代官山で器や生活雑貨を扱うアレゴリーホームツールズと母体の株式会社アレゴリーにまつわるいろいろをプレス兼水曜日当番が気まぐれに綴る裏業務日誌。

耐熱陶器のお弁当箱
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これは何でしょう

こちら、何気にAllegoryオープン時から
取り扱いが続いている定番商品

陶器のお弁当箱でした

陶器のお弁当箱と打ち込みたいのに
冬季のお弁当箱と変換されるこのPC 
オリンピック感が強め

というわけでこんにちは

長く店頭にあったにも関わらず
特にスポットライトを浴びずに過ごしてきたこちら

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むしろね、保存容器とか
なんなら器として使われる機会のほうが
多いかもしれないんですけれども

それでも私はこれをお弁当箱と呼びたい
(商品名もちゃんとお弁当箱なんですが)

素材は安定の耐熱陶器
直火・オーブン・電子レンジで使用可

4th-marketのHPには
保存容器として、おうち弁当として、とあります

常備菜を入れたり
そしてそのまま食卓に出したり

家族に作ったお弁当の残りを詰めておいて
昼食に食べるという方も多いかと思うのですが
そんな時にも激しくおすすめ

私は主に保存容器として
きんぴらやひじき煮なんかを入れていたのですが

先日近所の友人から
「カレーを食べにこない?」とのお誘いに

あり合せでカブのサラダを作り、これに詰めて行きまして

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その時改めて、
持ち寄りの際そのままテーブルに出せる便利さに
使い勝手の良さを感じておりました

帰りしな「持ってく?」と
空になったお弁当箱にカレーを詰める友人

カブ⇔カレーの往復書簡

翌日、頂いたカレーを食べようと蓋を開けたら
隅にそっとラップに包み添えられた、らっきょうが

食べている時に、これ美味しいねー
と私が話していたのを覚えていて

帰り際のどさくさにも
きちんとラップに包み添えるのを忘れない
彼女の女子力の高さよ

感動しました。
大げさでなくその心遣いに

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感動しながら温めること数分

直接火にかけられるって、想像以上に便利なんですよ奥さん

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ご飯のまわりがだいぶ賑やかになってますが
冷蔵庫にあったのを思いつくままにのせるとこうなりました

もちろん、友人の母自家製
甘く漬かった按配の良いらっきょうもきっちり添えて

二日目のカレーを昼食にする幸せ
こんな風に使う楽しみもあるのでした

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現実問題として
密閉できるものではないので持ち運びには適しません

なので例えば日々の通勤弁当に使うにはもちろん少々重く
食べ終わって、持ち帰る時もなかなか重量あるし
うっかりカバンを落とすと割れる可能性無きにしもあらず

と、いわゆるポータブルなお弁当箱ではないのですが
でもね、食べる時ちょっと幸せなんです

軽くて丈夫なタッパー的容器にはない
アナログ感、不自由さを楽しむのもまた一興

陶器でこんなのを作っちゃった、っていう
遊び心が分かる方にぜひ

ちょっとした贈り物にも
いいかもしれないな、と思います

それではまた来週!
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続・続 wak wak weck !!
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WECKから便利アイテムが入荷していました

左側に写っている緑色の何か
これはグラスリフター

ガラス瓶を煮沸消毒したり
湯煎したときに取り出す道具

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このようにビンを挟んで


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(私の目つきが若干悪めですが朝なので)

このように持ち上げる

分かる人にだけわかる、この道具の便利さ

煮沸後に熱湯から瓶を取り出すの
地味に大変ですから

UFOキャッチャー気分も味わえてお得

あとはこんなのも
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お手持ちの瓶にセットするだけで

あらすてき
マグ的な使い方が出来る
便利な世の中ですわね奥さん

店主が居たので持って貰う
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店主「(撮られる時)おなか、ひっこめちゃうよね」

私「残念ながら伝わらないですね」

でも、お腹ギリギリのトリミングで
僅かな誠意を見せてはみた

人気のWECKレシピ本も
新刊が出ています

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チラ見しましたが面白いっ
WECK熱が高まること間違いないやつでした

以前のエントリーでも
蓋のバリエーションとか
使い方無限大!的なのを書きましたが

(ご参考まで )
wak wak weck!!
続・wak wak weck !!
 


