代官山で器や生活雑貨を扱うアレゴリーホームツールズと母体の株式会社アレゴリーにまつわるいろいろをプレス兼水曜日当番が気まぐれに綴る裏業務日誌。

耐熱陶器の簡単レシピ/鯖とトマトのフジッリ

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耐熱陶器で簡単レシピ

 

今回はノーチェ8インチ耐熱シチュー

和えるだけフジッリ

 

さて

豆苗は何度収穫できるのか?

 

地味に検証を続けていたら2月が終わってしまいそうです

 

このお皿、暫く見てないなと思ったら

 

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まだ豆苗栽培してたんでした

だから台所に無かったのか

 

しかし3ラウンド目ともなると

まばらな生え方、成長の遅さも顕著

 

”そろそろ勘弁して下さい”というムードを感じずにはいられない

 

豆苗3度までという世論は

どうやら本当のようです

 

この小さなうつわの中で

水と光だけで2回も収穫させてくれてありがとう

 

さて、最後の収穫を終え

無事にキッチンへ戻って来たノーチェ

 

この8インチシチューは深さもあるので

汁ものやカレー、パスタなどにも良いサイズ

 

一人でさっと昼食を済ませたいという時にも便利

 

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暫く前に興味本位で購入していた

グルテンフリーのフジッリ

 

小麦ではなく玄米から作ってあると聞いて

気になっていたのでした

 

あとは冷蔵庫にあったトマト2つ

好き過ぎてリピートしたオイル鯖ディンで

 

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オリーブオイルを中火で温めて

小口に切ったトマトを潰しながら炒める

 

にんにく入れても良さそうですが

あいにく切らしておりましたのでノーガーリックで

 

同時進行でお湯を沸かし

フジッリを茹でる

 

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ザルにあけて湯を切っておく

 

後でソースと絡めるので固めでOK

茹で時間も2、3分程です

 

お米が原料だけあって

確かに艶がうどんのそれに似ている

 

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トマトに火が通ったら

オイル鯖ディンを半量くらい投入

 

味がしっかりしているので

1人前なら缶の半量で充分かなぁという感じ

 

馴染んできたらフジッリを入れ

よく混ぜたら完成

 

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胡椒を振ってどうぞ

横に見えるのは豆苗(3ラウンド目)

 

最初に食べた豆苗と比べると

味も色も確かに薄いような気がしましたね

 

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ピントが・・

 

二度も収穫させてくれたのに

こんな写真でごめん

 

さてこのフジッリ

やはり小麦のものと比べて

食後のお腹が軽いというか

 

小麦のモチッ、ズシッ、とした食感も

それはそれで好きなのですが

 

今日は少し軽めが良いな、という時に良さそうです

 

次の日は

残りの鯖ディンを豆乳で伸ばして

 

卵の黄身を割り入れたカルボナーラ風

 

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豆乳は飲むのも好きなのですが

 

土鍋でゆっくり火にかけ

出汁で割ったり、味噌を溶き入れたり

 

以前にレシピを載せた常夜鍋なんかも

よく豆乳で作ります

 

ホワイトソースもトマトソースも

いちから作ろうとするとなかなか手間ですが

 

一皿で完結するシンプルなレシピでも

ひと手間かけて、暖かいうちに食べれば十分満足

 

この器は昨年末に購入して

直火でタフに使用中(たまに豆苗を栽培していますが)

 

裏は火に当たってこんな感じに

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耐熱陶器を使うようになり

もう10年近く経ちますが

 

私自身はちょっとした食事も自分で作ることが格段に増えました

 

手間暇を考えたら

買って済ませた方が時間もお金も節約できるのかもしれませんが

 

短い時間でも台所に立ち

野菜を切り、少し炒め

温かいうちに食事をして洗い物をする

 

日常の些細な積み重ねが

人を前に進ませていくような気がしています

 

大げさかもしれませんが

日々の家事の時間

そんなことを割と本気で考えています

 

今日で2月も終わり

明日からは3月ですね

 

何か調理道具をひとつ加えて

春を迎えるのも良いのではないかと

 

新しい生活にむけて

または新しくない生活の方もぜひ

 

それではまた来週!

