代官山で器や生活雑貨を扱うアレゴリーホームツールズと母体の株式会社アレゴリーにまつわるいろいろをプレス兼水曜日当番が気まぐれに綴る裏業務日誌。

夏のお楽しみ

IMG_6318.jpg

今週も水曜日です

 

梅雨って終わったんでしょうか

 

もう夏?

夏来たのかな

 

(まぁーだだよ、と言って欲しい個人的に)

 

夏と言えば

 

毎年恒例のセールも徐々に始まっております

 

IMG_6287.JPG

 

マニラ麻のシンプルなカゴバッグ

¥9450→¥4500

 

暑さは苦手な私でも

カゴが持てるのは夏の好きなところ

 

風通しの良い麻や綿の服を着た時には

やはりこんなざらっとした質感の鞄が合います

 

 

IMG_6279.JPG

定番のアイボリーと

色味の違うグリーン系の2色

 

色のついたカゴバッグは少し大人っぽいですよね

手前の薄いグリーンのが個人的なお気に入り

 

ハンドル部分がしっかりしているのも良いです

物を沢山入れても肩が痛くならないの大事

 

麻ではなく、ビニールタイプも1種

 

IMG_6302.jpg

こちらは ¥4860→¥2500

 

手がラッパー風になのは

慣れないセルフタイマーで撮影しているからですYO

 

これはかなり大きい

 IMG_6320.JPG

いかほどに大きいかを伝えたく

 

夏の必需品、KINTOのウォータージャグ(1ℓ)

を入れてみたら1ダースくらい入りそうでした

 

濡れても平気なので海やプールにも

夏の衣服なら2泊くらいの旅行にも十分ではないでしょうか

 

IMG_6321.JPG

 

グレーと白

 

部屋にあっても邪魔にならない色合いなので

雑誌などをばさっと入れておいても

 

うつわだけではない

アレゴリーのきまぐれセール

 

夏の準備にどうぞ

 

さて、実は先週

お店を閉めたその足で空港に向かい

フランスへ行ってきました

 

別の用事で行っていたのですが

少しの時間だけマーケットへも行けたので

久々にフランス蚤の市からの買い付けを

 

IMG_6133.JPG

 

陶器の中に受話器の混じる安定のカオス

 

積まれたボウルの間から「カサカサ...」と音がするなと覗いたら、食べかけのビスケットが入っていたり

 

お腹空いたなぁと思っていたらおじさんがバナナをくれたり

 

小さな子が僕にあれを買ってよ!!とごねていたり

 

どこの国でも思いますが

人々の普段の暮らしが垣間見える場所は面白いですね

 

IMG_6240.JPG

 

割れないでおくれ!!と

祈る気持ちで運んできましたがどうにか皆無事でした

 

これからメンテナンスをしてお店に並べる準備をば

 

発売時期は改めてこちらでお知らせします

どうぞお楽しみに

 

それではまた来週!

 

プレスかとう

 

アレゴリーつれづれ comments(0) trackbacks(0)
レモンがあれば

IMG_5585.JPG

 

レモンはお好きですか?

 

私は割と好きです

レモンサワーは生絞りのがあると喜びます

 

湿気でもやんとした頭も

酸っぱい香りを嗅ぐと少しすっきりする

 

 

4FE257EA-EA64-42A2-86A2-C99C4B8D8075.JPG

夏は料理にも使う機会が増えます

 

はちみつに漬けておいたレモンを

ソーダで割って飲むのもいい

 

レモンに含まれるクエン酸は老廃物の排泄を促進し

新陳代謝を活発にしてくれると聞いて

 

いいですね

どんどん促進して下さって結構ですのでお願いします

 

ということで今日は

 

レモン好きの心をそっと掴んで離さない(かもしれない)アイテムを

 

IMG_5585.JPG

 

こちらのおしゃれパッケージ

テキサス州から来ました

 

何が入っているのかというと

 

IMG_5586.JPG

 

 

レモン的な色の何かが見える

 