私がWECKを好きなのは
使う人の想像力で用途が広がるところ

余白が多い、というか

見た目の良さとか、手入れの気軽さとか
挙げたらもちろん色々あるんですが

こういうサイドグッズの充実も
WECKをもっと楽しんでもらおう、という
企業の方の志を感じて、好きなんです

愛用されている方も
興味はあるけどつかったこと無い方も

自分の暮らしに合う道具を揃えて
楽しいWECK LIFE を送って下さい

最後に告知を一件

スパイスの保存に使われる事も多いWECKですが

渋谷モディで開催している 
and.GABAさんとのコラボワークショップ
今週末はスパイス料理家 日沼紀子さんによる
「新生活が楽しくなるスパイス」です

ご興味ある方はこちらからどうぞ〜
http://allegorynews.jugem.jp/?eid=261

それではまた来週!
プレスかとう


 
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15 years ago


2013年の9月

こんな裏日誌を書いていました
http://ura-allegory.jugem.jp/?eid=163

のらりくらり更新しているこのブログにも
時折、温かなコメントを頂くことがあります

ある日「もしかして加藤さんですか???」

というタイトルでコメントの通知が
(メールアドレスが記載されていたので今は非公開にしてあります)

差出人はなんと
私が昔々に洋服の販売員だった時のお客様でした

どのくらい昔かというと
軽く15年位前

15years ago

もしくは授業で習った覚えのある
long long time ago....

これいつ使うのかなって思ってましたけど
今なんじゃないかと

順を追って説明すると

最初に紹介したエントリーの中に
ワックスペーパーを持っている私の写真があるのです

コチラ(3年前のわたくしになります)
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たまたま、彼女が
花の可愛いラッピング方法はないかな〜?と
画像検索をしていたら、お花の写真に混ざって
この写真が出てきたと

あ、、れ??これはあの加藤さんでは・・と
裏日誌を遡って全て読んでくれたそうです。涙

嬉しすぎる、という思いと共に
よりによってなぜこの写真なのか

15年ぶりの再会なのに(泣きたい)
逆にこれで私と分かるのも、ちょっと(泣きたい)

もっと普段からちゃんとしよう自分
店に立つ時に眉毛はせめて、描こう

喜ばしいやら反省するやら

そんなコメントがきっかけになり
彼女がお仕事で上京すると聞いて

先日の水曜日、お会いしてきました

写っているのは彼女の手

お仕事の延長で、時には
テーブルコーディネートも手がけるそうで

15年振りに会った彼女は、母になり
ライター業を中心に活躍する素敵な女性になっていました

お互いに、なんだか似たような働き方をしながら
器と近い所で仕事をしたりしている不思議

偶然にしても凄いな、という気持ちと
会える人には会えるような仕組みになっているんだなあ、なんて

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しかし何度見てもひどい
自戒を込めて再び載せてみました

つらい

でも、こんなのでもたまにはアップしてみるものだなぁと

それにしても、よく分かりましたね〜と尋ねると
「腕の長さが決め手になりました」と

腕・・

ともかく長くて良かった

いいんだ私の話はもう
ただ、色々ちゃんとしよう

そう彼女との話

初めて会った時、彼女はまだ高校生
私は駆け出しの販売員

拙い接客をじっと聞いてくれ
お店を移動になる度に、必ず新しいお店へ足を運んで頂いた

メンズのお店へ移動すれば
じゃあ彼に選んで、と
彼女の当時の恋愛まで鮮明に思い出します

15年を経て、懐かしい話と今の話を

再会は渋谷の外れにあるPignonというお店にて

ダイナミックなのに繊細な、レバーのパテをお供に
楽しい夜は過ぎたのでした

余韻に浸りながら、頂いた冊子を眺めていたら

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彼女のスタイリングした写真に4th-market を発見


おおぉーーー
ご縁というのはどこまでも繋がっているのでした


これ、ピタのプレート
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彼女も好きでよく使ってくださっているそうです