プレスかとう

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今日もどこかで

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少し前にごはんを食べに行ったお店にて

ケールのサラダにそっと添えられたこの子に遭遇

 

そう、泣く子も黙るゆびさきトング

 

サーブ用にこれ採用している時点で

食べる前から満点確実です

 

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前にも言いましたが

 

私にはどうもイルカショーに見えます

愛おしさ

 

そしてケールのサラダは勿論美味しかった

 

序盤から私の心を温めたのち

 

前菜が載って出てきたお皿にも

見覚えがあるような ないような....

 

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うーん

 

あれに似てる

 

最近釉薬をリニューアルした

4th‐marketのディスカ

 

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釉薬変更の為に暫くお休みしていましたが

 

白はライチ、黄色は洋梨、青は葡萄

それぞれ果物をイメージした色になりました

 

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前菜のプレートは

和洋が気負わずに混ざった感じで

やちむん的な小皿が載っていたのですが

 

(中に入っていた塩麹トマトがまた良いお味で)

 

食欲を減退させると敬遠されがちな青のお皿も

 

クレソン、トマト、レンコンと

力強い野菜の色が載るとぐっっ!と映える

 

勉強になります

 

さっそく真似て

店内にあった似たサイズの小皿を乗せてみる

 

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うーん似ている

 

そして、このプレート

和陶にも確かによく合う

 

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載せていたのはこれ

 

自分では思いつかなかった組み合わせ

 

いや、そもそもあのお皿が

ディスカじゃないかもしれないんですけれども

 

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その後に鹿のソーセージを頼んだら

ディスカ(仮)アゲイン

 

どうだろうか

見解を募集(社内向け)

 

ディスカ(かもしれない)お皿で

更にテンションを上げつつ夜は更けていきました

 

プレートに小皿をON

という提案は今までもしていましたが

 

色々な人の使い方をみることは

やはり重要だなぁと改めて

 

人の使い方、といえば

先週オータさんが小皿を大人買いしていました

 

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さすがのセレクトです

 

ちなみにオータさんと私のやり取りを聞いていた

別のお客様が後から

 

「横で聞いていたら私も欲しくなっちゃいました」と

右上の小鉢をお買上げ

 

小さなお店あるある

 

セールストークは店内全域に有効

 

翌日にはオータさんのinstagramを見た方が

同じものを買いにいらしたらしい

 

多大なる影響力

ありがとうございます

 

てなわけで、今日も日本のどこかで

アレゴリーの器を使っている人がいる

 

いい日旅立ち風にまとめたところでまた来週!

 

プレスかとう

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水曜担当、土鍋を買う

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裏日誌を読んでいただいている皆様に

折入ってご報告があります

 

というか

タイトルが全てなんですが

 

ついに土鍋を

 

土鍋を購入致しました

 

選んだのはこちら

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4th‐market 籠鍋(かごなべ)の黒

 

持ち手のないカゴのような形

だから籠鍋

 

これデザインだけでなく

ぐるりとふち全体が持ち手になっていて

どの方向からでも掴みやすいのです

 

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買い替えを構想すること5年

 

遡るとこの時すでに

「今年は土鍋を買い替える」と宣言している

 

2013年11月でした

 

冬季オリンピックでいうとソチより前ですね

 

季節はめぐり

 

間もなく平昌が始まるというタイミングで

ようやく心を決めました

 

オリンピック全くのこじつけですが

(ただ平昌と言いたかった)

 

さていったい

何をそんなに悩んでいたのか

 

理由は2つ

 

1、シーズンになると

店内の土鍋がどうしても品薄になりがちで

入荷する傍から売れていくのを眺めつつ

つい買いそびれて春が4回も来ていた

 

2、買い替えますと断言した直後

10代の頃から持っていた土鍋を処分したものの

 

コセール5号スタック鍋

自分的ツートップがあれば大体こと足りていた

 

これに尽きる

 

本当に足りていたのです

 

ではなぜ今になって買ったのかというと

これも理由は2つ

 

1、ごはんを炊いていたご飯釜が寿命を迎えた

 

2、冬が終わる前に大きな鍋でせり鍋をしたかった

 

なければ無いで間に合っていたものの

 

ごはんを「食べたい」

せり鍋を大きな鍋で「食べたい」

 

私の食べたい欲が

5年の沈黙をあっさりと破り

ついぞ購入と相成ったのでした

 

 

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あれこれ考えた末

買うなら籠鍋の黒と心に決めてはいたものの

 

昨年入荷してきた新色の赤銅が

なかなか魅力的な肌でして

 

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錆びた銅のみたいな

赤みのあるブラウン

 

この茶色が

 