 

じゃーん

 

IMG_5593.jpg

 

カットしたレモン専用のネット

Lemon wrap 

 

ガーゼ素材で出来た小さなシャワーキャップを想像して頂ければ

 

これがあれば

 

料理に紛れ込んだ種をうっかり噛んでしまい

「ちっ」となることもない

 

レモンサワーを飲んでいて

氷よりも先に口元へ届いてしまう種ともさよなら

 

絞るほどに出てくる種ともさよなら

 

さよならだけの人生です

あれなんか寂しい

 

さておき

 

レモン好きにはたまらない発想ではないかと

 

 

IMG_5592.jpg

※このネットを作っているRegency社HPより

 

見えるべき果肉が見えないだけでちょっとシュール

 

少し前に結婚式の余興で見たあれを思い出しました

ストッキング相撲...

 

ネットを被せるだけで面白さが出るのが共通点でしょうか

 

日々の暮らしに

少しの便利とシュールをお届けするこちら、734円

 

たまにはこんなニッチなアイテムもどうぞ

 

さて、先週ご紹介したMY DUTCH

 

ブログをアップした数分後に

「買います」と連絡をくれた方がいました

 

更新を画面の前で心待ちにしていた..

という訳ではなく

 

アレゴリーのWEBのあれこれをお手伝いしてくれている

WEBデザイナーのS氏でした

早速ブリューされた模様

 

IMG_5602.jpg

 

 

そんでもって、いい写真アップされてた

 

 

IMG_5595.PNG

 

 

美味しそうに撮って頂いた上に

 

IMG_5600.jpg

 

石田ゆり子さん頂きました

雑味なさの例えとして異議なし

 

S氏のお料理写真にも

見覚えのあるお皿をちらほら発見出来ますのでどうぞ

 

いかにも梅雨、な本日

 

セブンイレブンのレモン炭酸水を飲みつつの

 

梶井基次郎の「檸檬」の最後

爆弾に見立てたレモンを丸善にそっと置いてくるのを思い出しつつの

 

最後はただレモンと書きたいだけでした

 

それではまた来週!

プレスかとう

 

 

かとうのつれづれ comments(0) trackbacks(0)
父の友達

JUGEMテーマ:キッチン雑貨

IMG_5519.JPG

 

もう間もなく父の日

贈り物はもう決めましたか?

 

今日は隠し玉を出します

 

IMG_4817.JPG

この実験器具のようなもの

名前をMY DUTCH(マイダッチ)と言います

 

アメリカのクラウドファンディングサイトINDIGOGO

$87,987 の支援を集めて製品化された水出しコーヒーメーカー

 

近頃よく耳にする「コールドブリュー」

アイスコーヒーと何が違うの?というと

 

お湯で濃く淹れたコーヒーを

氷で薄めたのがアイスコーヒー

 

熱を加えず低温で

コーヒーの旨みだけを抽出したのがコールドブリュー

 

サイフォンで一滴づつ淹れる珈琲の冷たい版という感じでしょうか

 

IMG_4522.JPG

 

器具は上下で分解できる構造

シンプルでお手入れも簡単です

 

水とコーヒー粉に触れる部分にはフィルターが必要ですが

全てセットの中に含まれ、後から買い足すこともできます

 

中央に見えるステンレスのバスケットに挽いた豆を入れ

ガラスのビーカーのようなボトムにセット

 

バルブで水の点滴を調節できる上部に水を入れたら

あとはのんびり待つだけ

 

IMG_4816.JPG

一滴

 

また一滴と落ちる水滴

 

私が使っているのは350mlのものですが

300mlを抽出するのに3〜4時間ほどかかります

 

IMG_5243.JPG

 

ある日のブリュワー

 

AM8:00

朝日を浴びて抽出開始

 

 

IMG_5246.JPG

1.5時間後

 

AM9:30 

そろそろ出かけるけどまだ半分くらい

 

 

 

(結局抽出が終わる前に出かけた)

