もうあのシリーズやらないのかな?
こっそり思っている方もいた筈
いえどうか思っていて欲しい
安心して下さい続いていますよ
今日は久々のうつわ女子
遡ったら前回のVol.9から4年の月日が流れておりました
また4年!
気長だけが取り柄なので許して頂きたい
さて今回の女子は
きりりとショートカットの似合うM氏
ファッションのお仕事をしています
おしゃんでおきゃんなひと
出張で福岡から上京中
飛行機までの僅かな時間に立ち寄ってくれました
遠くに住んでいながらも
毎週この裏日誌を読んでくれているとのこと
ありがたや
時間がない!と駆け足で店内物色中の氏
こっそり様子を写真に収めましたが
眼差しが真剣すぎて鋭いナイフのようでしたので自粛
ヒットマンが標的を狙うような
真剣な目線の先にあるのはまぁタオルなのですが
でも私は見逃しませんよ
右手にさり気無く掴んでいるこれを
店内で迷わずこれを手にしている人は皆
勝手に裏日誌の読者であると推測している私です
「いやぁ、思わず近くで手に入れましたすみません」
いえいえ
良いんですよ
スポンジ買うために上京されたら逆に心苦しい
「でも、やはりアレゴリーでちゃんと買わなくては!」
心遣いが100倍嬉しいです
ありがとうございます
自由に書かせてもらっているとはいえ
ここはアレゴリーのお店あっての裏日誌
やはり記事を読んでわざわざ足を運んで頂けるのは
何よりも嬉しいのです
ネットで同じものがすぐに手に入ってしまう時代ですから
次に手に取ったのは美濃焼のお皿
長角皿と呼ぶにはそこまで長くなく
正方形でもない
ちょっと横長、くらいのお皿
角を落としてあるのも少し変わっています
古染付という古くからある絵付けの技法で
コバルトブルーの顔料が焼くと藍色になります
少し懐かしいような、骨董市にありそうな
でも磁器だから電子レンジにもかけられるという優れもの
短時間で迷わずにこれを手に取るのは
彼女の野生の勘とセンスにちがいない
ちなみにこれは私が何年か前に撮った彼女の横顔
見た目が全てとは決して思わないけれど
その人の美しさは姿勢や佇まいに必ず出ると思う
隠してもはみ出ちゃうものだなぁと
この時に思ったのを今でも覚えています
私が彼女に憧れるのは
凛としているのにユニークで謙虚なところ
美人さんなのにカメラ向けると
だいだいこういう顔をする所も好きです
ふと襟元を見ると
突っ込みまちなブローチ
あなたっぽいから、と友人がくれた
というのも何だか分かる
このブローチは古いスカーフの図柄の部分を切り抜き
綿を詰めて作っているそうです
洒落とんしゃ〜
思い出したように博多弁を使ってみたのでした
(かとうは若い頃に少しだけ福岡に住んでいたのです)
これがアップされる頃は丁度
機上の人となっているであろう彼女
忙しい中をありがとうございました
ちなみにM氏には
超絶素敵なハズバンドがいるのですが
彼女が描いたその旦那様のお店のイラストもまた
超絶素敵なのでそっと載せておきます
http://trunk-fukuoka.strikingly.com/
それではまた来週!
プレスかとう