍋が急に小さくなったのではありません
もちろん加藤の手が巨大化したのでもなく
スタックカップに入れなおしています
マヨネーズで和えてトーストにON
自分で言うのもあれですが相当美味しかったです
サンドイッチにしても良い筈
空前の保存食ブームで
漬けたり発酵させたり、色々楽しいですが
驚くほど簡単なツナもぜひ仲間入りさせてあげてください
ツナといえば
たまに行くサンドイッチ屋さんで
「ツナメルト」を注文すると
「かしこまりました・・」
「トゥナメルト ワン!」
と元気に復唱するお兄さんがいて照れる
正しくはやはりトゥナなのか
誰か正解を教えて下さい
ちなみにそのお店のトゥナメルトは
大変美味しいので気になる人にはこっそり教えます
それではまた来週
プレス カトゥ