 

 

 

IMG_5249.JPG

帰宅したら出来てた

 

 

良い子は飲みたい時間からきちんと逆算して抽出を

 

 

初めてブリューを飲んだ時

 

「ざ、雑味が少ない!」

 

「ク、ク、クリアなお味!!」と

 

ビールCMっぽい感想を覚えたのですが

 

コーヒービギナーの私にもわかるその違いなのでありました

 

IMG_4892.JPG

 

抽出されたコーヒーを受けるビーカーはガラス製で

そのまま冷蔵庫で保管しておくこともできます

 

熱を加えていない為

酸化する速度も緩やかで風味が長持ちするのも水出しの良い所

 

豆の量を調節して濃いめに作っておき

 

IMG_5300.JPG

ミルクや豆乳に加えてラテにしたり

 

巷で噂のコーヒートニック(トニック割)とか

アイスクリームにかけてアフォガードとか

 

色々楽しむこともできます

 

IMG_5302.jpg

 

(なぜ急に写真が縦になったのか)

 

 

まるで実験しているような気分で

楽しくコーヒーの準備ができます

 

コンビニに行けば簡単に安く美味しいコーヒーを飲める昨今

 

逆行するようなスローな物があってもいいじゃないか

と開発者が言ったかは知りませんが


 

 

 

なんとなく見ていると楽しい気分になりませんか?

 

全ての人の心に響くものではないかもしれませんが

私はけっこう気に入っています

 

コーヒー好きな方へのちょっと変化球な贈り物や

いつもと違う父の日ギフトに

 

水出しに使用する豆は

深煎りのフレンチローストも良かったですが

いわゆるシングルオリジンの酸味のある豆でもすっきり美味しかったです

 

夏に向けて色々なタイプを試していこうかなと思案中

 

ビール派の父上には

 

IMG_5523.JPG

 

 

ダイナミックかつアメリカンなジョッキとか

 

 

 

IMG_5525.JPG

 

桐箱入りの純銅タンブラー(燕三条製)などもあります

 

なんとなく

飲み物しばりにての2018父の日レコメンド

 

とはいえ父の日関係なく

家で美味しいコーヒーを求むすべての方へお薦めしたい

 

MYDUTCHは代官山店のみでのお取り扱いですが

お時間を頂ければ川崎店でもご用意出来ます

 

帰ったら朝にセットしたコーヒーが出来ているはず

 

(今日も出発に間に合わなかった)

 

飲みながらのんびりしたいと思います

 

それではまた来週!

 

プレスかとう

 

商品 時々レシピ comments(0) trackbacks(0)
土鍋で作る簡単レシピ/瓶のザワークラウトでシュークルート

IMG_4530.JPG

 

ザワークラウトでシュークルート

 

W杯も間近ですし、C.ロナウドのスーパーシュートについても書きたいことはあるのですが

 

食品名と料理名です

 

今日は土鍋で作る簡単なレシピ

先週ちらっと予告していたやつ

 

これまでも耐熱陶器レシピをたまに載せていましたが

 

土鍋レシピではよりダイナミックに

どっさり作ってわいわい食べるようなものを紹介できれば

 

IMG_4533.JPG

 

ザワークラウトとは

 

ドイツのサッカー選手の名前だよ、と

嘘を教えられてもそのまま信じそうですが

アメリカンなホットドックに入っていたりする

あの酸っぱいキャベツのことです

 

塩で漬けたキャベツが乳酸発酵することで

独特の酸味が出て長期保存も可能になる発酵食

 

西洋風のお漬物のようなものでしょうか

 

そのザワークラウトを1瓶まるごと入れて

酸味と塩気でお酒が進んでしまう煮込み料理を作ります

 

用意するものは

IMG_4526.JPG

 

野菜

 

人参、じゃがいも、にんにく

 

皮を剥き、ごろごろサイズにカット

にんにく1かけは乱切り

 

もちろんピーラーはあれを推奨

 

IMG_4527.JPG

 