これまで鍋という鍋を

頑なに黒で揃えてきた私の心を

ゆさゆさと揺さぶったのでした

 

自分の中にも揺れる乙女心が存在したのを確認

 

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(結局やはり黒にした)

 

さっそく目止め処理をして

いざ、せり鍋

 

せり鍋とは根っこをよく洗ったせりを

丸ごと入れて味わう仙台の郷土料理

 

お肉は鶏だったり鴨だったりですが

我が家は一度フライパンで焼き付けた鴨肉を入れています

 

(自分的に)美味しく頂いた後で

初せり鍋を体験した人に感想を求めたところ

 

「せり以外は美味しかった」と一言

 

オーマイガ

それただの鴨鍋ですね

 

あの根っこが甘くて美味しいんだけどと思いつつ

 

せりが思いのほか万人受けしない事実を受け入れるなど

 

そんな訳で始まりました私の籠鍋ライフ

簡単レシピなども考えたいなと思っております

 

話変わって

 

今日はバレンタインデー

 

お店に来たら

昨日出勤していた矢野さんからギフトが

 

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天使かな

天使なのかな?と

 

美味しく頂戴しました

 

しかも

 

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なんか似てるし

 

あげる方ばかりに気を取られていましたが

うっかり頂くと嬉しいものですね

 

皆さまもどうぞハッピーなバレンタインを

それではまた来週!

 

プレスかとう

 

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豆と苗

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少し前に、あのお方がInstagramに投稿していた

豆苗とサバ缶を和えたおつまみ

 

あまりに美味しそうだったので

いそいそと真似っこ

 

家に丁度こんなものがあったのです

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オイルサーディンならぬ

オイル鯖ディン

 

燻製した鯖のオイル漬けだそうな

 

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こんな感じ

 

確かにスモーキーな香りがしました

 

味見したらそのままで美味しくて

勢いで全部食べてしまいそうになりつつ

 

ここは、と自分を律して豆苗を刻む

 

細かく刻んだ1束分の豆苗と

この缶詰の半量を、ひたすら混ぜるのみ

 

最後にレモンをぎゅっと絞ると美味しいよ

と教えて貰っていたのでその通りに

 

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和えた後に2時間くらい冷蔵庫で休ませていたので

しっとり味が馴染んでいました

 

箸休めにおつまみに

さっぱりしていてペロッと食べられます

 

これは良いです

リピート決定

 

そしてリピートといえば

 

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豆苗の再生

 

ノーチェのシチュー皿が

苗を入れるのに丁度いいサイズであがる

 

シチュー皿と名付けられたこの器で

ひっそりと豆苗を育てているとは窯元も思うまい

 

毎日水を替え、光の当たる所に置くこと1週間

 

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無事に再生

 

水と光だけでなんと立派なことか

今年は野菜が高いですしね

 

部屋に思いのほか馴染んでしまい

食べるのを少しためらう程

 

食べましたけども

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どこの世界にもはみ出し者がいるように

豆苗界にも野生児はいる

 

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他の2倍ほどの長さに成長した者、約1名

味は同じでした

 

育てついでに栄養価なども調べていましたが

ビタミンC,やEも豊富、抗酸化作用に優れていると

 

やるじゃないか豆苗

 

しかし「豆苗」って

よく考えるとすごい名前

 

豆と苗

 

え、何の・・

って聞きたくなるの私だけじゃないと思う

 

エンドウ豆でした

 

育ったさやごと食べるとさやえんどう

未成熟の実を食べるとグリーンピース

そして芽の状態が豆苗

 

由来を知りすっきり

 

 

昨年、春にはなぜ苦みのあるものを食べると良いか

 

について書きましたが

 

豆苗のような発芽植物も

種から芽を出す時のエネルギーが

そのまま高い栄養価を生み出すことから

 

春を迎える今の季節に食べるのは

身体にとって意味のある事なのだとか

 

冬の間に体内に貯めていた毒素を出して

新しい細胞を作り出す為の準備

 

芽が再生するように

身体も生まれ変わるのですね

 

ちなみに

 

豆苗の再生 何回まで?

を検索したところ

2回はいけるという噂

 

果たしてもう1度収穫できるのか

結果はまたの機会に

 

あと、豆と苗で思い出しましたが

 

アレゴリーのご近所の

「空と麦と」というパン屋さんは美味しいです

 

それではまた来週!

プレスかとう

 

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