嬉しいのでたまたま店に来たR女史にも
なんとなく参加してもらう

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ピタはAllegoryがオープンしてから
ずっと扱っている定番商品

こんな風に、昔と今がお皿を介して繋がるのは
とても面白いことだなと

裏日誌を書くようになって今年で6年目

書くことで色々と頭の中を整理をしたり
調べることで学んでいるのは、他ならない自分なのですが

止めずに続けているとこうしてたまに
ご褒美のような出来事があるんだなと

しみじみ思ったのでした

そして次回自分の画像を載せる時は
きちんと!ていねいに!眉毛も!

そんなことも、思ったのでした

それではまた来週!

プレスかとう
 
かとうのつれづれ comments(2) trackbacks(0)
パンを切る
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相も変わらずパンが好きです

いちど食べてみたかった
代々木上原にある「365日」のパンを
先日お土産に貰いまして

更に次の日に、出張でパリから戻った友人から
エシレのバターを頂くという

冷蔵庫を開ければそこにはハム

・・・

サンドイッチだ
Let'sサンドイッチ

作らなければ罰が当たるとすら思いましたね

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大きな流れに身を任せるようにして
無心で作り食べたのがこちらとなります

そのまま食べても十分に美味しいバゲットに
有塩の上質なバターとハムだけを挟んだサンドイッチ

いわゆる最後の晩餐的なやつがあるとしたら
私はこれを食べたいです、いや本気で

それか牡蠣。悩む

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さて

Allegoryで長らく取り扱いをしているパン切り包丁

パン切りといえばこれ
よそ見せずに淡々と扱い続けている商品のひとつ

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金物といえば、の新潟県・燕市で作られている
藤次郎のパンスライサー

特徴はパンくずが出にくいこと

本当に出ません
ハード系のパンをガリガリと切っても大丈夫

もちろん、柔らかい食パンも上手に切れます

そして、あまり知られていないですが
パンだけでなくハムやチーズにもお使い頂けること

サンドイッチ派にはたまらない守備範囲の広さよ

特殊なウェーブ状の刃先に秘密があるそうです

使い勝手良し、ルックス良し、価格良し(¥2160)
気兼ねなく毎日使えて便利な、これぞ生活の道具

ちなみに、このようなクラシックスタイルのパッケージ入り
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かれこれ5年ほど私も愛用していますが
改めてここ最近、良さを感じている物のひとつ

目立たず、主張せず
でもきっちり仕事こなす

あぁ、野球とかに例えてうまいこと表現したい

昨日会った方が、とある人を
「あー、あの強力な助っ人外人みたいな・・!」と称していて

うぉー、私も使ってみたいと
密かに思いながら聞いていたのでした

まずは野球のルールから勉強か

誰か教えて下さい

話が逸れましたがスライサー
以前ものせたけどしつこく再掲します

取材をして頂いた「食べようび」のパン特集に載っていた

西村ツチカさん作『パンとお母さん』

お母さんが持っているのも藤次郎のスライサーかと
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間違いない・・
このフォルム、持ち手

キターーーー!!
ってなりましたよね。読んでて。

ダテに5年使ってません

身体が思わず反射するというか
イラストの藤次郎にも細胞レベルで反応するように

多分これはニュースとか見ていて
「今一瞬うちの地元映った!!」みたいのに近い

にしても本当のところはどうなんだろう

この漫画家さんが自宅で使っていてあまりに良いので
タイトルバックに採用された・・という
シンデレラストーリー願って止みません

話が逸れまくりましたが
パン好きな方にはぜひ試して頂きたい道具です

最後におまけ

パリからバターを運んでくれた友人が
アレゴリーの器でおもてなししてくれました

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ほぼALL Allegory

スタック鍋で豚肉とマッシュルームを
ワインとビネガーで煮込んだのがとても美味しく

かいらぎの鉢に盛られた蕪とタコのサラダも
シンプルでどんどん食べられました

好きなうつわで人をもてなすのって楽しい!

そういう感情の共有を
これからも沢山していきたいなあと思う週末でした

それではまた来週!!

プレスかとう
 
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