お肉

 

今回は上から

ベーコン、ソーセージ、肩ロース

 

少なくても2種類以上のお肉が入った方が楽しい

 

肩ロースはできればブロック状の物にして

ごつごつした小さなげんこつ大にカット

 

塩を擦り込みローリエ一枚と共に一晩寝かせておく

 

IMG_4530.JPG

 

件のザワークラウト1瓶

私はオオゼキで398円で入手しました

 

土鍋に薄く油をひき

ニンニクを香りが出るまで炒めたらまず肩ロースイン

 

IMG_4528.JPG

 

全体に白っぽくなってきたら

ベーコンもダイブ

 

IMG_4531.JPG

 

この土鍋、我が家に来てからは主に

炊飯やスープに使われていたのですが

 

急にこんなに大量の肉を入れられて、戸惑ってはいないだろうか

 

土鍋の気持ちを慮りつつ

ソーセージもイン

 

IMG_4532.JPG

 

この時点ですでにお肉美味しかったのですが(つまんだ)

 

 

我慢して野菜とザワークラウト(瓶ごと、汁まで)も入れます

ローリエも1枚


水をひたひたに注ぐ

 

IMG_4537.JPG

 

後はおいしくなぁれ、と気持ちだけ残して

弱火で煮込むこと暫し

 

読書でもしていましょう

 

30分もしたら蓋を開けてみて下さい

 

IMG_4534.JPG

 

あ、ローリエ2枚入ってました

そのへんお好みでどうぞ

 

味見してみて、濃いめが好きな方は塩を足して下さい

 

レシピによってはブイヨンいれていたり

ハーブ数種入れていたりするのですが

 

私はザワークラウトの酸味と

漬けこんだ豚からの塩気で充分でした

 

食べる前には黒胡椒をしっかり振って

マスタードもたっぷり

 

7C7FB5FE-C44A-44EA-B6AD-4373AD159D56.JPG

 

フランスのお土産に頂いたマイユのマスタードがあったので

気分だけはアルザスにいる気持ちで食べました

 

気持ち大事

 

IMG_4629.JPG

 

くたくたのキャベツをこんもり盛って

野菜もお肉もたっぷり

 

キリッと冷やした白ワインと合わせると

酸味と塩気でどんどん食べられます

 

生で食べるザワークラウトと比べれば

酸味の角が取れるというか、ややマイルドな酸っぱさ

 

酸味が中和してくれるから

お肉が沢山でもそこまで重たくはならないんですね

 

あとは酢の酸味ではなく

乳酸というのもポイントで

 

植物性乳酸菌は生きたまま腸に届く!

という話はよく耳にするのですが

この辺もやはり日本のお漬物に似ていますね

白菜の漬けたのなんてまさに乳酸

 

アルザス地方の家庭では古くから

刻んだキャベツに塩をして木の桶で発酵させていたそうで

やはりお漬物なんだなぁと

 

冷蔵庫のなかった頃に

少しでも長く食べ物を保管する為の知恵

 

郷土料理、伝統料理と呼ばれるその多くに

このような工夫やテクニックが含まれているのが興味深いです

 

関東地方も梅雨入りしたそうで

 

酸味の効いた味は

じめじめした季節にもおすすめですよ

 

それではまた来週!

の前にちょっとお知らせ

 

給食(と呼ばれる社員の皆さんのお昼ごはん)の器などをお使いいただいている

 

ほぼ日さんが

 

明日から5日間

恵比寿ガーデンプレイスにて

 

せいかつのたのしみ展というイベントを開催されます

 

友人の個人的なお手伝いで

私も金曜と土曜は会場にいる予定だったりします

 

代官山店からはお散歩圏内ですので

ぜひお買い物のはしごをどうぞ

 

うっかり会場でお会いできたら

ガーデンプレイスで僕と握手!で

 

それではまた来週!

 

プレスかとう

 

商品 時々レシピ comments(0) trackbacks(0)
| 1/1 |